和風月名の覚え方は5つ!睦月如月がもう混乱しない簡単暗記術とは?

睦月、如月、弥生…と月の和名を覚えようとしても、途中で順番がわからなくなったり、せっかく覚えてもすぐに忘れてしまったり。

「どうしてこんなに頭に入らないんだろう」ってモヤモヤしますよね。

しかも睦月=1月みたいに、数字とうまく結びつかないのも困りもの。

でも大丈夫です。

和名がなかなか覚えられないのは、やり方がちょっと合っていないだけ。

コツさえつかめば、12個ぜんぶスラスラ言えるようになります。

この記事では、語呂合わせやリズムなど覚え方を5つ、つまずきやすいポイントもふくめてやさしくお伝えしていきます。

読み終わるころには「これならいけそう」って思えるはずですよ。

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月の和名は丸暗記しないほうが早く覚えられる

最初にお伝えしたいのは、月の和名は、ただ12個を順番に丸暗記しようとするから覚えにくいということ。

順番に唱えるだけだと、途中で抜けたり入れ替わったりして、なかなか定着しないんです。

おすすめは、頭文字をつなげてリズムで覚える方法を軸にしながら、語呂合わせや名前の意味も組み合わせていくやり方。

一つのやり方に頼るのではなく、いくつかを重ねることで、グッと忘れにくくなります。

「自分は暗記が苦手だから」と思っている方も、焦らなくて大丈夫。

覚えられないのはあなたのせいではなくて、和名がもともと覚えにくい性質を持っているからなんです。

これから紹介する方法のなかから、自分に合いそうなものを選んで試してみてくださいね。

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そもそも月の和名とは何か

覚え方の前に、月の和名がどういうものなのかを軽く知っておくと、ぐっと頭に入りやすくなります。

ここを飛ばして暗記だけすると、すぐ抜けてしまうんですよね。

旧暦で使われていた月の呼び名のこと

月の和名は、正式には「和風月名(わふうげつめい)」と呼ばれるもので、昔の暦(旧暦)で使われていた月の呼び方です。

今は1月、2月…と数字で呼びますが、昔は睦月、如月、弥生というように、季節や行事にちなんだ名前がつけられていました。

日本では明治の初めごろまで、月と太陽の動きをもとにした旧暦が使われていて、そのころに親しまれていた呼び名が和風月名というわけです。

まずは12個ぜんぶを一覧で見てみましょう。

和名 読み方
1月 睦月 むつき
2月 如月 きさらぎ
3月 弥生 やよい
4月 卯月 うづき
5月 皐月 さつき
6月 水無月 みなづき
7月 文月 ふみづき
8月 葉月 はづき
9月 長月 ながつき
10月 神無月 かんなづき
11月 霜月 しもつき
12月 師走 しわす

こうして並べてみると、師走あたりは聞き覚えがある方も多いかもしれません。

でも全部となると、やっぱりなかなか手ごわいですよね。

名前には季節や行事の意味が込められている

和風月名のおもしろいところは、それぞれの名前にちゃんと意味があること。

たとえば睦月は、お正月に家族や親戚が集まって仲睦まじく過ごす月、という意味からきているとされています。

文月は、七夕に短冊(文)を書く行事に由来するという説があります。

この「意味」が、あとで紹介する覚え方の大事なカギになってきます。

ただの記号として覚えるより、ストーリーがあったほうが断然忘れにくいんですよね。

私自身、学生のころは何度書いても3月と4月がごちゃごちゃになって、テストで取りこぼした記憶があります。

今思えば、ただ書いて覚えようとしていたのが失敗だったなと。

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月の和名を覚えやすい5つの方法

ここからが本題です。

和名を覚えるための方法を5つ紹介していきます。

全部やる必要はありません。

読んでみて「これ良さそう」と思ったものから試してみてください。

1 頭文字をつなげてリズムで覚える

いちばん定番で、多くの人が使っているのがこの方法です。

和名の頭文字だけを取り出して、つなげて唱えます。

睦月(む)如月(き)弥生(や)卯月(う)皐月(さ)水無月(み)文月(ふ)葉月(は)長月(な)神無月(か)霜月(し)師走(し)

