
独身の時は、自分の銀行口座は自分だけが利用するものですよね。
でも、結婚して子供が出来たりすると、子供の幼稚園や習い事、学校関係の支払いなど、銀行口座を自分以外の用途で使うことが増えてきます。
そんな時に便利に感じるのが、2つ目の銀行口座です。
一つは支払い用、一つは貯蓄用などといった感じで、他の銀行にいくつも通帳を作らなくても、一つの銀行で完結できたら便利ですね!
ただし、ゆうちょ銀行で2つ目の口座を考えるときは、昔の情報をそのまま信じないほうが安心です。
2026年7月時点では、本人名義ですでに通常貯金口座を持っている場合、新しく通常貯金の2口座目を作るのは基本的に難しくなっています。
さらに、以前は2つ目の受け皿として使われることがあった「通常貯蓄貯金」も、2025年5月2日で新規申込受付が終了しています。
今回は、そんな中でも全国どこにでもあるゆうちょ銀行で、2つ目の口座開設が今どうなっているのか、子ども名義の口座や用途別に分けたい場合の考え方も含めて、詳しくお伝えしていきたいと思います!
ゆうちょ銀行二つ目の口座開設!必要な書類や準備しておくべきことは?

ゆうちょ銀行で2つ目の口座を考えるときは、まず「自分名義でもう1つ作りたい」のか、「子ども名義で作りたい」のか、「貯蓄用として分けたい」のかを分けて考えることが大切です。
以前は、2つ目の口座として「通常貯蓄貯金」を案内されるケースがありました。
ですが、現在は通常貯蓄貯金の新規申込受付が終了しているため、これから新しく作る前提では考えないほうがよいです。
「昔は作れた」という話と、「今から作れる」という話は別物として見ておく必要があります。
貯蓄貯金口座開設って何?
この貯蓄貯金口座開設っていうのは、通常の預金口座と何がちがうのでしょうか?
ゆうちょ銀行では、普段の出し入れに使う口座を「通常貯金」といいます。
本来、ゆうちょ銀行では「お一人につき1口座」の利用をお願いしているため、すでに通常貯金の口座を持っている場合は、同じ名義でさらに通常貯金口座を開設するのは基本的にできないことになっています。
そして、以前は通常貯金に近い用途で使えるものとして「通常貯蓄貯金」がありました。
ただし、通常貯蓄貯金は2025年5月2日で新規申込受付が終了しています。
すでに持っている人は継続して使えますが、これから2つ目の口座として新しく作ることはできません。
また、通常貯蓄貯金は通常貯金とまったく同じではありません。
給与の受け取りや公共料金などの自動払込みには使えず、総合口座に切り替える前は振込にも制限があります。
キャッシュカードやATMの利用ができる点では似ていますが、「生活用の2つ目の口座」として何でも同じように使えるわけではないんですね。
さらに、以前は10万円以上の貯金がある場合に通常貯金より有利な利率が設定されることがありましたが、2026年7月時点では通常貯金と通常貯蓄貯金の金利は同率です。
今は「利率が有利だから通常貯蓄貯金を作る」という考え方も、現状とは合わなくなっています。
なので、ゆうちょ銀行で2つ目を考えるときは、「通常貯蓄貯金なら作れる」と思い込まず、今の制度で何ができるのかを確認してから動くことが大切です。
もし目的が「貯めるお金を分けたい」ということなら、ゆうちょ内では定額貯金や定期貯金、自動積立定額貯金などを検討する方法があります。
日常の支払い用と貯蓄用をはっきり分けたい場合は、他の銀行の目的別口座を併用するほうが使いやすいこともあります。
2つ目の口座開設の手続きは何か特別なものが必要なの?
口座開設時には、届出印や本人確認書類など、必要なものを事前に確認しておきましょう。
窓口で手続きする場合、必要な書類は郵便局に用意されていることが多いですが、本人確認書類や代理人確認に必要な書類が足りないと、手続きが進まないことがあります。
また、ゆうちょ銀行の口座開設は、どこの郵便局でも必ず同じように受け付けてもらえるわけではありません。
住まいや勤務先の近くの店舗で申し込むのが基本で、住所や勤務先から離れた店舗では、事情を確認されたうえで断られる場合があります。
「同じ支店なら作れるの?」「別の支店なら作れるの?」と考えたくなりますが、ゆうちょ銀行の場合、振込用の店名は実在する店舗名ではなく、システム上の便宜的な店名です。
気にするべきなのは、同じ支店かどうかではなく、現行ルール上その口座が開設できる条件に当てはまるかどうかです。
開設時の入金についても、必ずいくら必要と決めつけず、事前に窓口や公式案内で確認しておくと安心です。
子供のために使う口座の場合、子供の生まれた時の体重分だけ最初に入金するのが流行りましたね。
こういう思い出づくりとしての入金は、子ども用口座ならではの楽しさもあります。
ただし、これは「子ども名義の口座を作る話」であって、親本人の2口座目を作る話とは分けて考える必要があります。
口座開設の手続き時間は、窓口の混雑状況や予約の有無によって変わります。
アプリでの口座開設は、本人口座で約10〜15分、子ども口座で約15〜20分が目安とされていますが、すでに通常貯金を持っている場合はアプリで新たな口座開設はできません。
窓口でも予約なしだと待ち時間が長くなったり、後日の来店を案内されたりすることがあります。
口座開設時には、時間に余裕をもって行くか、事前に来店予約や必要書類を確認しておくことをオススメします。
ゆうちょ銀行の口座開設!本人以外が窓口の手続きに行ってもできない?

