検尿の量が足りない!少ないままで提出しても検査的に大丈夫なの?

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健康診断や病院を受診した時、検尿を行う事があると思います。

しかし緊張しているなどの理由で尿の量が少なく、明らかに量が足りないと感じる場合もありますよね。

実は、尿の量が少なくても検査は可能です。

ですので、尿の量が少なくても安心して提出してくださいね。

ただし数滴レベルだと検査はできませんので、数滴しか出てこない場合は素直に申し出ましょう。

日を改めて行なう事が多いので、尿がしっかり出るよう準備しておきましょうね。

一番やってはいけないのは、尿の量を水増しする事です。

間違っても水道水を入れて「量があるように見せる」なんて事はしてはいけませんよ。

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検尿の量は実際どれくらい必要なの?

尿検査に最低限必要な尿の量は、25ccと言われています。

検尿カップでいうと、一番下の目盛りまであれば大丈夫です。

ちなみに検尿カップの底にある渦巻き模様は、尿の混濁の有無を確認するためにあるんですね。

にごりがあれば底の渦巻き模様が見えなくなるので、患者さん自身も混濁があるかどうかを確認できるのです。

検尿での尿の量を出しやすくする食べ物や飲み物

尿の量を増やし、尿をスムーズに排出させてくれるのが「利尿作用」のある食べ物や飲み物です。

前日や当日は積極的に取り入れて、検尿に備えましょう!

検尿での尿を出しやすくするもの①カリウム

カリウムは体内の水分バランスを調整し、余分な水分や塩分を尿として排出する役割があります。

  • アボカド
  • バナナ
  • ひじき
  • 納豆
などに多く含まれます。

飲み物ですと

  • 日本茶
  • とうもろこし茶
  • トマトジュース
に多く含まれています。

検尿での尿を出しやすくするもの②サポニン

サポニンはカリウム同様、水分の排出効果に優れた栄養素です。

  • 大豆製品
  • ごぼう
  • きゅうり
などに多く含まれています。

検尿での尿を出しやすくするもの③カフェイン

カフェインは高い利尿作用があり、膀胱の活動を活性化させる働きがあります。

「カフェインといえばコーヒー」というイメージが強いですが、コーヒーは体を冷やす作用があるので、実は利尿作用はそこまでないんですよね。

紅茶に生姜を入れた生姜紅茶や、カモミールティーやローズヒップティーがオススメです。

また、冷たくて飲むのではなく、温かい状態で飲のがポイントですよ。

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検尿前にやってはダメなことは意外に多い!?

検尿前にやってはダメなことは、もちろん検尿をする前に事前説明があると思います。

じゃないと、検査してくださる側もスムーズに検査できませんからね。

「検尿」のみの検査であれば、飲み物や食事などは普段と同じようにして大丈夫です。

ただ、ビタミンが入っているような薬は飲まないようにしましょう。

ビタミン剤などを飲むと、おしっこが黄色くなりますよね。

あれは、ビタミンが尿の成分に影響を与えているからです。

あとはジュースなども翌朝の尿の成分に影響が出てしまうので、飲みすぎには注意です。

人間ドッグなどのいろいろな検査を複数行う中での「検尿」であれば、飲み物や食事の制限があると思いますので、事前説明の指示に従ってください。

「これぐらいバレないだろう」と思っても、体は素直に反応するのでバレます。

この場合は変な数値の結果が出て再検査になってしまうだけなので、ルール以外のことはしないようにしてくださいね。

そして検尿するときは、よく「中間尿をとってください」と指示があると思います。

私は小さい頃から、

「中間尿を採ろうと思っていて、うっかり採取し損ねたらどうしよう」

という気持ちが働いてしまうので、上手に中間尿を採れたことはありません。

でもなぜ「中間尿が必要」なのかと言うと、出始めの尿にはばい菌が混じっている恐れがあるからです。

ちなみに一番確実と言われている方法は、女性の場合はウォシュレットで尿道口を洗って、トイレットペーパーでふき取ってから中間尿をとることだそうです。

模範的な検尿を行おうと思うとなかなか手間がかかりますね。

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尿検査のときに尿が出ない!知ってると便利な出やすくなるツボ

