
冬休みも後半になってくると、そろそろ気になり始めるのが書き初めの宿題ですよね。
「どんな言葉を書けばいいの?」
「子供がなかなか決められなくて、親子でピリピリしてしまう…」
なんていうお悩み、実はいろんなご家庭でよく聞くお話なんですよ。
この記事では、そんなお父さんやお母さん、それから久しぶりに筆を握る方向けに、おすすめの言葉を50個厳選してご紹介します。
単なるリストだけじゃなくて、お子さんのやる気を引き出すコツや、字が苦手な子でもきれいに見せられる選び方のヒントも詰め込みましたよ。
読み終わる頃には、お子さんと一緒に「これだね!」と笑顔で言葉を選べるようになるはずです。
書き初めの意味と由来を知って気持ちを高めよう
まずは、どうして新しい年にわざわざ墨をすって文字を書くのか、その理由を少しだけお話しさせてくださいね。
理由がわかると、ただの作業だった宿題が、なんだか特別な行事のように感じられてくるから不思議です。
なぜ1月2日に筆を握るのか
書き初めは、昔は「吉書(きっしょ)」といって、一年の吉日を選んで詩や歌を書く宮中の行事だったんですよ。
それが江戸時代になって寺子屋が広まると、一般の人たちの間でも「一年の目標を立てて、習字の上達を願う日」として定着していきました。
1月2日は「事始め」といって、この日から始めたことは長く続いたり、上達が早かったりすると昔から言われています。
だから、新年のまっさらな気持ちで筆を動かすことは、その一年を「どんな自分にしたいか」という種まきのようなもの。
そう思うと、書き初めがちょっと楽しみになってきませんか?
後悔しないための書き初め言葉選びのポイント
「何でもいいよ」と言われるのが、実は一番困ってしまいますよね。
適当に選んでしまうと、いざ書き始めたときに「字のバランスが難しくてなかなか終わらない……」なんていう失敗につながることもあります。
そこで、お子さんにぴったりの言葉を見つけるための判断基準をいくつかまとめてみましたよ。
子供でも書きやすい文字の見分け方
習字には「形を整えやすい文字」と「バランスが難しい文字」があることを知っておくと、言葉選びがぐっと楽になります。
例えば、
- 日
- 口
- 月
逆に、お子さんが「字が苦手だな」と感じているときは、
- 画数が少なすぎて余白が目立ってしまう文字
- 曲線が多くて中心が取りにくい「し」や「め」が続く言葉
また、提出する形式が学校によって「半紙(小さい紙)」なのか「条幅(長い紙)」なのかによって、おすすめの文字数も変わってきます。
なので、事前に学校からのプリントを確認しておくと二度手間にならなくて安心ですね。
【学年・文字数別】おすすめの言葉リスト
ここからは、実際におすすめの言葉をリストにしました。
意味もあわせて紹介するので、お子さんと一緒に「どんな一年にしたいかな?」とおしゃべりしながら選んでみてくださいね。
まずは小学校低学年から中学年向けの、ひらがなを中心とした言葉です。
干支にちなんだ言葉
干支にちなんだ言葉を選ぶと、より「今年らしさ」が出て、特別な一枚になりますよ。
干支にちなんだ言葉で「今年らしさ」を出そう
干支にちなんだ言葉を選ぶと、より「今年らしさ」が出て、特別な一枚になりますよ。
その年の干支が持つ意味や願いを込めた言葉は、選んだ理由が伝わりやすくて、先生にも印象に残りやすいです。
12干支それぞれにおすすめの言葉をまとめましたので、自分の生まれ年や今年の干支にあわせて選んでみてくださいね。
子(ね・ねずみ)
丑(うし)
寅(とら)
卯(う・うさぎ)
辰(たつ・りゅう)
巳(み・へび)
午(うま)
未(ひつじ)
申(さる)
酉(とり)
戌(いぬ)
亥(い・いのしし)
