長靴なのに靴下が濡れるのはなぜ?長靴の正しい選び方

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「あめあめ ふれふれ かあさんが

じゃのめで おむかい うれしいな

ピッチピッチ チャップチャップ

ランランラン♪」

この歌詞を聞いて、「長靴を掃いた女の子が水たまりをスキップではしゃいでいる姿」が浮かんできませんか?

最近だと、

「カッパをレインコート」
「長靴をレインブーツ」

と呼ばれていますよね。

まぁ、その方がカッコイイですしね。

ちなみに長靴は「ながぐつ」じゃなくて「ちょうか」と読むんだそうですよ。

この長靴ですが、雨の日に掃いている人がほとんどですよね。

そして、雨の中から帰って来てから「靴下は濡れて気持ち悪い」なんてことになっていませんか?

靴下が濡れてしまうと、足の指にくっついてすごく気持ち悪いんですよね。

そんなとき「長靴に穴でも開いてる?」とか「雨が激しかったから、すき間から雨が入り込んでしまったからかなぁ」なんて、思ってるんじゃないでしょうか?

でも、これって実は、多くの場合が「あなたに合った長靴の選び方」を間違っていることが原因なんです。

  

雨の日に長靴を掃いているのに靴下が濡れる理由

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濡れないための長靴なはずなのに、掃いている人達の多くがやっちゃっていることがあるんです。

それが「一回り大きなサイズを履いている」です!

長靴は、あえて「少し大きめのちょっとぶかぶかする程度のサイズ感」で掃くのが、実はちょうどいいんです。

特に、ふくらはぎ部分には、余裕のあるサイズ選びをしているんじゃないでしょうか?

確かにそうすることで、ふくらはぎ部分から湿気が抜けやすくなり、通気性を保つことができるんですよね。

でも…そう!この通気口から雨水が入ってくるんです。

長靴のジメジメ臭い or 靴下が濡れる どちらを優先するか?

