インフルエンザの過ごし方!家庭内での二次感染を防ぐ5つのポイント

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子供が保育所や幼稚園に行きはじめると、ずっとお家にいたときと違っていろんな病気をもらって帰ってきますよね。

普通に風邪をひくくらいならまだいいんですけど、11月から2月くらいの期間は毎年流行する『インフルエンザ』。

かかってしまうとしばらくお休みしないといけないし、家族にうつってしまうと、学校やお仕事とかもしばらくお休みしなくちゃいけなくなっちゃいますもんね。

うがいや手洗いを徹底して、マスクをつけてなど予防を徹底すれば、ある程度は予防もできるけども『完全に』というわけにはいきません。

特に通っている保育園とか幼稚園でインフルエンザがはたりはじめると、いくら予防接種をしているからといってもうつる時にはうつってしまいます。

我が家でも去年は保育園に通う娘に、徹底して手洗いとうがいをさせていましたけど、結局インフルエンザにかかってしまいましたからね(><)

そこで今回は、子供がインフルエンザにかかってしまったときの二次感染予防について

  • はやく良くなるためのお家での過ごし方
  • 家族に二次感染しないための子供への接し方
  • インフルエンザがはやく良くんるための必要な栄養の取り方
っていうことについて、詳しく見ていきましょう!

これらに気をつけるだけで、治り方や二次感染を防ぐ効果が全然違ってきますよ。

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子供がインフルエンザにかかったときのお家での過ごしかた

子供がインフルエンザに感染してしまうと、平成24年度の法改正で『熱が下がって2日間』に加えて『発症後(熱が出はじめてから)5日間』は、保育園や幼稚園もお休みしないといけないようになりました。

なので、最低でも発症してから5日間はお家で過ごす必要があるんですね。

インフルエンザの場合、普通の風邪とは違って38度を超える高熱がでてしまうことが多いです。

時には40度を越えることもあるので、苦しそうにしている子供を少しでも早く元気にしてあげたいと思いますもんね。

子供がインフルエンザにかかってしまったときの、お家での過ごし方のポイントは『自己免疫力を最大限に発揮できるようにしてあげる』ことです。

★子供の自己免疫力を高めてあげるためのポイント
  • ゆっくりと休ませて、睡眠をしっかりととらせる
  • お部屋の温度と湿度を最適に保ってあげる(室温は20から25度、湿度は50から60%)
  • からだに負担がかからない消化のよい食事をとる
  • 水分補給をこまめにする
  • 可能なときは、定期的にうがいをする
  • お風呂は入らずに、汗をかいて気持ち悪いときにはタオルで体を拭くようにする
  • できるだけ、解熱時は使わない

要はゆっくりと休んで、お部屋をインフルエンザ・ウイルスが活動しにくい環境に保ってあげることです。

インフルエンザにかかって高熱がでるのは、体が熱によって体の免疫力を高めることで、ウイルスを撃退しようとしています。

なので、解熱剤を使って少しでもキツさを楽にしてあげたい気持ちはわかりますが、解熱剤はできるだけ使わない方が、結果早く良くなってくれますよ。

子供がインフルエンザにかかったときの接し方 5つのポイント

子供がインフルエンザにかかってお家で看病するときに気になるのが『家庭内での二次感染』ですよね。

兄弟がいる場合にはうつってしまうと、学校を休まないといけなくなりますよね。

それに、お父さんやお母さんにうつってしまうと、お仕事を休まないといけなくなったり、「看病を誰がするの?」と大変なことになってしまいますもんね。

インフルエンザの場合、発症前にも感染することはありますが、発症後の感染期間は『熱が出はじめてから5から7日』と言われています。

特に感染力が強い期間が発症後3日くらいまでなんですね。

それまでの間、しっかりと守るべき予防方法について、見ていきましょう!

