毎年、2月から5月くらいにかけて、いろんな花粉による『花粉症』が猛威をふるってますよね。
去年までは花粉症じゃなかったって人も、今年から鼻がムズムズ、くしゃみが連発なんて風に、突然やってくる花粉症の魔の手。
そんな花粉症も、ここ最近では、発症の低年齢化が進んでて、以前では発症することがないって言われてた0歳の赤ちゃんにまで、その『魔の手』が及んでるんです。
うちの娘も、5歳にして『花粉症の魔の手』にかかってしまいましたが、3歳の息子は今のところ何とか無事のようです。
そこで今回は、そんな「いつから発症してしまうかわからない花粉症」の
- 花粉症にならない為に、幼児のうちからできる効果的な予防法ってあるの?
- 花粉症と食生活の重要性
- 花粉症に負けない体質改善ってどうすればいい?
花粉症にならない為に幼児の頃からできる予防って?
そんな、毎年同じ時期にやってきて、何か月にもわたって、超憂鬱な気持ちにさせられる花粉症。
周りからみても、くしゃみ連発で『たいへんそうだなぁ』って思うけど、実際になった人じゃなきゃ本当の辛さはわかりません。
でも、誰もができればなりたくないですよね。
それが、大切な我が子ならなおさら。
鼻水を拭きすぎて鼻の周りが真っ赤になって、しかもうちの娘は私と同じ『アトピー持ち』だから、真っ赤になるだけじゃなくカサカサになって、とってもかわいそうになります。
私も一時期、花粉症に悩まされてたけど、今ではその症状もかなり改善して『鼻がちょっとムズムズするかも』っていうくらいで、
- 気が付かないうちに鼻水が垂れてたり
- くしゃみ連発したり
- 目がかゆくて涙がダダ漏れ
娘にも早く良くなってほしいし、息子には発症してほしくない。
なので、幼児のうちからできる、花粉症になりにくくなる効果が期待できちゃう予防法をご紹介していきたいと思います。
花粉症に幼児がなりにくくなるには食事が大切
花粉症の予防や対策として『花粉にできるだけ触れないようにする』っていうのが良く言われてます。
確かに、花粉症のようなアレルギー疾患の場合、その原因になるアレルゲンを排除するのは、とっても効果的です。
(1)私には花粉を完全には徐するのはムリです
でも、花粉症の場合のアレルゲンは、とっても小さな『花粉』です。しかも、外に出たら空気中『花粉だらけ』な状態。
マスクとかメガネで防備すれば、体の粘膜に付着する花粉もある程度は防げるんだけど、完全に排除するのは、どう考えてもはっきり言って『ムリ』です。
そして、いくら防いでも、空気中にうようよいる花粉に触れたり吸い込んだりすることで、花粉に対する『IgE抗体』が蓄積されていきます。
そして、そのIgE抗体が一定量を超えると、花粉症の症状が出てくるようになってしまうんですね。(⇒詳しくはこちらの記事に書いてます。)
(2)幼児の免疫力を育てる食事
だったら、どうしたらいいんでしょう?
