新しい年を迎えると、初詣に参って一年の祈願をしますよね。
その初詣って、いつまでに参ればいいのでしょうか?
初詣って、みなさんは毎年いつ参っていますか?
「除夜の鐘がなり始めたら」
「元日に日が昇ってから」
でも、お仕事などで休みが取れない方は、いつまでにお参りすればいいのか気になりますね。
そして初詣といえば、その結果に一喜一憂する「おみくじ」がありますよね。
新年早々「大吉」なんてひいた時には、今年一年が良い年になる予感しかしませんよね!
でも、そんな初詣でひいている「おみくじ」って、その効果はいつまで続くものなんでしょう?
1年間?
だったら、初詣以外のときにひくおみくじも、その日から一年間有効なんでしょうか?
初詣のおみくじの効果っていつまで?
初詣のときに「今年最初の運試し」として、おみくじを引かれる方も多いのではありませんか?
でも果たして、初詣のときのおみくじの効果っていつまでなのでしょうか?
おみくじの効果の期限も実はあなたの気持ち次第!?
おみくじの効果の期間は「おみくじを引いたときの、あなたの気持ち」によって変わります。
「今年一年の運試し」と思われた方のおみくじは、一年間有効です。おみくじに書いてある言葉を素直に受け取りましょう。
願掛けをしながらおみくじを引かれた方は、願掛けの満願日。要は「願い事がかなうときまで」が効果の日にちです。
- 合格祈願
- 就職祈願
おみくじが大吉なのに内容が悪いってどういうこと?
おみくじが「大吉」で大喜びしたのはいいけれど、内容を読み進めていくと。。。
「待ち人来ず」
「願い叶わず」
え、大吉なのに??
…ということも、実はあります。
おみくじは、今現在のあなたの運勢を表しています。
なので、「大凶」であれば今が一番悪いときなのです。
これから上がっていくしかありません。
逆に、今が「大吉」であればあとは下っていくだけ…。
ん、そういう考えでいくと、大吉ってなんだか怖く感じてきますね(笑)
例えば、年末に結婚したし、仕事も順調!何もかも順風満帆!です。
そんなときに「大吉」を引きました。
それは「今があなたの一番良いときですよ…」というなんとも恐ろしい宣告にも感じてしまいます。
…というのはかなりネガティブな考え方ですね。
最終的にはあなたの気持ち次第でしょう(笑)
少し脱線してしまいました。
おみくじに書かれていることは「神様からあなたへのアドバイス」
おみくじの内容は、“神様からのアドバイス”です。
「待ち人来ず」と書かれていたとします。
「こうなるかもしれないから、ここに気を付けておいたら待ち人は来るよ!」
というような前向きなとらえかたをするとよいでしょう。
「あなたは何をしても待ち人は来ません!」
という意味ではない、ということですね。
おみくじに書かれているアドバイスを守れば道は開けるのです。
ちなみに、おみくじで内容の悪いものや大凶などをひいたときは、神社の決まった場所に利き手ではない方の手で結んで置いてくるとよいそうですよ。
おみくじに納得できないときは引き直していい?上書きされるって本当?
おみくじの内容に納得できないときは思わず引き直したくなりますよね(笑)
でも、これは実はルール違反。
上書きはされません。
なぜなら、先ほどもお話ししたようにおみくじの内容は“神様からのアドバイス”だからです。
一度いただいたアドバイスに納得できなくて「別のアドバイスちょうだい」なんて神様に対して失礼ですよね。
もっとよい内容のおみくじが欲しい!という煩悩の固まりになってしまっています。
これでは、神様も適切なアドバイスはくれないでしょう。
ただ、これも実は神社や神主さんによっては感覚が様々なようです。
- もう一回引くならせめて1ヶ月は間隔をあけて欲しい
- 別の神社であれば引いてよい
- お正月の三が日の間は1回にしてほしい
- 別の願い事(恋愛・仕事・学業・金運など)であればよい
神社によってこれだけいろいろな解釈があります。
ということは、ご自身の都合のいいように考えてもよいのかもしれませんね。
気が済むまで引いて一番よかったものを信じる、という人もいるでしょう。
願い事が叶うようにという強く気持ちが、深層心理に働きます。
そして結果的に願い事が叶う方向に導かれるということもあります。
信じるも信じないも、あなた次第なのでしょう。
初詣はいつまでに参ればいいの?
