じゃがいもの芽はどこまで取ればいい?安全に食べるための3つの判断基準

買ってきたじゃがいもを冷蔵庫から取り出したら、いつの間にか芽がにょきっと出ていた…なんてこと、ありますよね。

「これ、食べても大丈夫かな?」「芽ってどこまで取ればいいんだろう?」と手が止まってしまう気持ち、すごくわかります。

捨てるのはもったいないし、でも食べて体の具合が悪くなったら怖いし。

そのモヤモヤ、この記事でスッキリ解決しましょう。

正しい取り方さえ知っておけば、もう迷わなくて済みますよ。

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芽とその周りを深めにくり抜けば大丈夫!

まず安心してほしいのですが、芽をしっかり取り除けば、じゃがいも本体は問題なく食べられます。

「芽が出たら即アウト」ではないので、慌てて全部捨てなくて大丈夫です。

ポイントは「芽だけをそぎ落とすのではなく、芽の根元からぐるっと深めにくり抜くこと」。

これさえ守れば、じゃがいもはおいしく使えます。

なぜそうする必要があるのか、次のセクションで詳しく説明しますね。

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じゃがいもの芽が危ない理由と取り方の根拠

「なんで芽を取らないといけないの?」と思う方もいるかもしれません。

ちゃんと理由があるので、わかりやすく説明しますね。

芽に含まれる「ソラニン」という成分について

じゃがいもの芽には、ソラニンとチャコニンという天然の毒素が含まれているとされています。

これは植物が自分を守るために作り出す成分で、多く摂取すると吐き気や腹痛、頭痛などを引き起こすことがあると言われています。

ただ、ここで大事なのは「芽の部分に集中して含まれている」という点です。

じゃがいもの実の部分には、芽ほどの量は含まれていません。

だから、芽をしっかり取り除けばOKというわけです。(「毒」と聞くとドキッとしますが、正しく処理すれば怖くないですよ)

「芽の根元」まで取ることが大事な理由

ソラニンは芽の先だけでなく、芽の根元、つまりじゃがいもの実に接している部分にも多く含まれているとされています。

つまり、芽をポキッと折り取るだけでは不十分で、根元からしっかりくり抜く必要があるのです。

「ちょっと折れたからOK」と思っていた方、実はそこが落とし穴だったんです。

私もはじめはそれで済ませていたので、気持ちはよくわかります。

どのくらいの深さ・範囲まで取ればいいの?

目安としては、芽の根元を中心に、直径・深さともに1〜2cm程度をくり抜くのが安心です。

包丁の角(刃の根元に近い部分)や、ピーラーの芽取り用のくぼみを使うと取りやすいですよ。

「ちょっと取りすぎかな?」と思うくらいが、ちょうどいいくらいです。

食べられる部分が少し減っても、安全が最優先ですから。

私もはじめのころは、芽をポキッと折るだけで大丈夫だと思っていました。

でもちゃんと調べてみて、初めて”根元まで取らないといけないんだ!”と気づいたんです。

今は包丁の刃の根元部分を芽に当てて、ぐるっとくり抜くようにしています。

最初はちょっとコツがいるかなと思ったけど、慣れると1個あたり数秒でできますよ。

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どこまで取ればいい?3つのパターンで確認しよう

ひとくちに「芽が出た」といっても、状態はさまざまですよね。

よくある3つのパターンで、それぞれどう判断すればいいかを見ていきましょう。

パターン① 芽が短い場合(1cm未満)

芽がほんの少しだけ出ている状態。

これは比較的よくあるケースです。

この場合、芽とその根元をしっかりくり抜けば、残りの部分は問題なく食べられます。

芽が短くても「ちょっとだから大丈夫」と折るだけにせず、根元からくり抜くことを忘れずに。

取り方の流れはこんな感じです。

  • じゃがいも全体の芽の位置を確認する
  • 包丁の角(刃の根元側)またはピーラーの芽取り部分を芽の根元に当てる
  • ぐるりと回しながら1〜2cmほどの深さでくり抜く
  • 同じように、全ての芽を処理する

これだけです。

意外とシンプルでしょう?

パターン② 芽がしっかり伸びている場合(3cm以上)

しばらく放置してしまい、芽がぐんぐん育ってしまった状態。(気づいたら緑の森みたいになってた、なんてことありますよね)

芽が長くなっている場合、それだけ根元のソラニンも増えている可能性があるとされています。

芽の根元を2〜3cmほど、やや深めにくり抜くのがポイントです。

また、芽が伸びている間、じゃがいも本体の水分や栄養が芽に使われているため、実がやせて柔らかくなっていることがあります。

皮を剥いて実の状態も確認してみてください。

しっかりしていれば食べられます。

以前、買ったことをすっかり忘れていたじゃがいもを発見したとき、芽が5cmくらいに育っていて思わずびっくりしました。

でも焦らず、根元を深めにくり抜いて実を確認したら中はまだしっかりしていたので、そのままカレーに使いました。

ちゃんとおいしく食べられましたよ。

捨てなくてよかった!と思いました。

パターン③ 皮が緑色になっている場合

これは少し注意が必要なケースです。

じゃがいもの皮が緑色になっているのは、光に長時間当たってソラニンが増えているサインとされています。

緑色の部分は皮を厚めに剥いて、しっかり取り除くことが大切です。

薄く剥いただけでは緑色の層が残ることがあるので、ここは少し多めに剥くのがポイントになります。

緑色が表面だけで、中の実が白くて問題なさそうであれば食べられます。

ただし、皮を剥いても中まで緑色になっている場合は、食べるのを控えた方が安心です。

もったいない気持ちはすごくよくわかるのですが、そこは体を優先してくださいね。

やってしまいがちなNGな処理法

最後に、やりがちだけど避けてほしいことも確認しておきましょう。

  • 芽をポキッと折るだけで終わりにする(根元が残ってしまいます)
  • 「少しだから大丈夫」と芽を取らずにそのまま調理する
  • 緑色の皮をほんの薄く剥くだけで済ませる
  • 皮の中まで緑色になっているのに食べようとする
特に「折るだけ」はついやってしまいがちなので、ここだけ覚えておいてもらえると安心です。

まとめ:じゃがいもの芽は「深くくり抜く」が基本

今回の内容を整理するとこんなポイントになります。

  • 芽にはソラニンという成分が含まれているため、取り除くことが必要
  • 芽を折るだけではなく、根元から1〜2cmの深さでくり抜くのが正解
  • 芽が短くても長くても、「根元からくり抜く」というルールは変わらない
  • 皮が緑色になっているときは厚めに剥き、中まで緑なら食べるのを控える
  • 実の部分に問題がなければ、芽を取り除いたじゃがいもは食べられる

「芽が出たら全部捨てるしかない」と思っていた方も、これで少し気持ちが楽になったでしょうか?正しい処理さえすれば、もったいなく捨てなくてよいことがほとんどです。

今まさに冷蔵庫にじゃがいもがある方は、ぜひ一度確認してみてください。

芽が出ていたとしても、今日の夕飯に使えるかもしれません。

「どこまで取ればいいんだろう?」と悩む時間がなくなったら、料理がちょっとだけ気楽になりますよね。

そんな小さな安心が、毎日のキッチンに立つのをもう少し楽にしてくれると思います。