干支ごとに意味が違うので、「自分はこの干支だから、こういう一年にしたい」という気持ちと言葉をつなげて選ぶと、書いていても楽しくなりますよ。
実体験から学んだ、楽しく書き終えるためのコツ
ここで、私自身のちょっとした経験をお話しさせてくださいね。
昔、我が家で子供が書き初めをしていたときのことです。
「かっこいいから」という理由だけで、すごく難しい四字熟語を選んでしまったことがありました。
「うまく書けない!」と泣きべそをかいた日のこと
いざ書き始めると、画数が多すぎて文字が真っ黒になってしまって、子供は「もう嫌だ、書けない!」と泣き出してしまったんです。
せっかくの新年の行事が、悲しい思い出になりそうで焦りました。
そこで私は
「上手に書こうとしなくていいよ。それよりも、名前を堂々と書くことと、筆を勢いよく動かすことだけ楽しんでみて」
と声をかけて、少しだけ簡単な「希望」という言葉に変えてみました。
すると、子供の表情がパッと明るくなって、最後には「これ、今までで一番うまく書けた!」と満足げな顔を見せてくれたんです。
この経験から学んだのは、完璧な作品を作ることよりも、
- その言葉を好きだと思えるか
- のびのび書けるか
もしお子さんが行き詰まっていたら、そっと寄り添って言葉のレベルを一段階下げてあげるのも、一つの優しさですよ。
準備と後片付けまで安心!初心者がつまずきやすいポイント対策
言葉が決まったら、あとは書くだけですね。
でも実は、書き始める前の「準備」と終わった後の「後片付け」で、その日の満足度がかなり変わってきます。
初心者がつまずきやすいポイントを先回りして解決しておきましょう。
汚れを気にせず集中できる環境の作り方
習字の宿題で一番のストレスは「床や服が墨で汚れること」ではないでしょうか。
ここを工夫するだけで、お父さんやお母さんの心にも余裕が生まれますよ。
新聞紙を敷くときは
- 広く
- 厚く
1枚だと墨が染みて床を汚すことがあるから、2〜3枚重ねて、書くスペースより一回り広く敷くようにするのがコツですよ。
服装については、汚れてもいいものか、墨が目立たない黒っぽいものを着せてあげると安心です。
それから、「名前のスペースをあらかじめ確保しておくこと」も大切です。
書き終わってから「名前が入らない!」と慌てないように、最初に左側を細長く折っておいて名前の場所を意識させてあげると失敗しませんよ。
意外と見落としがち!正しい乾かし方と筆のお手入れ
書き終わった後の作品は、部屋の隅に置くときに四隅へ文鎮などの重石を置いておくと、踏んでしまったり風で飛んでしまったりするのを防げますよ。
あとは、筆のお手入れも忘れずに。
根元までしっかり水で洗って、形を整えてから吊るして乾かすのが基本です。
これを忘れると、次にお習字をするときに筆がカチカチになって使えなくなってしまいます。
なので、書き終わったタイミングでお子さんと一緒に最後まで丁寧にお手入れしてくださいね。
まとめ|書き初めの言葉選びで新年をもっと特別に
書き初めは、ただの宿題ではなくて、新しい一年を自分らしく過ごすための大切な行事のようなものです。
自分で選んだ言葉には、不思議と自分を前へ引っ張ってくれる力があります。
お子さんが一生懸命に筆を動かして書いたその一文字は、きっと一年間、お守りのように背中を押してくれるはずですよ。
もし途中で迷ったり、うまく書けなくて困ったりしたときは、この記事で紹介した選び方のコツを思い出してみてくださいね。
大切なのは、上手い下手よりも「よし、今年はこれでいくぞ!」という前向きな気持ちです。
お子さんと一緒に、心にしっくりくる素敵な言葉を見つけてみませんか?書き終わったあとの、晴れやかなお子さんの笑顔が今から楽しみですね。