コロナ禍の生活が長くなり、「オンライン飲み会」に代表されるような、数多くの
「オンライン○○」
がたくさん誕生してきましたよね。
今では、なんと「オンライン結婚式」なんていうのも出てきたそうです。
私はまだオンライン結婚式に招待されたことはないのですが、招待されてあまり気が進まなかった場合、なんと言って断れば良いか迷いますよね…;
「コロナ禍なので」
「遠方なので」
なんていう断り文句は通用しません。笑
さて、困りましたねぇ。
そもそもの、オンライン結婚式に参加したくない理由としては
- オンラインで友人に会うのが恥ずかしい
- どんなテンションで参加していいのかわからない
- 気を遣う相手なので疲れる
- 単に、めんどくさい
- そんなに親しい友人ではないのに、オンラインで参加してご祝儀もあげるのが嫌だ(笑)
対面式の結婚式であれば
- 遠方なので、物理的に無理
- ご祝儀や交通費が高いので無理
- 結婚式に着ていく服がない
オンライン結婚式であれば、これらの懸念事項は全てクリアされてしまいますので断る理由には該当しません。
確かにオンライン結婚式は、「誰でも参加しやすい」という大きなメリットがあります。
だからこそ、断りにくいんですよね。
さて、どのように伝えれば無理なく断ることができるのでしょうか。
オンライン結婚式の自然な断り方!さすがにドタキャンは失礼?
私の一番オススメの断り方は「仕事があるから」です。
これは、対面式の結婚式であってもオンライン結婚式であっても、「仕方ないな」という理由になります。
本当に仕事ではないとしても、誰も傷つけずに済む自然な断り方です。
でも、参加される人の中にあなたと同じ職場の人がいる場合、この理由は使えません。
「あれ?○○さん、今日出勤してなかったから参加すると思ったのに~」などと余計なことをポロッと言ってしまう人がいたりしますからね。笑
そういうときは、「どうしても実家に帰らないといけなくて…」などの理由が良いと思います。
でも、ご実家が例えば県外や遠方の場合は、「コロナ禍なのに帰省するんだ…」とこれまた余計なことを思われかねません。
あぁ、困りましたね(笑)
では、このような理由はどうでしょうか。
「パソコンの調子が悪くなってしまって…」
もしかしたら「スマホでもできるよ!」というありがたい(?)お知らせがくるかもしれませんが、パソコンの具合が悪くて参加できない、というのも立派な理由だと思います。
ただ、これも仕事でパソコンを普通に使っているような方であれば
「え?日中は普通にZOOMで会議してたけど?」
なんて言われたりする可能性もあります。
もう八方塞がり。
逃げられませんね。笑
どっちにしても、断る理由として使えそうなものは「どうしても都合がつかず」が、一番無難で間違いない気がします。
そんな中でも、私のおすすめは「どうしても都合がつかず」です。
通常の結婚式と同じように
「どうしても都合がつかなくて」
「やむを得ない事情のため」
「家の事情で」
など、欠席する理由はあいまいにし、詳しく伝えないのが無難でしょう。
ただし、断るにしてもお祝いの気持ちをしっかり伝えることが大切です。
結婚式に招待してくれてありがとう。
でも、どうしても都合がつかなくて、参加したかったんだけど出席できそうにないです。
せっかく招待してくれたのにごめんね。
このように、本当は出席してお祝いしたかったという気持ちがあることを伝えるようにしましょう。
こう言われれば、相手も傷つくことがありません。
結婚式に招待してくれてありがとう。
ぜひとも参加したいのだけれど、当日はどうしても都合がつかず、出席が叶いそうにないです。
本当に申し訳ない。
改めてお祝いをさせてください!
職場の人であれば毎日会うことも多いでしょう。
そこで、「また今度お祝いさせてね」と伝えることで、お祝いしたいという気持ちをより相手に伝えることが出来ますよ。
せっかくお招きいただきましたが、どうしても都合がつかないため欠席させていただきます。
お二人のお姿を拝見できず本当に残念です。
末永いお幸せを心よりお祈り申し上げます。」
お招きいただき大変うれしいのですが、どうしても都合がつかずやむなく欠席させていただきます。
ぜひともお祝いにかけつけたいのですが、当日はどうしても都合がつかずお伺いできそうにありません。
こちらにてお二人の幸せを願っています。
ちなみに上記に書いた全ての例文ですが、メールやはがきなどの文章で欠席の連絡をする場合、句読点は使わないでくださいね!
句読点(「、」や「。」)は使わず、スペースで文字の間を空けるようにしましょう。
また、
- 法事の予定と重なっている
- 忌中
どうしても理由を伝えなくてはいけなくなった時は、素直に忌中で気持ちの整理がついていない事を言ってもいいでしょう。
両家のご家族で忌中や喪中に結婚式に参加する考え方が違うこともあります。
「迷惑をかけてしまうことがあるかもしれないから、今回は欠席することにした」と伝えるのもいいでしょう。
ちなみに、「やむを得ない事情」が事実とは違う場合、その前後のつじつまが合うように注意もしておいてくださいね!
オンライン結婚式でもドタキャンは絶対にダメ!
そして、これは一般常識ですが、一番やってはいけないことは「ドタキャン」です。
友達との約束をドタキャンするというのは、モラルに欠けた行為です。
それが人生において重要な節目である「結婚式」であればなおさらです。
行きたくなくても、今のあなたにしっくりくるよう理由を事前にきちんと伝える必要があります。
「断る」ということに対しても、相手の気持ちにたって最善を尽くしてくださいね。
オンライン結婚式はご祝儀は不要!?渡したいときはどうやって渡せばいいの?
