
子どもが「カマキリ捕まえた!飼いたい!」と持ち帰ってきたとき、内心「えっ、餌どうするの…」ってなりませんでしたか?
カマキリってなんとなく「生きた虫しか食べない」イメージがありますよね。
でも毎日バッタやコオロギを用意するのは、正直かなり大変。
虫が苦手な方にとっては、それだけでもうハードルが高すぎる。(虫を触るくらいなら飼うのやめようかな…って思いますよね、正直)
でも実は、カマキリは虫以外のものでも食べてくれることがあるんです。
スーパーで買えるあの食材が使えたりするので、意外と続けられるかもしれません。
この記事では、虫以外で使える餌の種類と、与えるときのポイントをわかりやすくまとめました。
カマキリは虫以外の食べ物でも大丈夫!でも条件があります
カマキリは虫以外の食べ物でも食べてくれることがあります。
「虫じゃないとダメ」ということはないので、まずそこは安心してください。
ただし「なんでもOK」というわけではなく、カマキリが食べてくれるかどうかには条件があります。
その条件さえ押さえておけば、スーパーで手に入る食材でも十分対応できます。
一緒に確認していきましょう。
カマキリが虫以外を食べられる理由と必要な3つの条件
まずカマキリの習性について少しだけ知っておくと、あとの話がぐっとわかりやすくなります。
カマキリは「動くものを獲物と認識して食べる」という習性を持っています。
目の前でぴょんと動いたものに瞬時に反応して、素早くカマ(前足)でつかまえる。
これがカマキリの基本的な狩りのスタイルです。
つまり、虫かどうかよりも「動いているかどうか」が大事なんです。
ここが虫以外でも食べてもらえる理由のカギになります。
カマキリが餌を食べるために必要な条件はこの3つ
虫以外の餌を与えるときに押さえておきたいポイントは次の3つです。
- 餌が動いているか、動いているように見せてあげること
- 生もの(新鮮な状態)であること
- カマキリの体のサイズに合った量・大きさであること
特に「動き」は最重要です。
死んで動かないものはカマキリに「餌」として認識されにくいとされています。
お肉などを与えるときは竹串やピンセットの先に刺して、カマキリの目の前でゆっくりぷらぷら動かしながら見せてあげることがポイントです。
これは与えてはいけない!NGな食べ物
何でも試せばいいというわけではなく、絶対に与えてはいけないものもあります。
- 野菜・果物(カマキリは完全な肉食なので消化できません)
- 加熱した肉や魚(においが変わり、食べなくなることがほとんど)
- ハムや練り物などの加工食品(調味料や添加物が体に合いません)
- 乾燥したもの(カマキリは水分を含んだ生のものでないと食べません)
カマキリは完全な肉食性の昆虫です。
植物性のものや加工食品は体に合わないので、与えないようにしましょう。
一度、試しにキュウリの小さな切れ端をケージに入れてみたことがあるんですが、カマキリは完全スルー(笑)。
近づきもしませんでした。
改めて「あ、本当に草は食べないんだな」と実感した瞬間でした。
虫以外でカマキリに与えられる食べ物5選!