「初詣」をいつまでに参ればいいのか?についての考え方はいろいろあります。
- 「正月三が日まで」にお参りする
- 松の内の「1月7日まで」にお参りする
- 小正月までの「1月15日まで」にお参りする
- いつになっても「新年になってはじめてのお参り」が初詣
いつ初詣にいくのかはあなたの気持ち次第
要は「初詣はあなたの気持ち次第で、いつ参ってもよい」ということです。
新年になって、神様に挨拶する気持ちを持っていれば、いつ参ってもOK!
初詣をお正月行事の一環として思われているならば、松の内までにお参りするのが一般的といえますね。
初詣で願掛けするときには15日までに
初詣のときに、神様に願掛けなど「お願い事がある場合」は、神様がいらっしゃる15日までにお参りをすることをおすすめします。
神様は、いつでもおられるとは限らないのです。
せっかく新年の願掛けに参っても、神様がおられなければ「ただの独り言」になってしまいますよね。
初詣のおみくじは結ぶべき?持って帰ってもいいものなの?
おみくじを引いて、お告げを確認した後のおみくじはどうしますか?
- 神社に結んで帰る方
- 持って帰る方
これには特に決まりはないので、どちらでも大丈夫なのですよ。
おみくじを結ぶ理由
ところで、「おみくじを結ぶ理由」を知っていますか?
それは、神様との『縁』を結ぶためだといわれています。
木には神様が宿っておられると伝えられいて、おみくじを木に結ぶことで「神様とつながってご縁をいただける」という風に考えられているのです。
ですが最近では、神社の景観を損ねるという理由から、おみくじを結ぶ場所が指定されているところがほとんどです。
なので、おみくじを結ぶ場所の指定のある場合は、その指示に従うようにしましょう。
持ち帰ったおみくじってどうしてる?
おみくじを持ち帰る場合は、おみくじが粗末にならないように気をつけましょう。
- 神棚に供えておく
- 免許証と一緒に持ち歩く
- 手帳にはさんで常に見えるようにしておく
間違っても、新年の初詣でおみくじを引いたときに「あれ?去年持って帰ったおみくじって、どこに行ったっけ?」なんてことのないようにしましょうね。
そして、持ち帰ったおみくじは「期間」がきたら神社に返しに行きます。
- 今年一年の運試しであれば、新年を迎えたとき
- 合格祈願や就職祈願であれば、願い事が成就したとき
間違えても「ゴミ箱に入れたり」なんて事にはならないようにしましょうね。
初詣のおみくじが大凶だった!どうする?
願いを込めてひいたおみくじが、まさかの大凶!新年早々「テンション下がりまくり」ですが、そんなときにはどうしたらいいのでしょう。
期待をもってひいたおおみくじが大凶でも、それは「神様からのお告げ」なので、真摯に受け取りましょう。
おみくじに書かれてあることを理解し、今後に励むのですが…。
大凶も考え方次第では良いしらせ
大凶は「最低の運勢」ということにはなりますが、今よりも運気が下がることはないのです!
「今後は上がっていく一方」とも考えられますね。
ということは「大凶も考え方次第ではよい知らせ」ということにもなるのです。
大凶だからといってもう1枚はダメ!
それでもやっぱり「新しい年の初めに大凶とか、気分が悪いわ!」と思って「もう一枚おみくじを…」ということは止めましょう。
それって、せっかくの神様からのお告げを否定することになってしまいますよね?
なので、もしも「どうしてももう1回おみくじを引きなおしたい!」という場合には、せめて日にちを変えてからにしましょう。
初詣のおみくじについてのまとめ
松の内の間にひいたおみくじに書かれている言葉は、神様からのメッセージ。
心の中にとどめておいて謙虚にすごし、一年を無事に終えられるように心しておきましょうね。
おみくじ以外でも、こういったネットで販売されている福袋で「その年を占ってみる」っていうのもおすすめですよ。