では、オンライン結婚式に参加することになった場合、ご祝儀はどうしたらいいのでしょうか?
オンライン結婚式の方法にもよりますが、新郎新婦の自宅でオンライン結婚式を行う場合はご祝儀が必要ないことが多いようです。
このような場合、ご祝儀は不要ですと先に連絡があるようですよ。
しかし、せっかくのお祝い事だし、結婚祝いを贈りたいという場合は、あまり高価なものでなはいプレゼントを贈るのがおすすめです。
新郎新婦に直接、何が欲しいのか聞いてみるのもいいですね。
式場や業者に頼んでオンライン結婚式をする場合、会費制になることが多いようです。
その場合も、会費を払っているので
- ご祝儀は不要ですと連絡があったり
- ご祝儀は渡さなかったり
- お祝いの気持ちからプレゼントを贈ったり
また、参加者全員がオンラインではなく、遠方の人だけオンラインで参加してもらうというオンライン結婚式もあります。
プランによっては、この遠方の参加者の方にも料理と引き出物が届くそうですよ!
このように、オンライン結婚式でも通常の結婚式同様にご祝儀がいる場合、
- 相場はどれくらいなのか
- どうやって渡したらいい
そこで、次はその2つを紹介してきたいと思います。
オンライン結婚式でご祝儀を渡す場合の金額の相場
一般的な結婚式では、友達や同僚の結婚式に出席する場合、3万円が相場だと言われています。
私の結婚式でも先生や友達など、3万円の方が多かったと記憶しています。
とても仲のいい友達は、5万円も包んでくれていました。
私もその友達の結婚式の時は、お祝いしたいという気持ちが強かったので、5万円包みましたよ。
ですが、オンライン結婚式の場合。
普通の結婚式より費用がかからないことから、ご祝儀の金額も抑えられていることが調べていて分かりました。
料理や引き出物もなく、会費制でもない場合、以下のような相場になりつつあります。
- 友達の場合、5,000円~10,000円
- 同僚の場合、3,000~10,000円
- 上司の場合、10,000円
相手と自分の間柄であったり、お祝いしたい気持ちに合わせて金額を考えるのがよさそうですね。
オンライン結婚式でのご祝儀の渡し方
一般的な結婚式では、結婚式場にご祝儀を持参して受け付け係りに渡します。
招待されたけど出席できなかった際は、現金書留でご祝儀を送るのがスタンダードでした。
ですが、オンライン結婚式の場合
- クレジットカード決済
- ネット決済サービス
会費制のオンライン結婚式では、決済システムの案内が記載されている場合もあります。
その送金先にご祝儀分の金額も合わせて渡すという渡し方もあります。
また、オンラインでの決済が出来ないゲストには、銀行振り込みでお願いするというケースもあるようです。
もちろん、現金書留でご祝儀を送ってもなんの問題もありません!
ただし、現金書留でご祝儀を送る場合には
- 新札を入れる
- お札の向きをそろえる
- お札は肖像が封筒の上にくるように入れる
- 偶数の枚数を入れない(8は例外)
- 9は奇数だけど、悪いイメージがあるので避ける
- ご祝儀袋に現金を入れてから、現金書留用の封筒に入れる
- 水引は結び切り・あわじ結び・梅結びのものを使う(蝶結びは使わない)
また、大きな飾りがついたご祝儀袋だと、現金書留の封筒に入れにくい可能性がありますので、気を付けてくださいね。
オンライン結婚式に参加する意味は?盛り上がるものなの?
オンライン結婚式は、こんな時代での新しい試みとして、意味のあるものだと思います。
私はまだオンライン結婚式に参加したことはないのですが、過去にオンライン結婚式に参加したことのある人の意見をまとめてみました。
- 遠方(海外含む)でも参加しやすかった
- 出費が少なかった(ご祝儀・交通費・服装・ヘアセットなど)
- ご親族も含め、画面で全員の顔を見られた
- アットホームに楽しめた
- 気軽に参加できて嬉しかった
- 機材トラブル(映像・音声)があって見にくかった
- パソコンがなく、スマホで参加したので画面が小さかった
- ゲスト同士で会話しにくかった
- ゲストは自分の家から参加するので、特別感が少なかった
- 長時間(3時間ほど)画面の前にいるのが疲れた
それ以外にも調べてみても、オンライン結婚式には賛否両論あるようです。
- 仲の良い友人同士の気軽なものであれば参加しやすい
- 職場の上司なども参加しているようなカッチリしたものであれば参加するのに抵抗がある
- ご祝儀の金額、参加するときの服装に困った
このような時代なので、気の置けない友人同士ということであればオンライン結婚式は盛り上がります。
また、ゲストも含めてみんなで楽しめるのではないかなと思います。
オンライン結婚式には参加したくない!のまとめ
オンライン結婚式には参加したくない!について、最後にポイントをまとめておきますね。
- オンライン結婚式は、参加しやすく断りにくいイベントです。
- オンライン結婚式を断るときは「仕事だから」というのが一番良いと思います。
- ドタキャンはしてはいけません。事前にお断りの連絡を入れましょう。
- オンライン結婚式も、進行によっては盛り上がるようです。