では実際に、虫以外でカマキリに与えられるものを紹介していきます。
どれもスーパーや通販で手に入るものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
①鶏のむね肉・ささみ(生)
最も試しやすくておすすめなのが、生の鶏肉(むね肉やささみ)です。
スーパーで安く手に入り、虫が苦手な方でも扱いやすいと思います。
与え方はシンプルで、細く切った鶏肉をピンセットや竹串の先に刺して、カマキリの目の前でゆっくり動かすだけ。
カマキリが反応して前足でつかまえたら、あとは自分でもぐもぐ食べてくれます。
必ず生のまま使うことがポイント。
加熱するとにおいが変わって食べなくなることが多いので、火は通さないでください。
ピンセットでぷらぷら動かしたら、2〜3秒でパッとカマが出てきてびっくりしました。
最初は半信半疑だったんですが、ちゃんと食べてくれて、子どもと一緒に「やったー!」ってなりました。
②お刺身(マグロ・白身魚など)
次におすすめなのが魚の刺身です。
マグロや鯛など、スーパーのお刺身コーナーに売っているもので大丈夫です。
鶏肉と同じようにピンセットで動かしながら与えます。
生魚はカマキリにとって食べやすい素材とされており、比較的食いつきがよいとされています。
ただし刺身は鮮度が落ちやすいので、食べ残した分はすぐにケージから取り出すようにしてください。
腐った餌はカマキリの体に悪影響を与えることがあります。
③ミルワーム
「虫じゃん!」と思ったかもしれませんが(笑)、ミルワームはペットショップやネット通販で手軽に購入できます。
自分で虫を捕まえるよりハードルがぐっと低く、扱いも比較的しやすいです。
見た目がちょっとアレなのはたしかですが(ここが最大のハードル)、動きがゆっくりで管理しやすく、カマキリへの栄養も高いとされています。
「買ってくる虫」なら少し気持ちがラクかもしれません。
④冷凍・乾燥コオロギ
最近はペット用の冷凍コオロギや乾燥コオロギがネットで気軽に買えるようになっています。
自分で虫を捕まえなくていいのが最大のメリットです。
ただし冷凍・乾燥タイプは動かないので、そのまま置いてもカマキリに無視されることがあります。
ピンセットで動かしながら与えるか、解凍したものを少し温めてにおいを立ててから与えると食いつきがよくなることがあるとされています。
⑤小さなバッタ・アブラムシ(補助として活用)
どうしても生きた虫も組み合わせたいという場合、庭や公園で見つかる小さなバッタやアブラムシを補助的に使う方法もあります。
毎日大量に用意しなくてよいなら、たまに足す程度でも十分です。
カマキリの体のサイズに合わせて、大きすぎない虫を選ぶようにしましょう。
餌を与えるときに気をつけたい3つのポイント
餌の種類と同じくらい、与え方も大切です。
失敗しやすいポイントをまとめておきます。
頻度は2〜3日に1回でOK!毎日与えなくて大丈夫
カマキリは毎日食べなくても生きていける生き物です。
2〜3日に1回程度のペースで与えれば十分とされています。
毎日与えようと焦る必要はありません。
むしろケージの中に食べ残しが長時間残ると腐敗して不衛生になるので、食べ残しはその日のうちに取り除くようにしましょう。
最初は食べなくても心配しすぎないで
最初からすんなり食べてくれるとは限りません。
カマキリは環境の変化にデリケートな面があり、飼い始めのころは食欲がないこともあります。
1〜2日食べなくてもすぐにどうこうなるわけではないので、あまり焦らないで大丈夫です。
ただし3〜4日以上まったく食べない場合は、ケージの温度や湿度などの環境を見直してみるとよいでしょう。
うちで飼ったカマキリ、最初の2日間は鶏肉を全然食べてくれなくて「弱ってるのかな…」と焦ったんですが、3日目にやっと食べてくれてほっとしました。
焦らないことが大事だなと実感しましたよ。
水分補給も忘れずに
カマキリは餌から水分を摂ることも多いですが、飼育下では不足しがちです。
霧吹きでケージの壁面や葉っぱに水を吹きかけてあげると、カマキリが舐めて水分補給します。
直接体に水をかけるのではなく、壁や葉に水滴をつけるイメージで。
これだけで水分補給はかなりカバーできます。
まとめ!カマキリの食べ物は虫以外でも十分対応できます
今回の内容を整理すると、こんな感じです。
- カマキリは虫以外の食べ物でも食べてくれることがある
- 大切なのは「動かして見せる」「生もの」「サイズ感」の3つ
- 鶏肉(生)・刺身・ミルワームなどが試しやすくておすすめ
- 野菜・果物・加工食品・加熱したものはNG
- 餌は2〜3日に1回のペースでOK、食べ残しはすぐ取り除く
- 最初は食べなくても焦らず、環境を整えながら様子を見る
「毎日虫を用意しないといけないのか…」と不安だった方、少し気持ちがラクになりましたか?工夫次第でハードルはぐっと下げられます。
カマキリって、最初はとっつきにくそうに見えるけれど、飼ってみると意外と愛着が湧いてくる不思議な生き物です。
子どもと一緒に「今日は食べてくれた!」「今日はダメだった」と観察するだけでも、なかなか面白い体験になりますよ。
まずは鶏肉やお刺身から、気軽に試してみてもらえたらうれしいです。
「意外とうまくいった」と感じる瞬間が、きっとすぐ来るはずです。