紅葉狩りの「狩り」ってどういう意味?私のおすすめな楽しみ方

夏が終わり、涼しい風が吹いてくると、そろそろ気になってくるのが「紅葉」(こうよう)ではないでしょうか?
この「こうよう」をこころゆくまで堪能できるのが、「紅葉狩り」(もみじがり)です。
一度は聞いたことがある言葉ですよね。

でも、どうして「狩り」という言葉をつかうのでしょうか?
いったい、紅葉を見に行って「何を狩る」というのでしょう?
意外とこの本当の由来を知っている方も少ないハズ?!
以前は、私も良く知らずにこの言葉を使っていました。

そこで今回は、この「紅葉狩り」について詳しく調べてみました!

「紅葉狩り」という言葉の意味!みんなわかってて使っているの?

では、詳しくこの「紅葉狩り」という言葉を見てみましょう!

紅葉狩りの意味とは?

「紅葉狩り」には、「狩り」という言葉がついていますが、実際には葉をとったり(狩ったり)、採集したり・・・という言葉ではありません。
単純に、「紅葉を鑑賞する」という言葉です。
文字通り、「紅葉を狩ってくる(拾ってくる)」と思っていた方も多いのではないでしょうか?

ちなみに、私もそう思っていたうちの一人です(^^;
紅葉狩りに行くと、「紅葉狩りにきたんだから!」と、葉っぱを家に持ち帰ったりしてました。笑

どうして「狩り」なの?

では、なぜ「狩り」という言葉がつかわれているのでしょうか?
実は、これには明確な答えがありません(><)
でも諸説ありますので、ご紹介します。


★「もともとは紅葉ではなく、動物の狩猟が目的だったから」説
秋は、紅葉だけでなく、動物の狩りも盛んになる季節です。
平安時代の貴族たちが、動物の狩りをした後に、紅葉を愛でる宴を開いていたことから、そのまま「狩り」という言葉が残ったという説です。

★「貴族たちの言葉遊び」説
中世の貴族たちが、実際には狩りをするわけではないのですが、言葉遊びの一つとして「狩り」という言葉を使ったという説です。

★「和歌を詠む材料を求めて」説
中世の貴族の中には、狩猟を好まない方々もいたそうです。
そんな人たちがはじめたのが、紅葉を見物しながら宴をひらき、その紅葉の美しさを和歌に詠む「紅葉合(もみじあわせ)」。
この和歌のアイデアを求めて、野山を散策することを「狩り」に例えたという説です。

★「実際に紅葉を持ち帰っていた」説
これは単純に、実際に紅葉を持ち帰っていたので「狩り」という言葉がついているという説です。
昔の掛け軸などには、紅葉の枝をもって遊んでいる子供などが描かれています。

どれもありそうな説ですよね。
どれが正解かはわかりませんが、私的にはどれも納得できるものばかりです。


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紅葉狩りではみんな何をする?どんな楽しみ方があるの?

紅葉狩りは、純粋には紅葉を鑑賞して楽しむものです。
お花見のように「満開の見ごろ」が限られているわけではないので、紅葉が色づきはじめたら、比較的ゆったりと鑑賞することができます。
他にも「こんな楽しみ方はいかが?」をご紹介します(^^)


★パワースポットをめぐる
神社や仏閣など、パワースポットといわれる所は、紅葉がきれいな所が多いのです(*^^*)
さらに、神聖な建物と一緒に見ることで、さらに見ごたえがあるものになりますね。

★山歩き・登山を楽しむ
紅葉はやっぱり山が一番の見ごたえスポットです。
車でドライブしながらも良いですが、せっかくなので山歩きや登山をしながら紅葉狩りはいかがでしょうか?
紅葉の季節は、気温的にも山歩きにピッタリな季節ですよ(*^^*)

★紅葉を見ながら温泉に入る
紅葉の季節ならでは、露天風呂などで紅葉を鑑賞するのもオススメです。
気持ちの良い温泉につかりながら、きれいな紅葉を愛でる、、、最高のひとときです(#^^#)
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紅葉狩りの「狩る」って?のまとめ

いかがでしたでしょうか?
紅葉狩りがまさかの「鑑賞するもの」だと知って、びっくりした方も多いのではないでしょうか?(^O^)/
色々な紅葉の楽しみ方がありますので、是非素敵な秋のひと時を過ごしてくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。