4月と言えば桜ですよね。だんだんと暖かくなってくると、いろんなところで桜の花びらが咲き乱れて「これぞ日本の春の景色」って感じがします。
そんな桜の花を我が家では毎年子供達と一緒にお花見に行っています。
子供がまだ小さいときは、キレイに咲いている桜の花を見に行くだけでよかったのですが。
でも、子供もだんだんと大きくなってくると「お花見=お花を見るだけでつまらない」って思うようになってくるみたいで、何か楽しい遊びを考えなきゃいけなくなってきました。。
そこで今回は、お花見に行ったとき子供が楽しめる
- 子供を飽きさせない桜の花びらを使ったお勧めのお遊び
- 桜の花びらを持って帰ってお家でも楽しもう
桜の花びらを使った遊び方
我が家には、6才になる娘「のん」と3才の息子「びっき」がいます。
そして、毎年この季節になるとお花見をしに、近くにある公園へお弁当(手作りじゃなく行く途中のお店で買って)を持って行きます。
去年までは、娘ののんが大のピクニック好きっていう事もあって(すぐにピクニックって言葉に反応します)、それだけで満足してたんだけど。
ただ、今年はちょっと事情が違うみたいで、「お花見ってお花を見るだけやろ?つまんない!どこかで遊びたい!」と言い始めちゃったんですよね。
でも私的にはやっぱり、せっかくの桜の季節だから、お花見をしたいって思うんですよね。
そこで「今日はお弁当を食べた後は、桜の花びらを使って遊ぼうよ」と提案。
のんはそれに食いついてきて「花びらでどうやって遊ぶの~?」と興味深々の様子です。
基本、弟のびっきはお姉ちゃんに従順なので(いまのところは。笑)、それに従って「びっきも一緒にあそぶー」と、2人してのってきてくれました。
そんな「桜の花びら」を使った、おすすめのお遊びを見ていきましょう。
桜の花びら遊び①桜の花びらが舞い落ちる木の下を走り回る遊び
まぁ、これは去年までも子供たちが遊んでたことなんだけど、きっとどの子供達もがする「定番」の遊びですよね。
その言葉の通り「桜の花びらが落ちてくる下をキャッキャ言いながら走り回ります。
桜の木の下に着いたら「落ちてくる桜の花びらを追いかけて、走っておいで」のひと言でOKです。
ただ、この遊びの難点は「時間と走り回った疲れと共にすぐに飽きちゃう」ってことですね。
桜の花びら遊び②ヒラヒラ舞い落ちる花びらをつかむと幸せになれる遊び
「桜の花びらが地面に落ちる前につかむことができると、幸せになれる」
そんな話を聞いたことってありませんか?
桜の季節になると耳にする「都市伝説」とか「おまじない」的なものですよね。
その方法も、いろんなものがあって
- 桜の花びらが地面につくまえにつかんで、それをいつも身につけておくと願い事がかなっちゃう
- 桜の花びらが地面につくまえにつかんで、それを3回つかむことができれば好きな人とうまくいく
- 桜の花びらが地面につくまえに左手でつかむことができたら、幸せになれちゃう
- 桜の花びらが地面につ2本の指で挟んでつかむことができたら、願い事がかなっちゃう
あまりにも難しすぎると子供達も嫌になっちゃうので、普通に「桜の花びらが地面につくまえにつかむことができたら、幸せになれるって~♪」がお勧めですね。
ただそれでも簡単にはできないから、チャレンジ精神がくすぐられて、熱中すること間違いなし!
そして、頑張ってつかめた時は、一緒になって喜んであげましょうね。
もしも運良く簡単につかむことができちゃったら、ちょっとアレンジして「全部で3枚つかめたら、お願い事がかなうらしいよ~」っていうのもアリですよね。
桜の花びら遊び③桜の花びらシャワー
これは時期にもよるんだけど、桜の花びらが咲き始めのころじゃなくって、少し散り始めて花びらがたくさん落ちてる時にできる遊びです。
準備するものは、ちょっと大きめのふろしき的なもの。もしなければハンカチとか、ご飯を食べる為に持ってきてる敷物でもOK。
このふろしき的なものを広げて、その上に桜の花びらをたくさんのせていきます。
たくさんのせ終わったら、みんなでそのふろしき的なものの四隅(よすみ)を持って、「せーの」で一気に上に持ち上げます。すると、上から大量の桜の花びらが舞い降りてきます。
子供達は、大興奮間違いなしです!
