ボランティアがやりたくない時はどうする?無理せず向き合う6つの考え方

声をかけてもらったのに、なんか気が乗らない…そんな気持ち、ありますよね。

ボランティアへの参加を求められたとき、

「やらなきゃいけないのかな」
「断ったら悪く思われるかな」

そんな風に、なんともモヤモヤした気持ちになること、ありませんか?

やりたくないと思う自分が冷たい人間なんじゃないかと、少し罪悪感を感じてしまう人もいるかもしれません。

でも大丈夫です。

この記事では、そんな気持ちが生まれる理由から、断り方のコツ、罪悪感の手放し方まで、あなたが自分の本音を大切にしながら判断できるように、やさしくお伝えしていきます。

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ボランティアをやりたくないと思っても大丈夫!

まず最初に伝えたいのは、ボランティアをやりたくないと感じることは、おかしなことでも冷たいことでもないということです。

地域の活動、PTA、学校行事、会社のボランティア…場所は違っても、「頼まれたから断りにくい」「でも本音は気が重い」という状況に悩む人は、決して少なくありません。

無理に引き受けて途中でしんどくなってしまうより、今の自分の状況をちゃんと見て判断するほうが、長い目で見ればずっと大事なことです。

「やりたくない」は、ワガママではなく、今の自分の正直なサインかもしれません。

大丈夫ですよ、焦らなくていいんです。

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やりたくない気持ちには理由がある!

「なんとなく気乗りしない」という感覚のまま悩み続けるのは、結構しんどいものです。

自分がなぜやりたくないのかを少し言葉にしてみると、必要以上に罪悪感を抱えなくてすみますし、断るかどうかも決めやすくなります。

よくある理由をいくつか見てみましょう。

時間や体力に余裕がないから

仕事・家事・育児・介護…毎日をこなすだけで精一杯な状況の中で、さらに新しい活動を引き受けるのが難しいのは、至って自然なことです。

「やりたくない」というより、「今の自分には引き受けられる余裕がない」という状態と捉え直してみると、少しラクになることがあります。

私も以前、毎日のタスクだけで頭がいっぱいの時期に保護者ボランティアへのお誘いをいただいて、かなり悩みました。

でも正直、あの時引き受けていたら体が持たなかったと思います。

断ってよかった、と今では思えています。

人間関係の負担が気になるから

活動の内容そのものより、「誰と関わるのか」「変な空気にならないか」「役割分担でもめたりしないか」という人間関係の部分が気になって、気が重くなる人も多いです。

特に地域の活動や保護者絡みの集まりは、関係が長く続くぶん、気疲れへの不安が大きくなりやすいですよね。(あのピリッとした独特の雰囲気が苦手、というの、すごくわかります)

活動の意味を感じにくいから

何のためにやっているのかよくわからない、自分の価値観と合わない、形だけ参加している感じがして気持ちが乗らない…そんな場合もあります。

納得できないまま引き受けると、「なんで私がやってるんだろう」という気持ちが積み重なりやすく、しんどさが増していきます。

気持ちが動かないのには、ちゃんと理由があるんです。

頼まれ方にモヤモヤしているから

「お願い」というより当然のように振られた、断りにくい雰囲気の中で聞かれた、という頼まれ方に引っかかっているケースも少なくありません。

活動そのものよりも、その頼まれ方への引っかかりが「やりたくない」という感覚につながっている場合もあります。

自分の気持ちを一度ほぐして言葉にしてみると、判断がしやすくなりますよ。

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無理に引き受ける前に考えたいこと!

その場の空気に流されて返事をして、あとで後悔した経験はありませんか?

断るかどうかを決める前に、少し立ち止まって確認してみると、後悔が減りやすくなります。

自分が無理なく動けるかどうかを基準にしていいんです。

今の自分に本当にできるか

「単発なのか、継続的な活動なのか」
「週にどのくらい時間を使うのか」
「仕事や家族への影響はないか」

感覚ではなく、具体的にスケジュールを見て判断することが大事です。

「たぶん大丈夫」は、けっこうな確率で大丈夫じゃなかったりします。(これ、経験者は語る、です)

周囲の空気に流されていないか

「みんなやってるし」「自分だけ断りにくい」という理由で動こうとしていないか、少し立ち止まって考えてみてください。

周りへの遠慮と、自分の意思は、別のものです。

遠慮で動くと、あとから「なんでやってるんだろう」という気持ちが出てきやすくなります。

全部ではなく一部だけできないか

「引き受けるか、断るか」の二択だけじゃないかもしれません。

準備だけ手伝う、当日の短時間だけ関わる、物品の準備だけ協力するなど、自分が無理なく動ける範囲でできることを探してみるのも一つの方法です。

白か黒かで考えなくていい場合も、意外と多くあります。

断る時は伝え方を工夫するとラクになる!

