マイナンバーカードの紛失リスクがヤバい!?やるべきことは何?

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2020年5月、新型コロナウイルスの特別定額給付金の申請手続きが始まりました。

私の住んでいる自治体では、5月下旬にようやく特別給付金の申請書が届き、すぐに申請書類を郵送しました。

しかし、入金になるのは1か月半~2か月先とのこと…。

我が家はマイナンバーカードを作っていないのですが、

「もしマイナンバーカードを持っていたら、もう少し早くに入金してもらえた」

と知り、ショックを受けています。

正直、マイナンバーカードを使うタイミングは限定的ですし、今までは一切必要性を感じませんでした。

でも、まさかこんなに必要性を感じることが起こるとは、思ってもいませんでした!

先日、私の住む自治体では、ショッピングモールの中に、なんと「マイナンバーカード受付センター」なるものがオープンしました。

「先着○名様にマイナポイント(これもよくわかってません。笑)が付与される」
「子どもが申請したら500円分の図書カードがもらえる」

とか、いろいろなキャンペーンを行っているようです。

うちの自治体は「これを機にマイナンバーカードを申請しよう!」ということなのかもしれませんが、マイナンバーカードの重要度や自分の中での位置づけ(?)は不明なままです。

マイナンバーカードには顔写真がついているので、免許証やパスポートと同じように「公的な本人確認書類」として扱われています。

なので、重要な書類を作るときや、金融機関などでも提示できます。

  • 免許証と同じように常にお財布に入れておくべきなのか
  • 大事なものを入れているところにきっちり保管しておくべきなのか
  • 万が一紛失してしまったら?
  • 免許証をなくしたときはすぐに警察に届けますが、マイナンバーカードはどうすればいいのか。
まだ親しみがないので扱いがわからないですが、おそらく非常に重要なマイナンバーカード。

そんなマイナンバーカードの取り扱い、特に紛失した場合のリスクについて、詳しく見ていきたいと思います。

マイナンバーカードを紛失してしまった!どんな危険性が考えられるの?

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マイナンバーカードの利点の一つに、「今まで市役所の窓口で交付してもらっていた各種証明書をコンビニで出力できる」ということがあります。

これはマイナンバーカードを発行するときに「電子証明書つき」を希望した人のみの機能です(後から追加することもできます)。

自治体によって取り扱いが違うようですが、土日でも証明書の交付が可能ですし、市役所の窓口よりも安く交付できるそうです。

コンビニで取得できる証明書は

  • 住民票の写し
  • 印鑑登録証明書
  • 住民票記載事項証明書
  • 各種税証明書
  • 戸籍証明書
  • 戸籍の附票の写し
これら5種類です。

コンビニでの発行には「暗証番号」が必要なので、カードを紛失しても「住民票が勝手に取得されてしまう」ということにはなりません。

ただ、もし暗証番号も漏洩していれば、証明書を出される可能性はあります。

この中でも、「印鑑登録証明書」は大きな金額の重要な契約(家、車、相続など)をするときに重要なものです。

印鑑証明書を元に実印を割り出されてしまうと、不正利用の恐れもあるのではないかなと思います。

そして、マイナンバーカードを使うと「銀行口座も開設」ができてしまいます。

顔写真がついているので、全くの別人であれば開設時に気付かれるでしょうが、オンラインでの開設などであれば、悪用される可能性は否定できません。

不正に作られた銀行口座が、犯罪に使われてしまうことも起こりえると思います。


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マイナンバーカードを紛失した時には専用のコールセンターがある!?

もしも、マイナンバーカードをなくしてしまったときには、窓口に連絡して再発行手続きをしなければなりません。

再発行手続きとはいえ、実際には「新規発行の手続きとほぼ同じ」なんです。

そのため、受付してもらってから手元に現物が届くまでは、新規発行の時と同じように「約1か月」ほどかかってしまいます。

免許証やクレジットカードを紛失した場合は、もっと早くに再発行手続きが終了しますが、マイナンバーカードはそういうわけではないんですね!

しかも、再発行には手数料が必要です。

新規発行は無料ですが、再発行には手数料がかかってしまいます。

再発行手数料は自治体で違うようですが、私の住んでいるところは1枚500円でした。

★紛失時の再発行までの流れ
①個人番号カードコールセンターに電話
マイナンバーカードの機能停止と今後の手続き方法について案内してもらえます。

②警察に遺失届提出
再発行手続きで必要なので、受理番号を控えてください。

③市役所で再発行手続き
再発行手数料が必要です。

④市役所から交付通知書が自宅に届く

⑤市役所で受け取り

ご存知の方も多いと思いますが、マイナンバーカードの個人番号は、基本的に「一生涯同じ番号」です。

ただし、紛失して悪用される心配がある場合などは、例外的に番号を変えることができるようです。

これはこちらから申請する必要があるので、何も伝えなければ同じ番号で再発行されます。

新しい番号を採番するとなれば、さらに手数料が500円(2020年6月現在)かかるようです。

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マイナンバーカードの紛失リスクがヤバい!?のまとめ

マイナンバーカードの紛失リスクについて見てきました。

最後にポイントをおさらいしておきましょう。

  • マイナンバーカードを紛失すると、コンビニで印鑑登録証明書などの証明書を出力されたり、銀行口座を不正に開設される恐れがあります。
  • 紛失時は、「個人番号コールセンター」「警察」に連絡しましょう。
  • 再発行には手数料必要ですし、手元に届くまで1ヶ月ほどかかってしまいます。
  • マイナンバーカードは、公的証明書として使用できるものなので、取り扱いには気を付けましょう。
大切なマイナンバーカード!

私は、普段は紛失してしまわないように、持ち歩かずに大切にしまっておくことに決めました!

取り扱いには十分に気をつけましょうね!