離乳食の進め方一覧表!これで何をいつ与えればいいかが一目瞭然!

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ミルクや母乳だけの時期が終わり、生後6~7ヶ月くらいになると離乳食について考えないといけませんね。
ミルクのほうが楽だけど、それではいつまでたっても普通の食事にたどりつけませんから、がんばるしかありません。
ここを乗り越えると、ママもだいぶ楽になりますよ!今が踏ん張りどきです!

そんな離乳食で「怖いな」と思うのは、やはりアレルギーでしょうか。
食べさせて湿疹が出るくらいならまだいいですが、いきなり重度のアレルギーを発症して呼吸困難になったりしたら、恐怖でしかありません。
ですから、離乳食は子供の胃腸の負担にならないものから、少しずつ与えていくのがよいですね。

とはいえわからないことだらけで、食べさせる順番のマニュアルでもあったら楽なのにって思いますよね。
そんなわけで、離乳食の進め方をご紹介していきたいと思います。


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離乳食の進め方!早見表を参考に様子を見ながら進めるときのポイントは?

やはりスタートはお米で、

  • 炭水化物
      ↓
  • 野菜
      ↓
  • 果汁
      ↓
  • 最後にたんぱく質

といった風に食べさせていくと良いでしょう。
離乳食で大事なのは、食材の固さとアレルギー食材かどうかです。
離乳食は、母乳やミルクと並行して進めていきます。

生後5~6ヶ月

スタートは6カ月くらいですが、一ヶ月間くらいは1日1回を目安にあげましょう。
この時、朝昼晩のどこであげるかですが、万が一アレルギーがないとも限らないので、病院が開いている時間帯にあげるようにしましょう。
できれば午前中くらいがいいですかね。

まず最初はお米からスタートです。
一番アレルギーが起こりにくい食材ですから。
歯がないので舌でつぶせるくらいの固さがいいですね。
味に慣れる為に重湯からスタートで、スプーン1杯からだんだんと増やしていってください。

お米の次は野菜です。
じゃがいもやにんじんなどがいいですね。
舌触りがなめらかな状態にしてあげてください。
つぶしただけだとパサパサして喉に詰まるので大変です。

その次はたんぱく質です。
豆腐や白身魚から始めましょう。
こちらもつぶしてなめらかにしておいてください。
素材そのままだとどうしてもなめらかにはならないので、お湯やだし汁などを混ぜてゆるくしてあげてください。

味に慣れないので、もしかしたら吐きだすかもしれません。
でもまだ食べる練習ですし、ミルクで栄養が取れているので無理に口に入れたりしないでくださいね。

食べる量についてですが、最初の一週間はおかゆだけで、次から野菜やくだものをプラスします。
そして数日したら、たんぱく質も追加すると言う風に、少しずつ種類を増やしてください。
初日はスプーン1杯、翌日は2杯、3杯と増やして行きましょう。
しかし、説明書通りに食べてくれないのが普通ですから、これはただの目安でしかありません。
上手くいかないからと言って、不安になる必要はないので、安心してゆっくりと進めていきましょう!

生後7~8ヶ月

離乳食を始めて一カ月ほどたったら、1日2回にします。

1回目は午前中で、2回目は午後ですね。
新しい食材にチャレンジする時は、午前中の離乳食に回して2回目の時は食べ慣れたものにしましょう。
初期よりも少し粗みじん切りくらいにして舌でつぶせる固さに加熱してください。
おかゆは5分かゆから全かゆくらいです。

この時期にはパン、肉類、ヨーグルト、卵など食べられる種類も増えてきます。
ただ、魚類は白身魚の次は赤身魚で、お肉も鶏のささみくらいにしておきましょう。

生後9~11ヶ月

この時期になったら1日3回になります。
食材は5ミリ角くらいの大きさに刻んで柔らかく煮て使います。
離乳食を始める時期くらいから少しずつ歯も生えてきているので、このくらいになると下の歯はもう生えていると思います。

上下が生えてくると、手でつかんでかじったりもできるようになりますね。
お肉も赤身から青魚なども食べる事ができるようになります。
サバなどはアレルギーになる可能性も高いので、注意しながらあげてくださいね。

9か月くらいになると、貧血になりやすくなるのでレバーなどもおすすめです。
レバーは癖があるし、家で作ると味がいまいちな可能性もありますし、そんなときは市販のベビーフードを利用するのも1つの手ですよ。
このあたりになればだいたいのものが食べられるので、とても楽になります。



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離乳食で気になる卵の進め方は?目安となるスケジュールをご紹介

やはり離乳食で一番不安なのは、「アレルギーがあったら怖い!」ということですね。
卵は一番多く見られるアレルギーなので、「家で食べさせてひどい症状でもあったらどうしよう・・・」と思うと、なかなかあげられないという人は多いのではないでしょうか。
私も卵はかなり最後のほうであげた記憶があります。

まず卵アレルギーといっても、原因の大半は白身の方なので、スタートは黄身だけあげるようにしましょう。
私の場合、ゆで卵にして、黄身だけ取りだしてあげていました。
スプーン1杯は多くてちょっと怖いですから、耳かき1杯くらいでいいかと思います。
重度のアレルギーになると、同じ調理場で卵を使ったと言うだけで発作がでるわけですから、慎重にしたいものですね。

さて、卵の進め方についてなのですが、ずっと7~8ヶ月あたりが推奨されてきたわけですが、2019年に厚生省から新たな発表がありました。
なんと、早く食べた方がアレルギーになりにくいということです。
「臆病がって遅くに食べさせていた私って・・・」
とはいえ体質もあるので、早く食べたからならないということではないのでしょうけどね。
でもにかく今の推奨では「5~6ヶ月くらいから食べさせた方がよい」という結果ですので、初期からでいいとのことです。

それと、アレルギーは加熱時間に比例するので、固ゆで卵ではなんでもないけど、半熟卵を食べたら発疹が出たと言うこともありえます。
ですから、安心していきなり大量に食べさせるなどないようにしてください。

黄身の次は白身になりますが、こちらも最初は耳かき1杯からスタートです。
じんましんや嘔吐するようでしたら、すぐ病院に連れて行ってみてもらってください。
血液検査でアレルギーはすぐわかるわけですが、病院では赤ちゃんは採血してくれないので無理です。
アレルギーの検査ができるのは、3歳以上で保護者が強く望んだ時のみということです。

離乳食の進め方の一覧表は?のまとめ

今回は離乳食の進め方についてまとめてみました。

母乳やミルクをあげている間は正直楽でしたが、離乳食が始まると頭を使いますね。
思ったようには食べてくれないし、栄養のことを考えたりアレルギーにびくびくしたりして、精神的にも疲れます。

乳児の時に卵アレルギーの子はけっこういるのですが、大半の子は大きくなるにつれて大丈夫になっていますね。
初めて食べさせる食材は午前中にあげて、何かおかしいなと思ったらすぐ小児科へ連れていきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。