小さな子供がかかることが多い『アデノウイルス』。幼稚園とか保育園に通い始めると、子供が感染しちゃって、初めてその病名を耳にす方も多いんじゃないでしょうか?(アデノウイルスの詳しいことはこちらの『アデノウイルスの症状と感染力 保育所で感染した時どうすればいい?』に書いてます)

しかもアデノウイルスって風邪とは違って、ものすごく感染力が強いっていうことを知らない人も多いんですよね。なので二次感染の危険性がとっても高い病気なんです。

そして保育園に通ってるうちの6歳になる娘も、さっそくその洗礼をうけちゃいました。

この記事でお伝えしたいこと
  • アデノウイルスの治療ってどんな治療をするの?
  • アデノウイルスにかかったら、いつまで休ませなきゃダメなの?
  • アデノウイルスの怖い二次感染を防ぐにはどうしたらいい?

っていうことについて、お伝えしていきますね。

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アデノウイルスにかかったらどんな治療をするの?

アデノウイルスには自己免疫力での治療しかない

残念だけど、アデノウイルスに効くワクチンとか抗生剤って、今のところまだないんですね。なので、アデノウイルスに感染してしまったら、『自己免疫力で自然に良くなるのを待つ』っていう治療方法になるんです。

特に、まだ免疫力が出来上がってない子供や、免疫力が弱っているお年寄りの場合、重症化しやすいので注意が必要なんです。

症状がつらいときには対処療法

まず、アデノウイルスに感染してしまったときの主な症状には、次のようなものがあります。

アデノウイルスの主な症状
  • 高熱
    38度から40度くらいの高熱が出て、それが4~5日も続きます。うちの場合も病院に連れていった時には40度を超えてて、かなり辛そうでした。
  • 結膜炎
    目の充血や目ヤニが出て目の周りが腫れたりします。両目が一緒に症状が出ちゃうことが多く、ひどい時には朝とか目ヤニで目が開かないことも。
  • 喉の腫れ
    喉の痛みや腫れの症状が出て、扁桃の部分に白いポツポツができます。
  • 嘔吐下痢
    嘔吐とか下痢の症状が出てしまうことも。水分補給がとっても大切になります。

これらの症状が出た時は、熱が高くてしんどい時には『解熱剤』、目ヤニがひどい時には『点眼薬』、下痢がつらい時には『下痢止め』っていうような、対処療法が中心になっていきます。

アデノウイルスに感染したら気を付けたい症状の重篤化

免疫力が弱い子供やお年寄りがアデノウイルスに感染してしまった時に、気をつけなきゃいけないのが症状の重篤化。

重篤(じゅうとうか)って何?
普段は使うことがないんだけど、病院に行くと先生から良く聞く『重篤』って言葉。どういう意味なんでしょうかね?

この重篤っていう意味は『症状が非常に重いこと』っていう意味なんですね。

よく『重篤化』(症状が重くなってしまう)とか『重篤な症状』(非常に重く,生命に危険が及ぶ症状)、『重篤な副作用』(とても重い副作用)っていう感じで使われますよね。

何となく『思い症状なんだろうなぁ』とは感じることはできるけど、できれば専門用語は使わずに、普段使うような言葉でわかりやすく伝えてほしいですよね。

この重篤化で気をつけないといけない症状には次の2つがあげられます。

  • 肺炎
  • 嘔吐下痢
  • [/su_list] 嘔吐下痢がひどくなると、脱水症状が進んでしまい体力が奪われてしまします。そうすると当然、アデノウイルスが良くなるのにも時間がかかちゃいますし、免疫力も弱ってしまって別の病気にも感染してしまう恐れも強くなってしまいます。

    それに肺炎になってしまうと入院しなきゃいけなくなってしまったり、最悪の場合は死亡の恐れもあるので(現在、肺炎は日本人の死亡原因の第4位)、肺炎=風邪の延長なんていう風に軽く考えずに、症状に変化がある時には早めに病院へ行って観てもらうことが大切です。

    アデノウイルスはどれくらいで良くなるの?

    アデノウイルスは症状によって完治期間はさまざま

    アデノウイルスには現在、51種類あるのがわかってます。その種類によって症状もさまざまで、例えば8型、19型、37型だと結膜炎の症状、3型、7型だと肺炎っていう感じです。

    その症状によって、症状が良くなるまでの期間に違いはあるけれど、良くある症状の熱や喉の痛みだと5日前後、結膜炎だと10日前後もかかってしまいます。


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    強力な観戦力のアデノウイルス 二次感染を防ぐには?

    アデノウイルスに感染したら幼稚園はお休みしないといけないの?

