検尿の量が少なくて不安!そのまま提出できる目安と対処法を解説

検尿の量が思ったより少なくて、「これってこのまま提出していいのかな?大丈夫かな?」と不安になった経験、ありませんか?

検査のときにちゃんと採れているか心配になるのは、誰にでもあることですし、初めての検査や体調が優れないときはなおさら気になりますよね。

結論からいうと、容器の目盛りに届かなくても、少ないというだけで直ちに提出できないとは限りません

必要な量は、尿定性や尿沈渣といった検査内容、学校・健康診断・病院などの提出先、使う容器によって変わります。

今ある尿に水を加えたり、別のタイミングで採った尿を後から足したりせず、まずはそのまま提出先へ量が少ないことを伝えてください。

学校なら指定の回収日や予備日、健診会場なら当日の再採尿や検査順の変更、病院なら指示された採尿条件を確認するのが確実です。

このページでは、検尿に必要な量の目安と、量が足りないときの対処、再検査を避けるための注意点をわかりやすくまとめます。

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検尿の量は実際どれくらい必要なの?

検尿に必要な量を「最低25cc」と一律に決めることはできません。

尿一般検査の技術資料では、試験紙を使う尿定性は1~2mL、尿を遠心分離して沈殿物を調べる尿沈渣は10mLが目安とされています。

学校検尿でも、一次検査は4~8mL、二次検査は10~20mLを目安にする団体があり、検査の段階によって必要量が異なります。

こうした数字は検査や運用の一例なので、手元の容器に線や採尿量の指示がある場合は、まずその案内を目安にしてください。

「目盛り未満だから検査できない」と自己判断せず、採れた量をそのまま持参して確認することが大切です。

ただし、量が少なすぎると検査項目によっては測定できず、再採尿や再提出になる場合があります。

ちなみに、検尿カップの底にある渦巻き模様は、尿のにごりを見やすくするためのものです。

にごりがあると模様が見えにくくなるため、採った尿の状態を確認する目安になります。

「会社の健康診断で容器の目盛りまで届かなかったため、受付で量が少ないと伝えました。その結果、〇〇と案内され、最終的に〇〇となりました」のように、提出先と実際の対応がわかる形で書いてください。

検尿での尿の量を出しやすくする食べ物や飲み物

尿を出そうとして、前日や当日に利尿作用があるとされる食べ物や飲み物を急に増やすことは、検尿の標準的な対処とは言い切れません。

まずは配布された説明書を確認し、食事や飲み物の指定がなければ、普段どおりを意識するのが安心です。

当日に水分を一気に大量にとると尿が薄まり、比重などの数値に影響することがあります。

糖分を含む飲み物も、検査項目に影響する可能性があります。

ほかの検査を同時に受ける場合は、自己判断で飲む前にスタッフへ確認してください。

検尿での尿を出しやすくするもの①カリウム

カリウムは体内の水分や塩分のバランスに関わる栄養素です。

  • アボカド
  • バナナ
  • ひじき
  • 納豆

などに多く含まれます。

飲み物では、

  • 日本茶
  • とうもろこし茶
  • トマトジュース

などが挙げられます。

ただし、これらを検尿前にとれば必要な尿量を確実に採れるわけではないので、採尿のために食事を急に変える必要はありません。

検尿での尿を出しやすくするもの②サポニン

サポニンを含む食べ物としては、次のようなものがあります。

  • 大豆製品
  • ごぼう
  • きゅうり

検尿のために積極的に食べれば尿量が増えると断定はできないため、普段の食事の範囲にとどめましょう。

検尿での尿を出しやすくするもの③カフェイン

カフェインには利尿作用がありますが、飲めば検尿に必要な量を確実に出せるというものではありません。

生姜紅茶やカモミールティー、ローズヒップティーなどを選びたくなるかもしれませんが、検尿のために普段飲まないものを取り入れる必要はありません。

飲み物の温度や種類を工夫することよりも、事前の指示を守り、量が少なければその事実を伝えることを優先してください。

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検尿前にやってはダメなことは意外に多い!?

検尿前は、まず配布された事前説明を確認してください。

検尿だけなら食事や飲み物を普段どおりにできる場合がありますが、人間ドックなどで複数の検査を受けるときは制限が異なります。

ビタミンCを含むサプリメントや飲み物は、一部の検査項目を本来より低く示すことがあるため、案内に従って控えるか、摂取したことを伝えましょう。

処方薬は自己判断で中止せず、服用について医療機関へ確認してください。

生理中、朝一番の尿ではない、激しい運動の後など、採尿条件に気になる点がある場合も、黙って出さずに申告することが大切です。

特にやってはいけないのが、量が足りないときに水で薄めたり、別のタイミングで採った尿を後から足したりすることです。

正しい結果が得られにくくなり、かえって再検査の原因になります。

前日の夜に採っておくのも避け、指定された時間と方法で採尿してください。

そして検尿では、「中間尿をとってください」と指示されることがあります。

私は小さい頃から、

「中間尿を採ろうと思っていて、うっかり採取し損ねたらどうしよう」

という気持ちが働いてしまうので、上手に中間尿を採れたことはありません。

中間尿を採るのは、出始めの尿に混じりやすい雑菌や血液、蛋白などの影響を減らすためです。

洗浄方法を含めて採り方を指定されている場合は、その手順に従いましょう。

模範的に採ろうとすると緊張してしまいますが、採り損ねたときは自己流で足さず、正直に伝えれば大丈夫です。

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尿検査のときに尿が出ない!知ってると便利な出やすくなるツボ

