
リクガメを飼ってみたい気持ちはあるけれど、「何を揃えればいいのかわからない」「失敗したくない」と感じていませんか?
ペットショップに行っても種類が多くてどれを選べばいいか迷ったり、ネットで調べると情報がバラバラで余計に混乱してしまったり…。
そういう経験、きっとあるんじゃないかと思います。
この記事では、リクガメ飼育をこれから始める方が最初に揃えておきたいものを7つに絞って、わかりやすく解説しています。
これを読めば「何から準備すればいいかわからない」という不安がスッキリ解消できますよ。
リクガメ飼育に必要なものは7つ!まずはここから揃えれば大丈夫
リクガメの飼育に最初から完璧な環境は必要ありません。
基本の7つを揃えるだけで、安心してスタートできます。
「準備が難しそう…」と感じているかもしれませんが、一つひとつ見ていけば全然難しくないんです。
大丈夫ですよ、焦らずいきましょう。
なぜリクガメ飼育には専用グッズが必要なの?
犬や猫と同じように飼えばいいんじゃないの?と思うかもしれませんが、リクガメは少し違います。
リクガメは変温動物なので、自分では体温を調節できません。
つまり、飼育環境を人の手で整えてあげないと、体調を崩してしまう可能性があります。
「それって大変そう…」と感じますよね。
でも安心してください。
必要な道具を一度揃えてしまえば、日々のお世話は意外とシンプルです。
リクガメにとって「温度」と「光」が命綱
野生のリクガメは太陽の光を浴びながら体を温め、暑くなれば木陰や土の中に潜って体温を調節しています。
家の中ではその「太陽の代わり」を用意してあげることが、健康維持の基本です。
この部分さえしっかり押さえておけば、リクガメ飼育の難しい部分のほとんどはクリアできます。
最初は「最低限」から始めていい
完璧な環境を最初から揃えようとすると、費用がかさんで続けられなくなることも。
まずは基本アイテムからスタートして、少しずつ環境を整えていく方がずっと現実的です。
私も最初はケージとライトだけ買って始めました。
後からUVBライトが別に必要だと知って慌てて買い足したんですが(最初から買えばよかった笑)、そのくらいゆるいスタートでも問題なく育ってくれています。
リクガメ飼育に必要なもの7選を徹底解説!
それでは、具体的に何が必要なのか一つずつ見ていきましょう。
① ケージ(飼育ケース)
リクガメは思っているよりもスペースが必要です。
小さいケージだとストレスをためやすくなります。
目安は甲長(甲羅の長さ)の5〜6倍以上の広さが必要とされています。
甲長10cmなら最低でも50〜60cm以上が必要です。
将来的な大きさも見越して、最初から余裕のあるサイズを選ぶのがおすすめです。
爬虫類専用ケージはライトの取り付けや通気性の面で使いやすく、初心者にも向いています。
価格は種類によってさまざまですが、まずは5,000〜15,000円程度のものから探してみてください。
② 床材(とこざい)
ケージの底に敷く素材のことです。
リクガメが歩いたり掘ったりするために必要で、ただの土なのにけっこう重要な役割を持っています。
初心者におすすめなのは**赤玉土**や爬虫類専用の砂・土素材です。
保湿性があり、リクガメが掘る行動(本能的な動きです!)を満たしてあげられます。
木材チップ系の床材はカビが生えやすく誤飲のリスクもあるため、最初は避けるのが無難です。
③ バスキングライト(スポットライト)
リクガメは「バスキング」と呼ばれる、光を浴びながら体を温める行動をします。
これが健康維持にとても大切です。
バスキングライトはケージの一部を集中的に温めるためのもので、照射部分の温度が35〜40℃程度になるよう調整するのが基本とされています。
暖かい場所(ホットゾーン)と涼しい場所(クールゾーン)の温度差を作ることで、リクガメが自分で体温調節できるようになります。
価格は1,500〜3,000円程度が目安です。
④ UVBライト
「バスキングライトと何が違うの?」と疑問に思いますよね。