くれぐれも周りに人がいない事を確認して、周りの人に迷惑がかからないように気をつけましょうね。
桜の花びらをスケッチしよう
子供と一緒に桜のお花見にいったとき、体を動かして遊ぶ以外に、お勧めなのが「スケッチ」です。
小さい子供って、絵を書くのが大好きですもんね。
うちの子供達も絵を描くことが大好きで、毎日のように絵を書いて遊んでます。
- ちょっと大きめのお絵かき帳 or 画用紙(100均で売ってる何枚かの画用紙がノートみたいに閉じられてるものがいいです)
- えんぴつ
- 色えんぴつ
- 消しゴム
- クリップ
紙は、ノートみたいに閉じられてないものでもいいけど、その場合は外で書く時って、下がごつごつして書きにくいです。
スケッチ版みたいなものがあればいいけど。
もしもないときには、お絵かき帳とか画用紙がノートの様に閉じられてる物の方が外でも書きやすいし、風で飛ばされたりもしにくいので、おすすめです。
クリップは、風で紙がめくれちゃって書きにくい時、紙の角っこをクリップで止めておくと、めくれずに書きやすいのでお勧めですよ。
準備ができたら、あとは自分のお気に入りの桜の木を好きなようにスケッチ。
最初にひとこと「紙いっぱいに、素敵な桜を書いてね~♪」とアドバイスしておくといいですよ。
お家に帰ったらスケッチした絵に花びらを貼ろう
楽しく遊んで、ステキな桜の絵がスケッチできたら、お家に帰ってから、その絵をさらにアレンジして楽しんじゃいましょう。
「桜の花びらをスケッチした絵にはりつけちゃう」って、素敵じゃないですか?
桜の花びらを持って帰ろう
まずは、お花見の帰りにでも比較的きれいな花びらを選んで、ビニール袋に入れて持って帰りましょう。
この時に気をつけなきゃいけないのが、いくらキレイだからと言って「決して、桜の木の枝を切って持ち帰らない」ってこと。
桜の木って、枝を切られちゃうと、そこからばい菌が入って腐ってしまいやすいんです。
なので、子供には最初に
「桜の木さんは、とっても弱いから枝を折られちゃったら、そこから腐ってしまって、木さんが弱ってしまうの。
だから、お花がキレイだからって言っても絶対に枝を折ってお花を取ったりしないように気をつけましょうね」
って伝えるようにしておきましょしておくといいですね。
スケッチにはりつける前に押し花にしよう
それでは、自分が書いた絵に、持って帰った「桜の花びら」をはりつけちゃいましょう。
ただ、持って帰ってすぐの状態だと、花びらも柔らかくて、とってもつけにくいです。
なので、一度「押し花」にしてからがお勧めです。
桜の花びらを押し花にしよう
スケッチした絵につけやすくするのが目的なので、押し花も本格的にする必要はありません。
やり方はとっても簡単。子供と一緒に楽しみながらやってみましょう。
- 少し大きめの本を開いて、本に色がつかないように、開いた両方のページに紙を敷きます
- 敷いた紙の上に、持って帰った桜の花びらを並べていきます
- 本を閉じて、その上に2~3キロ分くらいの本をのせておきます
- 3日ほどで、押し花のできあがり♪
スケッチに桜の花びらをはりつけよう
押し花ができあがったら、いよいよ桜の花びらを、自分がスケッチした桜の木にはりつけていきましょう。
桜の花びらをスケッチにはりつけよう
いよいよ、桜の花びらをはりつけて、スケッチした絵の総仕上げ。
でも、押し花にした花びらって、紙にくっついちゃってるから、上手にはがすのが結構難しいです。
なので、まずは親がピンセットとかで、花びらをキレイにとってあげるといいですよ。
そして、花びらをはがし終わったら、いよいよスケッチした桜の木に花びらをはりつけて行きましょう。
もう後は、それぞれ思い思いに桜の花びらをノリではりつけて行きましょう。
全部はりつけ終わったら、100均で売られている、梱包用の透明テープをハサミで適当な大きさに切って、桜の花びらの上にはっていきましょう。
セロテープでもいいけど、幅がせまいので梱包用の透明テープの方がお勧めです。
全部の花びらにテープをはり終わったら完成です!
押し花ができあがるのに、3日ほどかかっちゃいます。
なので、例えば週末にお花見をしたら、その次の週末に自分がスケッチした絵に、花びらをはりるっていうくらいゆっくりの方がいいかもしれませんね。
桜の花びらを使った子供が大喜びする遊び方!のまとめ
大人になると、桜の花がキレイに咲いてる風景を見るだけで、とってもワクワクして
「春だなぁ~」
「四季がある日本に生まれてよかったなぁ~」
とかって感じますよね。
でも子供は「わーキレイ!」って思うのも最初だけ。
すぐに飽きちゃいますもんね。
そんな時に、ぜひ参考にして欲しい、そんな桜の花びら遊びを紹介してきました。
今年のお花見、家族で楽しむ為の参考になれば嬉しいです。