頭文字を順番に並べると、こうなります。

「むきや・うさみふ・はなかしし」
これを三つに区切って、リズムよく口に出すのがコツ。

「むきや」「うさみふ」「はなかしし」と、歌うように何度か唱えていると、不思議とスラスラ出てくるようになります。

語呂合わせが苦手な人でも、川柳のつもりで口にしていたら覚えられた、という声もあります。

2 言葉のイメージで語呂合わせにする

頭文字だけだと無味乾燥で覚えにくい、という方には、意味のある言葉に変換する語呂合わせがおすすめです。

たとえば「むきや・うさみふ・はなかしし」を、ウサギと獅子の絵をイメージして覚える方法があります。

向かい合った2羽のウサギ、その鼻が獅子の鼻、というふうに物語にしてしまうやり方ですね。

くだらないと感じるくらいの語呂のほうが、かえって記憶に残りやすいもの。

語呂合わせを作るときは、できるだけ目に浮かぶような名詞を使うのがコツです。

自分だけのオリジナル語呂を作ってみるのも、楽しくて意外と効果がありますよ。

3 名前の意味とセットで覚える

丸暗記がどうしても苦手な方に、いちばんおすすめしたいのがこの方法です。

名前の由来や意味を知ると、「だからこの名前なのか」と納得できて、記憶に深く残ります。

意味から連想すると忘れにくい

いくつか例を挙げてみます。

  • 睦月(1月)→お正月に家族がむつまじく集まる月
  • 如月(2月)→寒くてさらに衣を着る「衣更着(きさらぎ)」から
  • 弥生(3月)→草木がいよいよ生い茂る様子から
  • 文月(7月)→七夕で短冊(文)を書く月
  • 長月(9月)→秋の夜が長くなる月
  • 霜月(11月)→霜が降りる季節
  • 師走(12月)→師(先生)も走り回るほど忙しい月
こんなふうに、その月に何が起こるかを思い浮かべながら覚えると、名前と意味がつながって忘れにくくなります。

