検便を保管する冷暗所ってどこのこと?何日前から保管しても大丈夫なの?

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便秘持ちの人は定期的な便通がないため、「検便の時期にでなかったらどうしよう…」と、不安になってしまいます。

なので検便を提出する健康診断の、前日や当日に便通が起きないことを考えて、「便が出たときに採取しておく」と安心だと思います。

ですが、いったい何日前の便であれば保管しても問題ないんでしょうか?

まず検便は基本的には、提出日の前日と提出日の朝に採取したものを提出します。

でも安心してください!

便通が定期的にない人は、「1週間前から採取しても問題ない」と言われているんですね。

「1週間あれば、どうにか大丈夫!」という人も、多いのではないでしょうか?

ただ「冷暗所」に正しく保管していないと、時間経過とともに便の中の血液成分等が分解され、正しい検査結果が得られない場合があるんです。

そして問題になるのが、この「冷暗所」です。

「家の中で冷たくて暗い場所」と言われても、なかなかピンとこないですよね?

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検便を保管する冷暗所っていったいどこに置いておけばいいの?

では、採取した便は「冷暗所」に保存するようにと言われていますが、いったいどのような場所に保管するのが正解なのでしょうか?

採取した便の保存場所として、もっともお勧めなのが、なんと「冷蔵庫」なんです。

「冷蔵庫に、うんこをいれるの?!」って思われた方も多いのではないでしょうか?

でも冷蔵庫の中は、

  • 太陽光が当たらず
  • 気温も適切で
そう考えると、検便を保存するにはとってもいい環境といえるんですよね。

ただ、食品を保存する冷蔵庫に検便を入れるのは抵抗がある方も多いですよね。

検便はしっかり密閉していれば問題ありませんが、どうしても抵抗がある方は他の場所を探しましょう。

直射日光が当たらず涼しい場所を探してみてください。

例えば

  • トイレの片隅
  • 物置
  • 押し入れの中
など、探せば見つかるはずです。

また、100円ショップ等で発泡スチロールの箱を用意して入れるのもオススメです。

そして保存場所が見つかったら、必ず保冷剤とともに保存するようにしてください。

冷蔵庫と違い気温が上がりやすいので、少しでも気温の上昇を防ぐ為に保冷剤は必須です。

保冷剤は4~5時間おきに取り替え、検便の温度の上昇を食い止めるようにしましょう。

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検便って何日間保管しておけるの?季節によっても違うもの?

繰り返しになりますが、検便は最大1週間程度保存できます。

ただし暑さが気になる夏の間は、1週間ではなく4~5日程度しか保存できないとされています。

夏の間は、便を保存する場所の温度に十分気をつけて、直射日光が当たって気温が高くなるような場所には保存しないように気をつけましょうね。

検便の注意点は他にもある!

検便は保存期間も気をつけなければいけませんが、検便の採取方法にも気をつけるべき点があります。

せっかく採取した便が無駄にならないよう、正しい検便の採取方法についても学んでいきましょう!

正しい検便の採取方法①満遍なく擦り取ってはいけない

便の量が少なくてはダメと思い、便の表面を満遍なく擦り取って採取するのは、実は間違った採取方法です。

便の表面にスティックの先端を3回程度突き刺して、スティックの先端の穴に便が埋まる程度の量が採取できていれば大丈夫です。

正しい検便の採取方法②緩めの便でも採取してOK

検便は水っぽくないしっかりした便のみ採取すると思われがちですが、緩めの便でも採取して構いません。

ただし緩めの便の場合は、スティックの先端部分にしっかりと便をつけてから提出するようにしてください。

正しい検便の採取方法③生理中の検便はNG

女性ですと、検便の時期と生理周期が重なってしまったという経験がある方もいるでしょう。

しかし、生理中に検便を採取して提出すると、再検査になってしまう可能性が高くなってしまいます。

もし生理周期と検便の時期が重なってしまったら、正直に提出先に申告してくださいね。

また、検便の便を採るときに、スローモーションのように便が水の中に「ぽちゃん」と落ちていったこと、ありませんか?

さすがに、水の中に全部使ってしまった便は、検便に使ったらダメな気がしますよね?

そんな「便が水にぽっちゃん」してしまったときのことを

「検便は水没したものを使ったらダメ?失敗から学んだ検便の方法とは?」

に詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね。

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検便って何日前から採っても大丈夫?のまとめ

検便は1週間前のものから提出可能ですが、しっかり密閉して冷暗所に保存しておく必要があります。

便は時間が経過すると血液成分等が変容してしまうので、保存方法には十分な注意が必要です。

便を保存するには、冷蔵庫か直射日光が当たらない涼しい場所に保存しましょう。

冷蔵庫に入れるときはそのまま入れ、涼しい場所に保存するときは保冷剤とともに保存してくださいね。