花粉症も、体の免疫機能の低下とか乱れによる『免疫疾患』です。
なので、体の免疫機能を強くして正常に働くようにすることが大切になってくるんですよね。
特に幼児の時期っていうのは、日々の食事が体をつくる上でとっても大切だけど、免疫力を育てる上でも、すっごく大切なんです。
(3)昔の日本の食生活ってすごい
昭和40年代以降、日本人の食生活ってどんどん『欧米化』が進んでいって、高タンパク・高カロリーの傾向が強くなっていきました。
もうずっと言われている『若者の米離れ』も、まさに『欧米化』の結果ですよね。(私は『米大好き』です)
そんな、だんだんと忘れ去られて行ってる『日本食』って実はすごいんです。
魚中心で、野菜も豊富に取ることができて、発酵食品もたくさん。栄養素もビタミン、ミネラルが豊富で体の為にも、とってもいいんですよね。
娘が通っている、アレルギーの先生も、口癖のように
『明治・大正時代の食事が一番なんですよ。その頃の食事を心がけてください』
って言われてます。(って言われても、その時代にどんな食事してたかなんて知らないんですけどね)
なので、我が家では、高タンパク・高カロリーの食事は、少し控えめにして(とは言っても、子供は好きですもんね~)、和食中心で発酵食品も積極的に取り入れるように、心がけています。
(4)食品添加物は免疫力を低下させる
逆に、明治・大正時代にはあまり使われてなくって、現代では大量に使われている、合成着色料や保存料とかの『食品添加物』って、取りすぎると免疫力を低下させてしまうって言われてるんです。
あとは、砂糖をたくさん使ったような、甘~いもの。これも免疫力を低下させちゃう原因と言われています。
確かに、私が若かりし頃(どれくらい前かは超秘密です)、一人暮らしで不摂生してた時に、自分の食べたい『甘~いもの』をたくさん買ってきて食べた後は、少しアトピーの調子も悪かったりもしました。甘い物大好きだったから、ついつい買ってききゃうんですよね
なので、同じアレルギー疾患の花粉症でも症状が悪化したり、花粉症になりやすくなっても不思議じゃないな、って思います。
幼児のうちから花粉症になりにくい体質改善を
じゃぁ、食事を気を付けるだけで幼児のうちからの花粉症って、回避できるのかっていうと、体もそこまで単純じゃないですよね。
では、どんなことに気を付ければ、成長とともに出来上がっていく『子供の免疫力』をしっかりと育ててあげることができるんでしょうか?
(1)積極的に集団の中に入れていく
今は、子供を3人抱えて歩いてるママを見ると
『おぉ、3人も大変やなぁ。すごいなぁ』
って思ってしまいます。
そして、とある調査によるとつぎのような結果が出ています。
- 第一子 ・・・ 6.3%
- 第二子 ・・・ 4.9%
- 第三子 ・・・ 3.1%
これを見てもわかるように、2番目、3番目となるにつれてアレルギーの発症率が下がっているのがわかります。
理由としては
- 最初の子供は、わからない事も多くって育児も手探りで手をかけすぎてしまっていることが多いから
- 2番目、3番目の子供は上のお兄ちゃん、お姉ちゃんから、いろいろと何かしらの細菌とかをもらって、自然と免疫力がついていきやすいから
それに、上の子から細菌とかいろんな物をもらっちゃうことで、抵抗力がついていくっていうのも、そんな気がします。
1人目の時は、確かに近所にも同じくらいの子供もいなかったし、交流もそんなになかったし。
かと言って、私が人付き合いが苦手なので、進んで子供ルームみたいな他の子との交流の場にもあまり連れていかなかったですもんね。
それが原因なのかは、わからないけど、上のお姉ちゃんはアトピーがあるけど、下の弟は今のところ、アトピーとかの症状もないですもんね。
小さなうちから、とにかく今よりも他の子と接触する機会が多かったです。
でも今は、田舎の方とか一軒家とかじゃなくアパート住まいとかだと、近所付き合いもあんまりなくって。
兄弟もいなかったり、いても1人だったりで、他の子触れ合う機会が圧倒的に少ないんだと思います。
なので、市区町村がやってるような『子供ルーム』とかに積極的に連れていって、他の子供と普段から触れ合わせるたり。
ついつい手が汚れちゃうから敬遠させがちな砂遊びなんかも、積極的に近所の公園とかに連れていって。
とにかく、いろんな菌に触れさせて、抵抗力を育てていくことが大切じゃない?って思います。