でも通気を良くしないと湿気で臭くなっちゃいますし、長靴の臭い取りはありますけど、なかなか面倒ですよね。

多くの人が靴下が濡れることより、長靴内の湿気を優先しているということになります。

ですので、もうちょっと値の張る高価なレインブーツを買うなりしないと、通気性と靴下の濡れは改善できないんですよね。


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長靴の寿命はどれくらい?買い替えどきを見極めるポイント

長靴の寿命は、一般的に1~2年とされています。

年に数回しか履かない長靴なのに、寿命は意外と短いですね。

長靴は正しいお手入れをして保管している人は少なく、ダメになったら買い替える方が多いです。

では、買い替えどきは、長靴がどんな状態になったときなのでしょうか。

長靴の買い替えどき①長靴のゴムが劣化

ゴムがひび割れるとそこから水が侵入してくるので、長靴としての機能を果たすことができなくなります。

これでは、雨の時に履いてもすぐに靴下がびしょびしょになってしまいますね。

長靴を濡れたまま放置したり、擦り傷ができてしまうとそこからひび割れが起こってしまうこともあるようです。

靴箱の奥にしまっていても、年に数回しか使わなくても、ゴムでできた長靴は劣化してしまいます。

安価な長靴は合成ゴムが使われていて、劣化しやすいです。

ですが、高級な長靴に使われている天然ゴムも、寿命は1~2年。

長靴の買い替えどき②長靴に白い汚れが付いていた

長靴は久しぶりに出してみると、気づかないうちに白く汚れてしまっていたりもします。

黒い長靴だとかなり目立ってしまいますね。

この白い粉はカビではなく、ゴムの特性なのです。

この汚れは、ケア剤を使うときれいに取ることもできるのですが、そこまでしたくないという方は買い替えを考えてもよいでしょう。

長靴の買い替えどき③長靴の臭いが取れなくなった

長靴を濡れたまま放置しておくと、雑菌でにおいが強くなります。

臭いが取れていない長靴は履きたくなくなってしまいますね。

長靴が臭くならないように使用後にケアをしたり、臭くなってからでも臭いを取る方法はあります。

ですが、なかなか手が回らないという方は臭いが取れなくなると買い替える方もいますよ。

このように、ひび割れ、汚れ、臭いが気になる状態になると買い替え時だといえます。

ただ、正しいメンテナンスと正しい使い方をしていれば、3~4年以上履くことも可能になります。

ゴム製品用のケア剤でお手入れをしっかりしていると、ゴムのひび割れや白い汚れを出にくくすることは可能ですよ。

臭いのケアも、使用後にしっかり行っていればすぐに臭くなってしまうことは防げます。

せっかくお気に入りの長靴を使うのであれば、お手入れをしながらできるだけ長く使いたいですね。

長靴には実はたくさんの種類がある

長靴、つまりレインブーツですが、女性にとってはもはやオシャレコーデとされています。それは

  • ロング丈
  • ミディアム
  • ショート
と、三つの長靴の種類があるということ。

でもこの3つの種類のレインブーツには、オシャレコーデとしてだけではなく、長靴としての機能の違いもあるんです。

では、あなたの求める、あなたにピッタリの長靴を選ぶために、それぞれの種類の特徴をご紹介していきますね。

ロング丈のレインブーツのメリット

  • 長いから雨がめったに入ってこない(濡れにくい)
  • 『ブーツ』ってかんじですごくかわいい
  • 冬はぬくぬく温かい

長いので、きちんと防水されていれば雨も雪もへっちゃら!

上の部分(履き口)から雨が入ってくるってこともあまりない(雨も風も強いとさすがにキツイ)。

短いとその分ふくらはぎとか濡れやすくなりますので、防御力を重視するならばロングが一番です!

ロング丈のレインブーツのデメリット

  • 低身長だとひざ裏に当たり動きづらい
  • 実はけっこう重い
  • 夏は暑くて蒸れやすい
  • しまえない靴箱がある
  • 脱ぎにくい
車の運転もしにくい自転車もこぎにくい。さらには歩くのすらしんどいです。

そして、これがまた結構重い。歩き始めて最初は気になりませんが、長時間歩いているとだんだん疲れてきます。走るのは、もはや「修行中かっ」て言うくらいです。

あと、これはまぁ想像しやすいですが、靴箱によってはロング丈入りません。ただ、高身長の人が掃けば、抜群に美しく見えそうですね。

ミディアムのレインブーツのメリット

  • それなりに雨や積もった雪からも守られる
  • 足に当たらずにすむ
  • 脱ぎ履きが(ロングに比べると)容易
  • 動きやすい(ロングに比べると)
  • 『レインブーツ』ってかんじでかわいい
ロング丈から、長いことでのデメリットを抜いたかんじのメリットですね。

ある程度守られ、ある程度動きやすく、細身なブーツでなければある程度脱ぎ履きしやすい。

見た目も長さがある程度あるので、『レインブーツ』って雰囲気の可愛さがあります。

ミディアムのレインブーツのデメリット

  • 靴箱によっては入らない(ロング丈と同じ)
  • 細身デザインだと、脱ぎ履きに少し時間がかかる
細身だとちょっと脱ぎ履きに時間がかかることと、靴箱にしまえない場合があるのはロングと同じです。

ミディアムの良さを簡単に言うと、小学生とかのとき履いていたツルッとシンプルな長靴ですね。

あれがいいかんじにゆとりがあって、履きやすく脱ぎやすく滑りにくく、素足でも履けて、軽くて、最強になった感じ。オシャレさはないけど。

ショートのレインブーツのメリット

  • 脱ぎ履きしやすい、軽い
  • だいたいの靴箱に入る
  • 雨に備えて(降ってなくても)気軽に履ける

軽くて脱ぐのも履くのも簡単で、圧倒的に履きやすいのがショートの売りですね。

自宅はもちろんですが、外出先のだいたいの靴箱にしまうことが可能です。

あと、丈が長いと長いだけ、雨降ってない時に履いていると違和感のある見た目になると思いますよね。

でもショートだと「これから雨降るかも(降らないかも)」って時でも、あまり気にせず履いて行けますよね。

見た目の「雨に備えてる感」が少ないのもポイントです。

ショートのレインブーツのデメリット

  • 強い雨だとちょっと入ってくる
  • 雪が積もっているともはや履いている意味がない
  • 脱げやすい(泥のなかに突撃した場合)

防御力については、ロング丈などには圧倒的に負けてしまいます。だって短いもん…。

しかし、それほど雨は入ってこないです。靴下はほんのり濡れただけで。

擁護しようがないのは、冬の雪!丈よりも雪の方が高さがある状態になります。

なので、雪の多い地方の方が雪の日も履きたいな~っていうのはやめておいた方がいいですね。

普段の雨の日にはすごく使いやすい分、雪の日はお手上げといった感じ。

あと、レインブーツの細さによるかもですが、ゆったりしたやつだと脱げやすいです

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長靴なのに靴下が濡れて気持ち悪いまとめ

ご紹介してきたように、長靴(レインブーツ)と一言で言っても、種類がたくさんあります。

それぞれの特徴を理解して、自分に合ったものをチョイスすることで、雨の日を快適に楽しく過ごしましょうね。