検尿の量が足りない!少ないまま提出しても検査はできる?必要量と対処法

検尿の量が思ったより少なくて、「これってこのまま提出していいのかな?大丈夫かな?」と不安になった経験、ありませんか?

検査のときにちゃんと採れているかどうか心配になるのは、誰にでもあることですし、特に初めての検査や体調が優れないときはなおさら気になるものですよね。

でも、検査に必要な最低限の量さえ満たしていれば、カップの目盛りに届かなくても検査できることがほとんどなんです。

ただし、あまりにも量が少なすぎると、検査項目によっては測定できなかったり、再提出をお願いされるケースもあります。

求められる尿量は検査内容によっても変わるため、心配なときは自己判断せず、提出する場で医療スタッフに相談するのがいちばん確実です。

このページでは、検尿に必要な尿量の目安や、もし量が足りなかったときに焦らずどう対処すればいいのか。

さらに日常生活の中でできる簡単な対策についても、わかりやすくまとめています。

不安な気持ちを少しでも軽くできるよう、やさしくサポートする内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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検尿の量は実際どれくらい必要なの?

尿検査に最低限必要な尿の量は、25ccと言われています。

検尿カップでいうと、一番下の目盛りまであれば大丈夫です。

最近の採尿容器には「ここまで」と入れる量の目印がついているものも多いので、まずはその線を目安にしてください。

ただし、必要な量は受ける検査によって幅があります。

たとえば試験紙を使う尿定性検査は、試験紙に尿をつけられればよいので、ごく少量でも判定できる場合があります。

一方で、尿を遠心分離して沈殿物を顕微鏡で調べる尿沈渣や、再検査・精密検査では、より多くの尿が必要になります。

「少なくても大丈夫な検査」と「ある程度の量がいる検査」があり、目盛りに届かなかったからといって即アウトとは限らない、と知っておくと少し安心できますね。

ちなみに検尿カップの底にある渦巻き模様は、尿の混濁の有無を確認するためにあるんですね。

にごりがあれば底の渦巻き模様が見えなくなるので、患者さん自身も混濁があるかどうかを確認できるのです。

検尿での尿の量を出しやすくする食べ物や飲み物

尿の量を増やし、尿をスムーズに排出させてくれるのが「利尿作用」のある食べ物や飲み物です。

前日や当日は積極的に取り入れて、検尿に備えましょう!
ただし注意したいのが、当日の飲みすぎです。

尿を出そうとして水分を一気に大量にとると、尿が薄まって比重が低くなり、検査の数値に影響することがあります。

糖分の入った飲み物なら尿糖に出てしまう心配もあります。

「ガブ飲み」ではなく、コップ1杯程度をこまめに、が安心です。

検尿での尿を出しやすくするもの①カリウム

カリウムは体内の水分バランスを調整し、余分な水分や塩分を尿として排出する役割があります。

  • アボカド
  • バナナ
  • ひじき
  • 納豆
などに多く含まれます。

飲み物ですと

  • 日本茶
  • とうもろこし茶
  • トマトジュース
に多く含まれています。

検尿での尿を出しやすくするもの②サポニン

サポニンはカリウム同様、水分の排出効果に優れた栄養素です。

  • 大豆製品
  • ごぼう
  • きゅうり
などに多く含まれています。

検尿での尿を出しやすくするもの③カフェイン

カフェインは高い利尿作用があり、膀胱の活動を活性化させる働きがあります。

「カフェインといえばコーヒー」というイメージが強いですが、コーヒーは体を冷やす作用があるので、実は利尿作用はそこまでないんですよね。

紅茶に生姜を入れた生姜紅茶や、カモミールティーやローズヒップティーがオススメです。

また、冷たくて飲むのではなく、温かい状態で飲のがポイントですよ。

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検尿前にやってはダメなことは意外に多い!?

検尿前にやってはダメなことは、もちろん検尿をする前に事前説明があると思います。

じゃないと、検査してくださる側もスムーズに検査できませんからね。

「検尿」のみの検査であれば、飲み物や食事などは普段と同じようにして大丈夫です。

ただ、ビタミンが入っているような薬は飲まないようにしましょう。

ビタミン剤などを飲むと、おしっこが黄色くなりますよね。

あれは、ビタミンが尿の成分に影響を与えているからです。

あとはジュースなども翌朝の尿の成分に影響が出てしまうので、飲みすぎには注意です。

人間ドッグなどのいろいろな検査を複数行う中での「検尿」であれば、飲み物や食事の制限があると思いますので、事前説明の指示に従ってください。

「これぐらいバレないだろう」と思っても、体は素直に反応するのでバレます。

この場合は変な数値の結果が出て再検査になってしまうだけなので、ルール以外のことはしないようにしてくださいね。

特にやってはいけないのが、量が足りないときに水で薄めたり、2回目に出た尿を後から足したりすることです。

一見ばれなさそうに思えても、これをすると正しい結果が出なくなってしまい、かえって再検査の原因になります。

量が足りないときは足さずに、そのまま正直に申し出るのが正解です。

そして検尿するときは、よく「中間尿をとってください」と指示があると思います。

私は小さい頃から、

「中間尿を採ろうと思っていて、うっかり採取し損ねたらどうしよう」

という気持ちが働いてしまうので、上手に中間尿を採れたことはありません。

でもなぜ「中間尿が必要」なのかと言うと、出始めの尿にはばい菌が混じっている恐れがあるからです。

ちなみに一番確実と言われている方法は、女性の場合はウォシュレットで尿道口を洗って、トイレットペーパーでふき取ってから中間尿をとることだそうです。

模範的な検尿を行おうと思うとなかなか手間がかかりますね。

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尿検査のときに尿が出ない!知ってると便利な出やすくなるツボ