断ること自体が悪いわけではありません。

ただ、伝え方を少し工夫するだけで、相手との関係に余計なひびが入りにくくなります。

断るのが苦手な人ほど、伝え方を知っておくと気持ちがラクになりますよ。

まずは感謝を伝えてから断る

声をかけてもらったことへのお礼を、一言だけ先に伝えましょう。

「声をかけてもらってありがとうございます。

今回は難しい状況で…」というだけで、やわらかい印象になり、必要以上に角が立ちにくくなります。

私が実際に使ったのは、「せっかくお声がけいただいたのに申し訳ないのですが、今はちょっと難しくて…」という一言でした。

あっさり受け入れてもらえて、拍子抜けしたくらいです。

もっと早くこの言い方を知っておきたかった」

理由は短く伝えれば十分

詳しく説明しようとすればするほど、言い訳がましく聞こえてしまったり、自分がしんどくなったりします。

「家庭の事情で」「今は少し手が回らなくて」など、理由は短くシンプルで大丈夫。

相手に全部納得してもらおうとしなくていいんです。

しつこく頼まれた時は線引きする

一度断っても「もう少しだけ」「あなたじゃないとダメで」と食い下がられるケースもあります。

そのときは、やさしい口調のまま同じ言葉を繰り返すことが大切です。

「今回は本当に難しいんです」と、姿勢を崩さずに伝えましょう。

あいまいな返事は期待を持たせやすいので、やさしくてもはっきりと伝える、が基本です。

避けたい返事の仕方もある

断るのが苦手な人がやりがちな返し方として、気をつけておきたいものがあります。

  • 「考えておきます」と曖昧に濁して引き延ばす
  • とりあえずその場しのぎで「大丈夫です」と引き受けてしまう
  • 無理な約束をしてしまい、後からキャンセルする

どれも一時的にはラクに見えますが、あとから自分がもっとしんどくなるパターンです。

断るなら早めに、はっきりと伝えるほうが、結果的に相手への誠実さにもつながります。

参加しない以外の選択肢もある!

「完全に引き受けるか、完全に断るか」という二択で考えると、どちらも難しく感じてしまうことがあります。

少し視点を変えてみると、自分に合った関わり方が見つかることもあります。

短時間だけ関わる

全体を通じて参加するのは難しくても、準備の時間だけ、当日の一部だけ、片付けの手伝いだけなら動けることもあります。

「全部か無かか」で考えなくていい。

できる範囲で関わるという選択肢は、立派な参加の形のひとつです。

裏方の役割を選ぶ

人前に出たり、まとめ役を担ったりするのは苦手でも、連絡のとりまとめ、資料の印刷、物品の準備など、裏方の作業なら動けるという人もいます。

苦手なことを我慢して引き受けるより、自分に合う役割を選ぶほうが、続けやすいし、結果的に相手にとっても助かることがあります。

今は難しいと正直に伝える

「今の時期はどうしても難しいんです」と素直に伝えるのも、ひとつの誠実な対応です。

「今できない」ことと、「今後もずっとやらない」ことは、まったく別です。

今回は難しくても、また状況が変わった時に関わることはできますし、それを一言添えるだけでも、相手の受け取り方が大きく変わることがあります。

断ったあとに気持ちを引きずらない考え方!

断った後も「あれでよかったのかな」「ひどい人と思われてるかも」とモヤモヤが続く…そんな経験がある人も多いんじゃないでしょうか。

やさしい人ほど、断ったあとに自分を責めがちです。

でも、その罪悪感にずっと付き合わなくていいんです。

断ることは冷たさではない

自分の生活を守ること、無理をしないことは、ワガママではありません。

余裕のない状態で引き受けた結果、活動を途中で放棄してしまうほうが、かえって相手に迷惑をかけることもあります。

今の自分を守る選択は、正直で誠実な判断でもあるんです。

できる人と比べなくていい

積極的にボランティアに参加している人を見て、「あの人はすごいな、自分は…」と思ってしまうことはありますよね。

でも、それぞれに状況が違います。

今は参加できないからといって、その人より劣っているわけではありません。

比べるほど苦しくなるだけなので、自分の今の状況を基準にしていいんです。

職場で毎回ボランティアに積極参加している同僚がいて、自分が断るたびにちょっと肩身が狭い思いをしていました。

でもあとで聞いたら、その人は独身で時間が取りやすいだけで、別に偉いと思って参加してるわけじゃないって。

そうか、事情が違うだけなんだと、すごくラクになりました。

自分なりの形で役に立てばいい

ボランティアに参加しないことが、そのまま「思いやりのない人」を意味するわけではありません。

身近な人にやさしくすること、自分の生活をきちんと回すこと、その中で誰かの役に立てることを探すこと。

貢献のかたちは、ボランティアだけではありません。

ボランティアがやりたくない時は本音を大切に!

この記事でお伝えしてきたことを、最後にまとめます。

  • やりたくないと感じることは、おかしなことではない
  • 気持ちの理由を言葉にすると、判断がしやすくなる
  • 引き受ける前に、今の自分に本当にできるかを確認する
  • 断るときは感謝を一言添えて、理由は短く伝えれば十分
  • 完全に参加か完全に断るかの二択じゃなくていい
  • 断ったあとの罪悪感まで、ずっと抱えなくていい

自分の本音を大切にして判断することは、冷たいことでも身勝手なことでもありません。

今の自分の状況と正直に向き合って、自分に合う選択をしていいんです。

少し気持ちが落ち着くだけでも十分!

すぐに上手に断れなくても、全然大丈夫です。

まず「なんでやりたくないんだろう」と、自分の気持ちをそのまま認めてあげるところから始められたら、それだけで十分だと思います。

次に同じような場面が来た時、今日よりほんの少しだけラクな気持ちで向き合えるといいですよね。

そんなふうになれたら、きっと大丈夫ですよ。