ゆうちょ銀行の口座開設は、原則として本人の手続きが望ましいです。
ただ、未成年の子どもの口座開設など、本人以外が手続きできるケースもあります。
ここで特に注意したいのが、配偶者の代理手続きです。
以前は「同居している配偶者なら代理で行ける」と考えられることもありましたが、現在の口座開設の代理申込は、法定代理人に限られます。
配偶者を含む家族であっても、委任状を持って行けば本人名義の口座を開設できる、という扱いではありません。
代理で行けるのは、
- 名義人の親権者
- その他の法定代理人
になります。
つまり、子供たちの口座開設に親権者であるママやパパが行くことはできますが、旦那さんや奥さんの口座を配偶者が代わりに作りに行くことはできない、ということです。
その場合には、名義人本人の本人確認書類に加え、
- 親権者であることが確認できる書類
- 法定代理人であることが確認できる書類
- 代理人自身の本人確認書類
などが必要になります。
少しややこしいですが、代理で行く場合は「家族だから大丈夫」と考えず、自分が手続きできる立場なのか、どの書類が必要なのかを先に確認しておくことが大切です。
特に、子ども名義の口座と配偶者名義の口座では扱いが違います。
ここを勘違いして窓口へ行くと、せっかく時間を作って行ったのに手続きできなかった、ということになりやすいです。
ゆうちょ銀行で口座開設!二つ目は可能なの?のまとめ

私も子供が3人いますので、それぞれ子供たちの銀行口座を代理で作成しました。
でもそれまでは、ゆうちょ銀行で2つ目の口座が作れるかどうかを深く考えたことがありませんでした。
家族が増えると、学校、習い事、子ども用の貯金などで「口座を分けられたら便利なのに」と感じる場面は本当に増えます。
ただ、2026年7月時点では、本人名義ですでに通常貯金口座を持っている場合、ゆうちょ銀行で通常貯金の2つ目を新しく作るのは基本的に難しいです。
以前2つ目の受け皿として使われることがあった通常貯蓄貯金も、新規申込受付は終了しています。
そのため、ゆうちょ銀行で2つ目の口座を考えるときは、次のように分けて考えると判断しやすいです。
- 自分名義で通常貯金をもう1つ作りたい場合は、現行ルールでは基本的に難しい
- 子ども名義の口座を作りたい場合は、親権者による手続きができる
- 貯蓄用に分けたい場合は、定額貯金や定期貯金なども候補になる
- 生活費と貯蓄をしっかり分けたい場合は、他行の目的別口座も比較するとよい
- 配偶者の口座を代理で作ることはできないため、本人手続きが必要
「ゆうちょ銀行の2つ目の口座」とひとことで言っても、自分名義なのか、子ども名義なのか、日常の支払い用なのか、貯めるためなのかで答えが変わります。
昔の記事や体験談では作れたように見えても、今は受付が終わっているものや、条件が変わっているものもあります。
まずは「何のために口座を分けたいのか」をはっきりさせてから、ゆうちょ内でできる方法と、他の銀行を使う方法を比べてみるのが安心です。
少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。