今、うちの姉弟2人が通ってる保育所でも、『通い始めて最初の頃は、いろんな病気をすぐにもらって帰って、大変でした。
でも3年目に入ってからはほとんど病気もしなくなった』なんて話も聞きました。
集団の中に入れてあげることは、子供の心身の成長だけじゃなく、抵抗力の成長にも意味があることだったんだなぁ、って感じてます。
(2)体を温めよう
子供って氷とか冷たいものが大好きですよね。
でも、冷たいものばっかり口にしてると、体温が低下してしまって、免疫が正常に働きにくい状態になっちゃうんですね。
なので、普段から日常的に体温を上げる為に
- 体を温める食材(かぼちゃ、さつまいも、ニンジンなど)や料理(あったかいスープとか)を積極的に取り入れる
- 日ごとから適度な運動(できれば外遊び)を心がける
- 夏場でも冷たいものは取りすぎず、飲み物もできれば常温で
(3)質の良い睡眠を心がけよう
最近は大人も夜型の人が多いですよね。私も以前はそうで、夜の1時、2時に寝るのが当たり前でした。
親がそんな生活をしてると、子供もなかなか寝付いてくれませんよね。
寝る時間が遅くなってしまったり、夜型の生活になっちゃうと、子供の成長にも悪い影響を及ぼしてしまうし、免疫機能も低下してしまいます。
これを機に、子供と一緒に『夜型生活』から『朝方生活』に切り替えてみませんか?私も、子供ができてしばらくしてから、少しずつ夜型から朝方に変えていきました。
今では夜は子供と一緒に9時くらいに寝て、朝は4時に起きる生活が定着しました。独身時代の生活から考えると、考えられませんけどね^^;(ホント、乱れてたので・・・)
さすがに、ここまでやる必要はないけど、子供の為にも、少しづつでも『朝方生活』に変えていってみましょう。
慣れてくると、意外と結構快適ですよ。
(4)思いっきり笑うことの大切さ
笑うことが、心のバランスを取るのにとっても大切なのは知ってますか?
知らなくても、何となく想像はつきますよね。
でも、心だけじゃなくって、体の免疫機能にも良い影響があるんですね。
思いっきり笑うことで、脳内から『セロトニン』っていう物質が大量に分泌されるんだけど、それがストレスを解消してくれる役割を持ってるんですね。
はっきり言って、ストレスって、体の本当にいろんなところに影響を及ぼしちゃうんですね。
胃が痛くなったり、頭が痛くなったり、自律神経の働きを鈍らせてしまうので、免疫バランスを乱してしまって、アレルギー疾患の原因にもなっちゃうんですね。
それ以外にも、精神的な病気(うつ病とか)の原因にもなってしまうので、ストレスをためすぎてしまうのは、本当に心身ともにいろんな悪い影響があるんですね。
子育てをしてると、普段からちょっとした事でもついつい『イラッ』としてしまって、なかなか思いっきり笑うってことを忘れてしまいがちになってしまいます。
でも、子供と一緒に、1日1回でもいいので、思いっきり笑うような場面を心がけるようにしたいですね。
ちなみに、うちの場合は幸いなことに、うちの旦那がとにかくひょうきんで明るいので、常に私や子供を笑わせてくれます。その血をひいてか、子供達も超ひょうきんです。
逆に私が、おもしろいことを言って笑わせるのが苦手なので、とっても助かってます。たまに空気を読まずに笑わせるようなことを言うので、イラッとするのはナイショです
花粉症の幼児からできる予防のまとめ
花粉症の予防って聞くと、
- マスクとかメガネをして
- 症状がでたら目薬をさして
- 薬を飲んで
でも、これって体には本当は害のない花粉に対して、体がアレルギー反応を起こしてしまうっていう、根本の部分の解決には全然なってないんですよね。
あので、やっぱり基本となるのが規則正しい食生活(ビタミンやミネラル豊富な魚中心の和食)と、規則正しい生活(早寝早起き)、それに笑顔が自然に出てくる家庭環境なんです。
まさに『サザエさん』のような家庭が理想なんでしょうね。
きっと、みんな心のどっかで『いいなぁ』って理想に思ってるから、ずっと観られてるんでしょうね。
子供のためにも、うちも『サザエさん』の家庭を目指そうと思います*^^*
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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