初盆を家族だけで行うときの注意点!事前に伝えておくときの例文

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身内に不幸があると、四十九日や初盆の法要など執り行わなくてはいけない行事ごとがその年は多いですよね。

故人が迎える初盆は、昔から普通のお盆の法事とは違い

「親戚やお坊さんを自宅に呼んで、読経していただく」

という、少し大掛かりな行事になります。

ただ、最近は親戚が高齢になり参加してもらうことに気が引けたり、また遠方の親戚を呼ぶのも申し訳ないということもあります。

金銭的・時間的に余裕がない場合など簡単に済ませたいと考えている人も多いようです。

まわりの親戚などにも、意見を言われ色々悩むとは思いますが、初盆を家族だけで簡素化することは特に問題はありません。

ただ、そうはいっても今後の親戚付き合いは続きます。

初盆を済ませて何も連絡をしないとしてしまうのはマナー違反でしょう。

呼ばないなら、呼ばないなりに事前に連絡を入れておく必要があります。

家族だけで済ますことに問題は無くても、昔からの伝統を大切にする人が親戚にいるのであれば。

やはり、一応声をかけて事前に相談しておくことを忘れてはいけません。

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初盆を家族だけで行うことを知らせるはがきの例文!なにか決まりごとはあるの?

初盆などの案内状は、そもそも「参列してもらう」為に送るものなので中止をする場合は、特に必要はないとされています。

小規模な法事であれば、「参列をお断りします」という意味にとられてしまい、逆に失礼になることもあります。

また、家族だけで行うことを伝える案内状を出すとしても

「来なくていいけど、香典やお供え物はこの日に用意してください」

という風に取る人もいます。

電話で家族だけで行うことを伝えるのもいいかもしれません。

お盆前に案内状を出さなくても、最近家族だけで行う場合も増えてきているので察していただける方もいると思います。

もし、案内状でお知らせをするのであれば内容に「お供えや香典をお断りする」旨の内容も記載することを忘れないようにしましょう。

そのほか、事後報告として「無事に法事滞りなく終わりました」という報告をする方法もあります。

初盆を家族だけで行うときの「お知らせはがき」の例文

謹啓 ○○の候 皆様にはますますご清祥のことと存じます

この度 ○月○日に 亡父 ○○○○ の初盆法要を予定いたしておりますが皆様のご足労を考慮いたしまして今回は家族のみで執り行うことといたしました

何卒ご理解のほどお願い申しあげます

皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げ 略儀ながら書中にてお知らせ申し上げます

謹白

令和○年○月


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初盆へのお供えをお断りするのは失礼?うまく断る方法はないの?

初盆が近くなると、生前故人とお付き合いいただいていた方や親戚などからお供えをいただくこともあります。

供養としていただくお供えや香典に対しては、後日「お返し」の品を贈るのが、一般的と言われています。

お盆期間中にお参りに訪問していただいたかたには、事前にお返しを用意します。

郵送で届いた場合には、金額の半額を目安にお盆のあと(8月中)に発送します。

ただ、こういったことも執り行わないと決めたときは、家族だけでの法要をすると案内状のお知らせに、お供えなどの類はお断りする文言を添えておくといいですね。

初盆へのお供えをお断りするときの例文(案内状に追記する部分)

また 御香典・御供花・御供物などはご辞退させて頂きたく存じます

甚だ勝手にて失礼とは存じますが ご理解賜りますようよろしくお願いいたします

茲に故人に生前寄せられましたご厚誼に心から感謝申し上げますとともに

今後とも一層のご指導とご厚誼を賜りますようお願い申し上げます

末筆ながら皆様のご健勝をご祈念いたしまして謹んでご挨拶申し上げます

初盆にご仏前だけいただいたとき!失礼のない対応4つのポイント

お断りを入れておいたとしても、やはり気持ちとして「御仏前」を頂く場合もあります。

頑なに遠慮することも、その人の気持ちに対して失礼になります。

そういった方には素直に受け取って、後日通例に沿って「お返し」をするのがいいでしょう。

そのときの、対応のポイントを4つお話させていただきます。

初盆にご仏前だけいただいたときのポイント①「お返しをするタイミング」

お返しをするのは、さきほどもお話したようにお盆の法要が終わったあとから8月中には、対応するのがいいでしょう。

「お返し」はできるだけ早くに!とありますので、スケジュール的にタイトになりますが8月中に対応しましょう。

初盆にご仏前だけいただいたときのポイント②「お返しに贈るものは相手の都合も考える」

季節を考えたものや軽い重さのないもの、日持ちするものを選ぶのがいいでしょう。

食品を贈る場合が多いようですが、夏の暑い時期になりますので、「常温で保存」で可能なものが人気です。

なかでも、「そうめん」「海苔」「お茶」や「洗剤」「水菓子」などがよく選ばれています。

また、高額なお供えや御仏前に対しては、カタログギフトでお返しをするパターンもあります。

初盆にご仏前だけいただいたときのポイント③「お礼状を必ず同封する」

お返しの品だけを贈るのではなく、無事に法要が終わったことと御仏前をいただいたことへのお礼を添えたお礼状を同封しましょう。

また、そういった対応をすべて親族に変わって対応してくれる会社もあります。

そういったサービスを利用するのもいいですね。

初盆にご仏前だけいただいたときのポイント④「のしの表書きや水引の色は地域によって違う」

初盆のお返しののしの表書きは何通りがあります。

関東方面では、

「志」
「初盆志」
「お初盆志」
「新盆志」
「初盆供養」
「新盆供養」

などと言われます。

関西方面では、関東方面と同じ

「志」
「初盆志」
「御初盆志」
「新盆志」
「初盆供養」
「新盆供養」

だけでなく、「粗供養」という書き方もあります。

特に関西方面では、「粗供養」と書く場合が多いですね。

水引についても基本的には白黒で問題はありませんが、関西、京都では黄白も使用します。

黄白については、関東方面の方には馴染みのないものです。

何を使用するかは、送り先の地域や親戚などと相談して決めるのがいいでしょう。

初盆を家族だけで行うときのまとめ

やはり、法事などの親戚行事は家族だけで簡単にと考えていてもやらなければいけない対応はあります。

これからのお付き合いや生前のお世話になったお礼のことも考えて、一般的なマナーにそって執り行いましょう。

また、内容も地域によって違いがあるので親戚に確認が大事です。

昔からの習わしを大切にする方には、事前に相談をしておいた方が後々平和に終わることでしょう。

法事だけでなく、冠婚葬祭の行事自体だんだんと簡素化されつつあります。

自分のおじいちゃん、おばあちゃんが亡くなったときのような規模の大きい葬儀や法事が懐かしく感じますね。

また、冠婚葬祭の行事がないと親戚全員が集まることも少なくなります。

主催するほうが大変ですが、顔を合わせることもなくなり寂しく感じることもあります。

今では、自分の子供くらいになると、義実家の方の従妹や叔父、叔母など顔を見たことのない人もいるくらいです。

嫁の立場からしたら、いろいろ面倒なこともある親戚付き合いです。

身内にどんな人がいるのか、子供にはわかるようにしてあげたいなと少し考えたりもします。

親戚行事が減る傾向にある今、別の形での親戚同士の付き合いも考えていきたいと思いますね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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