
子育てをしながら出家という言葉が頭に浮かんでしまって、戸惑ったり罪悪感を覚えたりしますよね。
親なんだから弱音を吐いちゃいけない気がして、誰にも言えないまま一人で考え続けてしまう人も多いです。
でも実は、子育て中に出家を考える人の多くは「信仰心が強いから」ではなく、「今の生活が限界に近いから」なんですよね。
ここでは、子育て中でも出家を考えていいのかという問いに対して、現実を置き去りにせず、気持ちも生活も両方守る考え方を順番に整理していきます。
子育て中でも「出家を考えていい」ただし今すぐ決断しなくていい
まず大前提として、子育て中に出家を考えること自体は間違いではありません。
毎日子どもの世話と生活を回す責任に追われて、自分の気持ちを後回しにし続けていると、「このままじゃ壊れるかも」と感じる瞬間が出てくるのは自然なことです。
ただし、子どもがいる以上、勢いで環境を大きく変えるのは現実的ではありません。
大切なのは、今すぐ出家するかどうかを決めることではなく、なぜそこまで追い詰められているのかを一つずつ整理することなんですね。
その順番を間違えなければ、考えるだけで自分を責め続ける状態からは抜け出しやすくなります。
なぜ「考えていいのかわからない」と苦しくなるのか
この段階では、まず「苦しくなる理由」を言葉にしていきます。
理由が見えないままだと、不安だけが膨らんでしまうからです。
「親なのに逃げたい」と自分を責めてしまう
子育て中は「子どもが最優先」という意識が強くなる分、自分の限界を認めにくくなります。
疲れているのに休めない、助けてほしいのに頼れない状態が続くと、「逃げたい」と思う自分を強く否定してしまいやすいです。
でも実際は、逃げたい気持ちが出るほど、もう十分に頑張っている証拠だったりするんですよね。
子どもを置いていくイメージが先に立つ
出家と聞くと、家族と完全に離れて連絡も取れなくなるような極端なイメージを持ちやすいです。
そのイメージだけが先に立つと、「そんなことを考える私はひどい親だ」と罪悪感が一気に強まります。
でも多くの場合、そのイメージ自体が現実よりかなり誇張されています。
お金と生活の見通しが立たず不安になる
収入がどうなるのか、住まいはどうするのか、子どもの教育費はどうなるのか。
こうした現実的な部分が整理されていないままだと、考えるほど不安が増えていきます。
特に子育て中は、生活が止まることへの恐怖が強くなりやすいですよね。
周りに言えない孤立感が増える
出家というテーマは、家族や友人に相談しづらい内容です。
理解されなかったらどうしよう、責められたらどうしようと考えてしまって、一人で抱え込む人が多いです。
この孤立感が、判断をさらに難しくしてしまいます。
まずやることは「出家するか」ではなく「今の苦しさの正体」を分ける
ここで大切なのは、気持ちを一気に結論へ持っていかないことです。
まずは中身を分解します。
出家への気持ちを3つに分解する
出家したいと思う気持ちの中には、次のような感情が混ざっていることが多いです。
どれか一つでも強く当てはまるなら、それが今向き合うべきポイントです。
全部を一度に解決しようとしなくて大丈夫ですよ。
「今すぐ必要なのは休息」かもしれない
特に疲労が強いときは、判断が極端になりやすいです。
出家のような大きな選択は、心と体が回復してから考えたほうが後悔しにくいです。
まずは眠る時間を確保する、誰かに少し任せるなど、回復を最優先にしてみてくださいね。
子育て中でも現実的にできる「段階的な選択肢」
いきなり人生を変えるのではなく、段階を踏むことが大切です。
家を出なくてもできる心の整え方を試す
毎日数分でも一人で静かに過ごす時間を作ったり、頭の中を書き出したりするだけで、思考が整理されやすくなります。
生活を壊さずにできる整え方から始めるのが安全です。
短時間の体験で「合うか」を確かめる
日帰りで行ける場所に触れてみたり、週末に自分の時間を確保して心の変化を観察したりすると、理想と現実のギャップが見えやすくなります。
体験せずに想像だけで決めるのは避けたいところですね。
家族の協力を得られる形を先に作る
子どもの生活が崩れないことが最優先です。
預け先の確認や家計の見直し、役割分担の再調整などを先に考えておくと、選択肢が現実的になります。
「今は出家しない」も立派な決断
子どもが小さい時期は守る役割が多いです。
今は準備期間と割り切る選択も、十分に意味のある決断ですよ。
子育て中に考えるなら最低限ここだけは確認
ここは感情だけで進まないためのチェックポイントです。
子どもの生活は誰がどう守るのか
食事や住まい、学校や病院の付き添いなど、具体的に誰が担うのかを一つずつ確認します。
曖昧なままだと不安が消えません。
お金の道筋を数字で見る
収入が減る期間があるなら、貯金や支援制度を含めて数字で把握することが大切です。
数字にすると漠然とした不安は小さくなりやすいです。
一人で決めず相談できる人を作る
家族だけでなく、第三者も含めて相談先を持つことで視野が広がります。
自治体の相談窓口や子育て支援、こころの相談なども頼ってくださいね。
やってはいけないこと
最後に、失敗しやすいポイントを先に押さえておきます。
追い詰められた状態で全部捨てる決断をしない
睡眠不足や気力低下の状態では、極端な選択をしやすいです。
まずは回復を優先してください。
家族に黙って進めて関係を壊す
言いづらいテーマほど、少しずつ共有するほうが結果的に関係は保ちやすいです。
出家すれば全部解決すると思い込まない
気持ちが楽になることはあっても、生活の課題は別で残ります。
だからこそ段階を踏むことが大事なんですね。
まとめ
子育て中に出家を考えてしまうのは、逃げではなく限界に近づいているサインかもしれません。
まずは苦しさの正体を分けて、休息と現実の整理を優先してください。
答えを今すぐ出す必要はありません。
子どもの生活を守りながら、あなた自身の心も守る順番で進めていけば大丈夫ですよ。
今の不安を整理したら全体像をもう一度落ち着いて確認してみるのもおすすめです。
⇒出家って結局なにをするの?仕事・家族の不安を段階でほどくガイド