尿検査は、普段と変わらない気持ちであればリラックスして簡単に採尿できると思うのですが。

でもなんだか妙に緊張して、尿が出にくいということもあると思います。

そんなときに役に立つ、便利な「排尿に効くツボ」があるのでご紹介します。

検尿の時に効くツボ!水道

もうこの「水道(すいどう)」という名前のツボ。

そのまんまの名称でびっくりですよね。笑

この「水道(すいどう)」というツボは下腹部にあります。

おへその下に指4本分下がった部分から、左右に指3本の部分の2か所です。

このツボは、指で圧迫するのではなく、カイロやお灸で温めると良いそうです。

1~3分あたためると効果的なのだとか。

しかし、このツボは即効性はなさそうなのです…(ごめんなさい)。

頻尿を改善するというツボはいくつかあるのですが、排尿に効くツボは少ないようです。

少しでもリラックスしていつもと同じような心理状態にするというのも一つの方法かもしれません。

出ないかもしれないと不安に思うのではなく、ゆったりした気持ちで検尿の朝を迎えられると良いですね。

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検尿の量が足りない時って検査してもらえない?再検査になったりするの?

検尿の量があまりにも少ない場合は、日を改めて検査になる場合が多いです。

また、尿の量が必要量より少ない場合は、「検体量不足」となり再検査になります。

検尿で健康なのに再検査!? そうならないために気をつけたいポイント

尿検査をする際に以下の点を守らないと、健康なのに再検査になってしまう可能性があります。

尿検査の前に今一度注意事項を確認し、正しい結果が出るように心がけましょう。

尿検査前のポイント①就寝前の飲み物に注意

就寝前にジュースや風邪薬、ビタミンCが多い飲み物を飲むのは避けましょう。

尿の成分に影響が出て、正しい結果が判定しにくくなりますよ。

尿検査前のポイント②出始めの尿はとらない

出始めの尿は細菌が混じることがあり、検尿に出すと正しい結果が得られない場合があります。

尿は少し出してから一旦止め、中間の尿を取るようにしましょう。

また、女性の場合はウォシュレットで尿道口を洗浄してから採尿するようにすると、細菌が混じらなくなるのでオススメです。

尿検査前のポイント③採尿後は冷蔵庫で保存

尿を室温に置いておけば細菌が繁殖し、尿中の尿素を分解してアンモニアが発生してしまいます。

採尿したあと、提出まで時間がある場合は冷蔵庫などの冷暗所で保存しましょう。

このときもちろん、しっかりと密封するのは言うまでもありませんね!

検尿の量が少ないときのまとめ

検尿で必要な量は、25ccと言われています。

検尿カップでいうと一番下の目盛りですが、尿の量が足りない場合は正直に言うようにしましょうね。

尿の量が少ないまま提出すると、「検体量不足」と判断されて再検査になる可能性がありますよ。

なので、恥ずかしくても必ず言うようにしてくださいね。

また前日の就寝前には、ビタミンCを多く含む飲み物や風邪薬、ジュース類は控えましょう。

当日は大豆製品やカリウムを多く含むバナナ等を食べて

  • 生姜紅茶
  • カモミールティー
  • ロープヒップティー
などを飲んで、尿が出るように努めるようにしてくださいね。

そして最後に1つ!

健康診断のときの尿の悩みにはもう1つあります。

それは「検便のときに便におしっこがかかってしまう」ということ。

人によっては、尿とは違って何かと苦労する「検便」。

そんな検便の便に尿がかかってしまったら、もう検便としては提出できないのでしょうか?

「検便に尿がかかったら使えない!?失敗せずに採取する方法」

に、そんな「検便のぎもん」について詳しくまとめていますので、参考にしてみてくださいね。