1.基本となる方法
感染経路は飛沫感染が主なものになるので、いちばん有効なのが
  • マスクをする
  • 手洗いをする
  • うがいをする
を家族全員が徹底するというものです。

一番シンプルな方法ですけど、実はこれが一番効果的な防御方法なんですよね。

我が家でもこの3つを徹底してやったからなのか、去年は娘のインフルエンザの二次感染は一人もありませんでしたよ。

2.感染した子供にもマスク
可能であれば、インフルエンザにかかっているお子さんにもマスクをしておいた方がいいです。

のどに炎症が起きると、どうしても咳(せき)がでてしまうので看病しているときにうつってしまうのを防ぐことができますよ。

3.栄養と休養をしっかりととる
インフルエンザのウイルスに感染しても、みんなが発症するわけじゃありません。

バランスのよい食事で栄養をしっかりと取って、夜は睡眠を十分にとるようにしましょう。

特に睡眠不足は、体の免疫力が落ちてしまうので要注意ですよ。

4.お部屋の湿度を保つ
インフルエンザが流行する季節は、お部屋の空気も乾燥してしまいがちです。

インフルエンザ・ウイルスは高湿度に弱いので加湿器があれば、お部屋の湿度を50から60%に保つようにしておくと効果的ですね。

また、加湿器がないときには、洗濯物や濡れタオルを干したり、霧吹き器を使ったりしても効果的ですよ。

我が家では、この季節には常に『水の入った霧吹き器』が置いてありますよ。

5.喚起を十分にする
寒いからと締めきった状態では、お家の中にインフルエンザ・ウイルスがうようよと漂っています。

定期的に空気の入れ替えをするように気をつけましょうね。

できるだけ、ウイルスの活動しにくい環境を整えて、感染しても発症しないように体調を整えて『体にウイルスのつけ入る隙を与えない』ことが大切です。[/su_box]


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インフルエンザが早く良くなるための必要な栄養の取り方

インフルエンザにかかって高熱がでると、食欲もなくなってしまいますよね。

そんなときにお勧めなのが『梅干しのおかゆ』です。

病気をしたときの食事の定番ですが、実はこれがインフルエンザの時の食事に最適なんですよね。

なんで『梅干しのおかゆ』が最適なの?

まず、インフルエンザにかかってしまうと胃腸も弱っているから、消化の良いものを食べるようにする必要がありますよね。

『おかゆ』はごはんを柔らかく煮込んであるので、消化がいいですし、体を温めてくれるので免疫力アップ効果が期待できます。

そして『梅干し』です。

実はこの梅干しには『抗菌作用』や『疲労回復』の効果がある『クエン酸』が豊富に含まれているんです。

さらには、梅干しにはインフルエンザ・ウイルスの増殖を抑えて、しかも感染力を弱めてくれるんです。

梅干しの入ったおかゆは、まさにインフルエンザにかかった時の為にある食べ物ですよね。

日本では昔から『風邪をひいたら『梅干がゆ』を食べていましたが、昔の人の生活の知恵ってすごいですよね。

それが、現代科学でどんどん実証されていますもんね。

この他にも、ヨーグルトやゼリーは子供も大好きですし喉越しいいので、するっと食べやすくてお勧めです。

どうしても食べれないのを無理して食べる必要はないですが、水分は少しずつでもいいでので少し無理をしてでも取るようにしましょう。

家庭内での二次感染を防ぐ!のまとめ

子供がインフルエンザにかかってしまったときの、お家での過ごし方についてお伝えしてきましたが、実は熱が下がったあとも注意が必要なんですよね。

小さな体の力を振り絞ってインフルエンザ・ウイルスを撃退したあとの体は、消耗してしまっていて免疫力もかなり弱くなってしまってます。

せっかく良くなったのに、前回かかったのがA型で、保育園に行ったら今度はB型に感染してしまったとか、風邪をひいてしまったとかいうことにも気をつけないといけません。

免疫力を回復してくれるには『亜鉛』が効果的です。

牛肉とかチーズに多く含まれるので、積極的にとって体力と免疫力を早く回復してあげられるようにしてあげましょうね。

我が家でも風邪を引いたりした後は、積極的に料理に使うようにしてますよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。