バスキングライトは「温める」ためのライト、UVBライトは「紫外線を当てる」ためのライトで、役割がまったく異なります。
UVBはリクガメがビタミンD3を体内で作るのに必要で、不足すると甲羅や骨が正常に育たなくなる「クル病」という状態になることがあります。
UVBとバスキングの両方が1本でできる「コンバインドライト」という製品もありますが、それぞれ別に用意した方が効果が高いとされています。
Zoo MedやArcadiaなどの爬虫類専門ブランドが信頼性高いと言われています。
⑤ 温湿度計
ケージ内の温度と湿度を正確に確認するための必需品です。
「なんとなく暖かそう」では管理が難しく、リクガメの健康は適切な温度・湿度の維持にかかっています。
デジタル表示で温度と湿度が同時に確認できるタイプが使いやすくておすすめです。
ホットゾーンとクールゾーンの2か所に置けると理想的で、1,000〜2,000円程度で手に入ります。
⑥ 水入れ・エサ入れ
リクガメは水を飲むだけでなく、水に浸かることも好みます。
水入れは底が平らで、甲羅の高さより浅いものを選んでください。
深すぎると溺れてしまう危険があります。
エサ入れはリクガメがひっくり返しにくい、重みのある素材が向いています。
陶器製のものが安定していて洗いやすく、使い勝手がいいですよ。
⑦ シェルター(隠れ家)
リクガメは意外と臆病な生き物で、隠れられる場所があると安心します。
特に飼い始めの頃は新しい環境に慣れておらず、シェルターが心のよりどころになります。
市販の爬虫類用シェルターで十分ですが、植木鉢を半分に割ったものやレンガで作った簡易シェルターでも代用できます。(自作シェルターを作るのも楽しみの一つになりますよ!)
これはやらないで!初心者がやりがちなNG行動3つ
アイテムを揃えるときと同じくらい大切なのが「やってはいけないこと」を知っておくことです。
- ケージを日光が直接当たる窓際に置く(密閉空間は温度が急上昇して熱中症の危険があります)
- 人間の食べ物を与える(塩分や糖分がリクガメの体には合いません)
- UVBライトなしで飼い続ける(甲羅や骨の発育に影響が出ることがあります)
ライト管理はタイマーにおまかせが正解
バスキングライトとUVBライトは、1日10〜12時間程度の照射が目安とされています。
毎日手動でオン・オフするのは忘れがちなので、タイマーコンセントを一緒に用意しておくと安心です。
500円前後で手に入るので、ぜひ最初から揃えておいてください。
仕事が忙しかった時期にライトをつけ忘れてしまったことがあって、それからはタイマーコンセントに頼り切っています。
500円ちょっとで買えるのに、こんなに楽になるとは思いませんでした。
まとめ:リクガメ飼育に必要なもの一覧
この記事でご紹介したアイテムを最後に確認しておきましょう。
- ケージ(飼育ケース)
- 床材
- バスキングライト
- UVBライト
- 温湿度計
- 水入れ・エサ入れ
- シェルター(隠れ家)
この7つが揃えば、リクガメを迎える準備は十分です。
「こんなに必要なの?」と最初は感じるかもしれませんが、一度揃えてしまえばあとは日々のごはんと環境チェックがメインになります。
難しく考えすぎず、「この子が快適に過ごせる場所を作ってあげよう」という気持ちで準備を進めてみてください。
リクガメとの暮らしは、ゆっくりとした時間の流れる穏やかなものです。
毎日少しずつ慣れてきた様子を見ているだけで、なんだかほっとするんですよね。
「全部揃ってから迎えよう」と待ち続けると、なかなか踏み出せないまま時間が経ってしまうことも。
まず一つ、道具を手に取ってみるところから始めてみると、自然と次のステップが見えてくるかもしれませんよ。
我が家の子が来た初日、ケージの隅でじっとしたまま全然動かなくて心配でした。
でも3日もすると少しずつ動き回るようになって、1週間後には餌をあげるときにこちらに近づいてくるように。
あの瞬間の嬉しさは今でも覚えています。
