温かい季節になってくると、畑の作物もスクスクと大きくなり、お世話が大変になってきます。
そのお世話も「美味しい野菜たちを育てるため!」と思えば苦になりませんが、暑い時期はやっぱり熱中症の危険と隣り合わせです。
そこで今回は、畑仕事を楽しむために、熱中症の危険から身を守る方法について、詳しく見ていきたいと思います。
土いじりの好きな私が、独自で行っている対策法についてもお伝えしますね。
熱中症の症状ってどういうものがあるの?
熱中症になると、どんな症状が起こるのでしょうか?
まずは、そこをしっかりと知っておくことが大切です。
- めまい
- 筋肉痛やけいれん
- 吐き気や体のだるさ
- 汗のかきかたが普段と違う
- 体が熱い
- 歩くことができない
- トイレの回数が少なすぎる
畑仕事中に熱中症になったときの応急処置
めまいやけいれん、吐き気を感じたら初期の熱中症です。体を楽にして水分補給をしながら、涼しいところで休みましょう。
服のボタンをはずしたり、ベルトを緩めることも大切な処置です。まずはこの処置が基本的な処置となります。
体に熱がこもってしまっている場合
体が熱いのに汗が少ない、玉のような汗が噴出してくる、といった普段とは違う汗のかきかたをしているときも要注意です。
体の熱が汗になって放射できていなかったり、体に必要なものまで汗として出ていて、体の機能が異常になっています。
そんなときには、濡れタオルで体を拭いて、体の熱を逃がしてあげましょう。濡れタオルで体を拭いてあげると、気化熱で肌の表面温度を下げる効果がありますよ。
体を冷やすときのポイント
首すじやわきの下、足の付け根などを氷枕や保冷剤をあてて体温を下げるようにしましょう。
氷枕や保冷剤がない場合は、冷たいペットボトルでもいいですよ。
トイレの回数が普段より極端に少ない場合
長時間トイレに行っていない場合も、注意が必要です。
体の水分がずいぶん減っていることが考えられますので、すぐに水分補給しましょう。
熱中症の症状が重症の場合
歩くことができなかったり、自分で水分補給ができない場合は、熱中症の症状として重症と疑われます。
この場合は躊躇(ちゅうちょ)せずに救急車を呼んだりして、すぐに病院へ行くことが大切になってきます。救急車を待っている間や病院に行っている途中も、体を冷やしてあげることを続けていてくださいね。
熱中症にならないために自分でできること
熱中症にならないために、自分でできる対策があります。

炎天下での作業は、できるだけ涼しいうちに終わらせてしまうように心がけましょう。
休憩の時には水分補給を忘れずに!のどが渇いていなくても必ずです。
帽子の中でも「麦わら帽子」は、風も通すのでおすすめですよ。
塩アメなどをなめながら作業をするのもおすすめですよ。
クーラーボックスの中に濡れタオルを入れておくと、ひんやりタオルで汗拭きのときに気持ちいいですよ
私が独自で行っている熱中症対策
以前職場で、中程度の熱中症を起こしてしまったことがあり、翌日点滴治療を受けた経験から、私独自の予防法を行っています。

ひんやりしていて気持ちがいいです。
出かけるときに、ペットボトルの残り半分に麦茶を注ぎます。だんだん塩分が溶けてきて、塩分入りの麦茶になりますよ。塩分とクエン酸が含まれるので、水筒ではサビの原因になる事があるので、私はペッとボトルの使用をおすすめします。
梅好きの私ならではの方法なのですが、食塩を麦茶に溶かすよりは、梅干の酸味も加わって飲みやすくなりますよ。興味があればお試しください。
■夏バテ効果抜群の梅シロップの作り方!短時間で作る裏技と失敗しないコツを伝授!
こちらの記事には、私も愛用していて毎年作っている夏バテや熱中症に効果抜群な「梅シロップ」の作り方を開設してますので、ぜひ参考にされてみてくださいね!
畑仕事での熱中症対策!のまとめ
畑仕事のときの熱中症対策について、お伝えしました。
「体の調子がおかしいな?」と思ったら、まずはすぐに休みましょう。そして、水分と塩分補給は大切です。十分な休憩をとりながら、畑仕事を楽しんでくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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