    アデノウイルスは、文部科学省が学校伝染病の第2種に指定している病気なので、感染してしまったら幼稚園や保育園、学校をお休みしなくてはいけません。

    学校伝染病第2種って?
    飛沫感染によって子供がかかりやすくて、幼稚園とか学校内で流行する可能性が高い伝染病が文部科学省によって指定されています。

    学校伝染病第2種に指定されてる病気には次のものがあります。

    • インフルエンザ
    • 百日咳
    • 麻しん(はしか)
    • 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
    • 風しん
    • 水疱瘡(みずぼうそう)
    • 咽頭結膜熱(プール熱)
    • 結核
    • 髄膜炎菌性髄膜炎(ずいまくえんきんせいずいまくえん)
    これらの病気に感染したら、学校保険安全法第19条によって病気によって定められてる所定の日数は、校長先生の権限で幼稚園や保育園、学校をお休みさせることができるようになっています。

    要は、飛沫感染とか接触感染で簡単にうつってしまって感染力も強いから、集団の中に感染者が出席してしまうと二次感染によって大量感染してしまう恐れがあるから、それを防ぐための対策っていう事で定められているんですね。

    ちなみに、学校伝染病第一種には『エボラ出血熱』とか『ペスト』っていう、聞いただけでも『やばい』って感じの病気が名を連ねています。

    アデノウイルスの場合は、症状が良くなるまでの期間が長い(5日から10日くらい)のと、症状が治まってから(熱が下がったり、目の充血が治まったり)2日はお休みしないといけないので、共働きの家庭とかの場合、とっても大変です。

    アデノウイルスの家庭内での二次感染

    アデノウイルスって診断されたら、症状が良くなって2日後まではお家で安静にしてないといけませんよね。そんな時に気を付けたいのが、看病してる大人や、一緒に暮らしている家族への二次感染です。あと、家族にお年寄りや受験生がいるときには、二次感染しないように気をつかいますよね。

    アデノウイルスは、インフルエンザと同じように『飛沫感染』が主な感染ルートになるから、まず徹底したいのが

    • 手洗い
    • うがい
    二次感染を防ぐには、これが基本です。手洗いを正しい方法できちんとするだけで、かなりの予防効果が期待できるんです。

    あとは、看病している時とか、会話してるときの飛沫感染を防ぐのに有効なのがマスクです。小さな子供だと、息苦しいから嫌がってなかなかマスクをしてくれないこともあるけど、できればマスクをした方が飛沫感染のリスクが断然下がります。子供用のキャラクター・デザインのかわいいマスクを準備しておくと、意外とすんなりマスクをしてくれちゃったりしますよ。(うちの子が単純なだけ?かもですが・・・)

    赤ちゃんのオムツ替えにも要注意
    まだオムツをしている赤ちゃんや小さな子供がアデノウイルスに感染してしまった時に気を付けたいのが、『オムツ替え』なんですね。

    実は感染者の便にアデノウイルスが含まれてるんです。なので、おむつ替えの後はしっかりと手洗いするようにしましょう。

    アデノウイルスに感染した赤ちゃんの便にウイルスが含まれるってことは、オムツをしてない子供とか大人が感染してる場合でも、便にウイルスが含まれるってことですよね。

    なので、私は娘がアデノウイルスに感染した時には、トイレの便器掃除をマメにするように心がけてました。

    アデノウイルスの症状が無くなっても要注意

    アデノウイルスは潜伏期間も2週間くらいと長くて、症状が治まった後でも、発症してから2週間は二次感染のおそれがある病気なんですね。なので熱が下がったからといって、マスクもせずに幼稚園とかの集団に入っていってしまうと、ウイルスをまき散らしてしまって、二次感染の感染源になってしまうこともよくあるんです。

    なので、症状が良くなって登園・登校するときでも、しばらくの間はマスクをして、ウイルスをまき散らさないように気をつけましょうね。

    それに、アデノウイルスには51種類もの型があるので、今かかってる病気がよくなったからといっても、しばらくは体力が回復していなくって免疫力も低下したままの状態なので、またすぐに別の型のアデノウイルスに感染してしまうなんてこともよくある病気なので、手洗いとうがいはキチンとして、再感染しないように気を付けましょう。

    さいごに

    子供が感染することが多いアデノウイルス。学校伝染病第2種に指定されてる病気で、登園・登校できないから、お家での治療になりますよね。

    このウイルスはこどもだけじゃなく、大人にも感染する病気なので、看病してる親や家族に二次感染してしまって、気がついたら『家族みんなが感染してしまってた』なんてことに、ならないように気をつけましょうね。

    最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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