尿検査では、普段なら問題なく出るのに、緊張して尿が出にくくなることがあります。

出なくても「自分だけ」と落ち込む必要はありませんよ。

排尿を促すものとして紹介されるツボもありますが、即効性のある確実な採尿方法とは言い切れないため、無理に頼らないようにしましょう。

検尿の時に効くツボ!水道

「水道(すいどう)」という名前は、そのまんまでびっくりしますよね。

このツボは、おへその下に指4本分下がった場所から、左右へ指3本分離れた2か所とされています。

指で強く押すのではなく、カイロやお灸で1~3分ほど温める方法が紹介されることもあります。

ただし即効性があるとは限らず、検尿での排尿を保証する方法ではありません。

まず試しやすいのは、ゆっくり息を吐いて緊張をほぐすことや、前かがみの姿勢をとること、水の流れる音を聞くことです。

それでも出ないときはスタッフに伝え、ほかの検査を先にするか、最後にもう一度試せるかを確認してください。

水分をとる場合も、ほかの検査条件に影響することがあるため、飲む前に確認するのが安心です。

出ないかもしれないと焦りすぎず、ゆったりした気持ちで検尿に向かえるとよいですね。

検尿の量が足りない時って検査してもらえない?再検査になったりするの?

検尿の量が少なくても、すぐに検査不可や再検査と決まるわけではありません。

必要量を満たさなければ「検体量不足」となり、再採尿や再提出になる場合がありますが、対応は提出先によって異なります。

  • 学校検尿は、指定の回収日や予備日、再提出日のルールを確認する
  • 会社の健康診断や人間ドックは、ほかの検査を先に受けて当日もう一度採れるか確認する
  • 病院の外来検査は、採れた量と採尿条件を伝え、検査できるか判断してもらう

後日提出に対応する施設もありますが、学校では回収日以外に受け付けない場合もあるため、病院と同じだと思い込まないことが大切です。

少量でも採れたら容器をそのまま保管し、提出時に量が少ないこと、朝一番ではないこと、生理・薬・サプリメント・運動など気になる条件を伝えましょう。

そのうえで、当日の再採尿、検査順の変更、後日提出のどれが可能かを確認してください。

量が足りないと感じたら、黙って提出せず、その場で正直に伝えることがいちばん大事なポイントです。

検尿で健康なのに再検査!? そうならないために気をつけたいポイント

量が十分でも、採尿した時間や保存状態などの条件が悪ければ、結果に影響して再検査になる可能性があります。

尿検査の前に注意事項を確認し、気になる条件があれば提出時に伝えましょう。

尿検査前のポイント①就寝前の飲み物に注意

就寝前のジュースやビタミンCを多く含む飲み物、サプリメントは、検査項目に影響することがあります。

風邪薬などを服用している場合も、自分で中止するのではなく、事前説明を確認して医療スタッフへ伝えてください。

尿検査前のポイント②出始めの尿はとらない

出始めの尿には雑菌などが混じることがあるため、中間尿を指示された場合は、最初の尿を少し流してから容器に採ります。

量が足りなくなりそうで不安なときも、自己流に変えず、配布された採尿方法を優先してください。

尿検査前のポイント③採尿後は冷蔵庫で保存

尿は採ってから時間がたつと状態が変わるため、新鮮なうちに提出するのが原則です。

目安は採尿後2~3時間以内で、提出が遅れる場合は密封して4℃程度で保存する方法が示されています。

ただし、提出先から時間や保存方法を指定されている場合は、必ずそちらを優先してください。

検尿の量が少ないときのまとめ

検尿に必要な量は25ccで統一されているわけではなく、尿定性なら1~2mL、尿沈渣なら10mL、学校検尿では一次4~8mL、二次10~20mLを目安にする例があります。

容器や提出先で条件が違うため、手元の説明書と容器の線をまず確認しましょう。

大切なのは、量が足りないときに水で薄めたり後から足したりせず、採れた量と条件を正直に伝えることです。

学校なら回収日や予備日、健診なら当日の再採尿や順番変更、外来ならその検査に必要な量を確認すれば、その場に合った対応を案内してもらえます。

尿を出しやすくする目的で、次のような飲み物を選びたくなるかもしれません。

  • 生姜紅茶
  • カモミールティー
  • ローズヒップティー

ただし、確実に尿量を増やせるとは限らず、当日の大量飲水は尿を薄めることもあるため、事前の指示とスタッフへの相談を優先してください。

そして最後に1つ!

健康診断のときの尿の悩みには、もう1つあります。

それは「検便のときに便におしっこがかかってしまう」ということです。

人によっては、尿とは違って何かと苦労する「検便」。

その便に尿がかかってしまったら、もう検便として提出できないのでしょうか?

「検便に尿がかかったら使えない!?失敗せずに採取する方法」

に、そんな「検便のぎもん」について詳しくまとめていますので、参考にしてみてくださいね。