尿検査は、普段と変わらない気持ちであればリラックスして簡単に採尿できると思うのですが。

でもなんだか妙に緊張して、尿が出にくいということもあると思います。

実は医療機関での検尿でおしっこが出なかった経験がある人は珍しくなく、4人に1人ほどという調査もあるほどです。

出なくても「自分だけ」と落ち込む必要はありませんよ。

そんなときに役に立つ、便利な「排尿に効くツボ」があるのでご紹介します。

検尿の時に効くツボ!水道

もうこの「水道(すいどう)」という名前のツボ。

そのまんまの名称でびっくりですよね。笑

この「水道(すいどう)」というツボは下腹部にあります。

おへその下に指4本分下がった部分から、左右に指3本の部分の2か所です。

このツボは、指で圧迫するのではなく、カイロやお灸で温めると良いそうです。

1~3分あたためると効果的なのだとか。

しかし、このツボは即効性はなさそうなのです…(ごめんなさい)。

頻尿を改善するというツボはいくつかあるのですが、排尿に効くツボは少ないようです。

ツボ以外で試しやすいのは、リラックスして緊張をほぐす工夫です。

トイレの「流水音」や水を流す音を聞く、前かがみの姿勢をとる、ゆっくり息を吐く深呼吸をする、といった方法は排尿を促しやすいと言われています。

それでも出ないときは、無理せず検査の最後にもう一度試したり、水分をとって30分ほど待ってから採尿し直すのが現実的な対処です。

出ないかもしれないと不安に思うのではなく、ゆったりした気持ちで検尿の朝を迎えられると良いですね。

検尿の量が足りない時って検査してもらえない?再検査になったりするの?

検尿の量があまりにも少ない場合は、日を改めて検査になることが多いです。

尿の量が必要量より少ないと「検体量不足」と判断され、再検査の対象になります。

ただ、足りなかったからといってその場で何もできないわけではありません。

多くの健診施設や病院では、水分をとって少し時間をおいてから採尿し直したり、ほかの検査を先に進めてから最後にもう一度トライさせてくれます。

どうしても出ない場合は、後日あらためて朝一番の尿を持参する形で対応してくれることもあります。

会社の定期健康診断などでは後日提出が可能かどうか、受付や健診センターに確認しておくと安心です。

量が足りないと感じたら、黙って提出せず、その場で正直に伝えること

これがいちばん大事なポイントです。

検尿で健康なのに再検査!? そうならないために気をつけたいポイント

尿検査をする際に以下の点を守らないと、健康なのに再検査になってしまう可能性があります。

尿検査の前に今一度注意事項を確認し、正しい結果が出るように心がけましょう。

尿検査前のポイント①就寝前の飲み物に注意

就寝前にジュースや風邪薬、ビタミンCが多い飲み物を飲むのは避けましょう。

尿の成分に影響が出て、正しい結果が判定しにくくなりますよ。

尿検査前のポイント②出始めの尿はとらない

出始めの尿は細菌が混じることがあり、検尿に出すと正しい結果が得られない場合があります。

尿は少し出してから一旦止め、中間の尿を取るようにしましょう。

また、女性の場合はウォシュレットで尿道口を洗浄してから採尿するようにすると、細菌が混じらなくなるのでオススメです。

尿検査前のポイント③採尿後は冷蔵庫で保存

尿を室温に置いておけば細菌が繁殖し、尿中の尿素を分解してアンモニアが発生してしまいます。

採尿したあと、提出まで時間がある場合は冷蔵庫などの冷暗所で保存しましょう。

このときもちろん、しっかりと密封するのは言うまでもありませんね!

検尿の量が少ないときのまとめ

検尿で必要な量は25ccが目安で、検尿カップでいうと一番下の目盛りです。

ただし試験紙を使う検査ならごく少量でも判定できることがあり、必要量は検査内容によって変わります。

大切なのは、量が足りないときに水で薄めたり後から足したりせず、恥ずかしくても正直に申し出ること

そうすれば、時間をおいて採り直したり、後日提出にしたりと、その場に合った対応をしてもらえます。

また前日の就寝前には、ビタミンCを多く含む飲み物や風邪薬、ジュース類は控えましょう。

当日は大豆製品やカリウムを多く含むバナナ等を食べて

  • 生姜紅茶
  • カモミールティー
  • ロープヒップティー
などを飲んで、尿が出るように努めるようにしてくださいね。

当日に一気に飲みすぎると尿が薄まってしまうので、こまめに少しずつ、が安心ですよ。

そして最後に1つ!

健康診断のときの尿の悩みにはもう1つあります。

それは「検便のときに便におしっこがかかってしまう」ということ。

人によっては、尿とは違って何かと苦労する「検便」。

そんな検便の便に尿がかかってしまったら、もう検便としては提出できないのでしょうか?

「検便に尿がかかったら使えない!?失敗せずに採取する方法」

に、そんな「検便のぎもん」について詳しくまとめていますので、参考にしてみてくださいね。