意味には諸説あるものも多い

ひとつ知っておいてほしいのが、和名の由来には、はっきり決まっていないものや、複数の説があるものが多いということ。

たとえば水無月(6月)の「無」は「ない」という意味ではなく、「の」にあたる言葉で、「水の月」つまり田んぼに水を張る時期を表すという説が有力とされています。

でも、暑くて水が涸れる月だから、という説もあるんです。

葉月(8月)も、葉が落ちる「葉落月」が転じたという説が知られていますが、ほかの説も存在します。

覚えるうえでは、「正解はひとつじゃないんだな」くらいに思っておけば大丈夫。

むしろ、自分が覚えやすい説を選んでいいんです。

4 歌やポスターを使って視覚と耳から入れる

お子さんに教えたい方や、文字だけだと頭に入りにくい方には、歌やビジュアルを使う方法が向いています。

和風月名を歌にした動画もありますし、イラスト入りの一覧表やポスターを部屋に貼っておくのも効果的。

目に入る回数が増えると、自然と覚えていきます。

フラッシュカードのように、表を見せて「これ何月?」とクイズにするのも、遊び感覚で続けられておすすめです。

家族で「むつき!」「きさらぎ!」と順番に言い合うゲームにすると、楽しみながら覚えられますよ(食卓でやると盛り上がりますが、ちょっとうるさいかも)。

5 練習プリントで書いて確認する

読みは覚えたけど漢字が書けない、という方には、実際に手を動かす方法が欠かせません。

無料でダウンロードできる学習プリントや、漢字の練習・テスト用のプリントを配布しているサイトもあります。

読みと漢字を一度に練習できるので、テストで「漢字で書きなさい」と出されても困りません。

覚えたつもりになっていても、いざ書こうとすると意外と出てこないもの。

書いて確認する作業は、地味だけどいちばん確実なんですよね。

覚えるときに気をつけたい3つのつまずきポイント

ここまで覚え方を紹介してきましたが、多くの人が同じ場所でつまずきます。

先に知っておくと、無駄な遠回りをせずにすみますよ。

3月と4月がまぎらわしい

意外と多いのが、弥生(3月)と卯月(4月)がごちゃごちゃになってしまうパターン。

どちらも春の名前で、ふだん耳にする機会が少ないので、順番が入れ替わりやすいんです。

ここは「弥生→卒業シーズン(3月)」「卯月→新学期でうずうず(4月)」のように、自分の身近な行事と結びつけると区別しやすくなります。

神無月と水無月の「無」で混乱する

神無月(10月)と水無月(6月)は、どちらも「無」の字が入っているので、書くときに迷いがち。

神無月は神様にまつわる名前、水無月は水にまつわる名前、と意味で区別しておくと間違えにくくなります。

ちなみに神無月は、神様が出雲(島根県)に集まって各地から留守になる月、という言い伝えからきているとされています。

逆に出雲のあたりでは「神在月(かみありづき)」と呼ぶそうですよ。

読みは言えても漢字が書けない

「むつき」「きさらぎ」と読みは言えるのに、漢字となると手が止まる。

これもよくあるパターンです。

和名には、ふだんあまり使わない漢字も混ざっていますからね。

テストでどちらが問われるかは、読みの場合も漢字の場合もあります。

両方できるようにしておくと安心です。

だからこそ、書いて確認する練習が効いてくるわけです。

自分に合った覚え方の選び方

5つの方法を紹介しましたが、「結局どれをやればいいの?」と迷う方もいますよね。

タイプ別にざっくり整理してみました。

こんな人 おすすめの方法
とにかく早く順番を覚えたい 頭文字をリズムで(むきや・うさみふ・はなかしし)
丸暗記が苦手 名前の意味とセットで覚える
子どもに教えたい 歌やポスター・クイズ
漢字も書けるようにしたい 練習プリントで書いて確認

いちばんいいのは、リズムで全体の流れをつかんでから、意味でしっかり定着させる、という合わせ技。

一つの方法だけに頼らず、2つ3つを重ねると、記憶がぐっと安定します。

私の場合は、まず「むきや・うさみふ・はなかしし」を通勤中にぶつぶつ唱えて全体をつかんで、そのあと意味を一個ずつ調べていったら、一週間ほどで完全に定着しました。

意味を知ると「なるほど」って思えて、忘れなくなるんですよね。

月の和名は意味とリズムを重ねれば必ず覚えられる

最後に、今日のポイントをおさらいします。

月の和名がなかなか覚えられないのは、あなたの記憶力のせいではありません。

ただ、丸暗記というやり方が和名に合っていなかっただけなんです。

覚え方の柱になるのは、頭文字をつなげた「むきや・うさみふ・はなかしし」のリズム暗記。

そこに名前の意味を重ねていくと、忘れにくくなります。

お子さんと一緒なら歌やクイズ、漢字も覚えたいなら練習プリント、と目的に合わせて選んでみてください。

そして、3月と4月の取り違えや、「無」のつく月の混同、漢字が書けないといったつまずきポイントを先に押さえておけば、無駄な遠回りもしなくてすみます。

和名って、覚えてしまえば、カレンダーや手帳を見るのがちょっと楽しくなるんですよね。

「あ、今月は文月か」なんて思えるようになると、季節の移ろいも前より愛おしく感じられるかも。

まずは「むきや・うさみふ・はなかしし」を、口に出してみるところから。

それだけでも、きっと今までよりずっと近づけているはずですよ。