毎朝、保育園に登園してお別れが出来ないお子さん、たくさんいらっしゃいますよね。
わたしの子供もそうでした。
仕事にも行かなきゃいけない時間なのに…。そんなことを思っている気持ちが分かるのでしょうか?時間のないときに限って、ぐずりがひどかったことを思い出します。
子供にしてみたら「不安に思っていることが解決できたら、保育園は楽しいところで大好きだから、笑っていけるんだけどなぁ~」って感じだったのではないのかと思います。
- 保育園で朝泣いてしまう、そんな子供の不安を見つけて対応
- 子供なりのルーティーンを守ってあげたことで、楽しく保育園に通えたよ
うちの子が保育園で不安に思っていたこと
保育園は、基本的に月曜日から土曜日まで開いているので、先生は平日に一日お休みを取られています。
そのことに子どもが対応できなくて、担任の先生がお休みの日になると「どうして先生はいなかったんかなぁ~」と言って、そのうちには毎朝「先生がいるかどうか見てきて!」と言う様になったのです。
毎朝先生の出勤を確認するのが日課に…
で、私も先生のお休みのパターンが分からなかったので「今日は先生が来られるのかどうか」を毎朝お部屋の前でたずねていました。
先生は、早出や遅出の勤務もありますので、登園の時には居られなくても待っていたら先生に会えるということも大切でした。
先生に相談して対応してくださったこと
決して週休対応の先生が嫌いだったわけではなかったのですが「担任の先生がお休みだ!」と分かって登園するのと、登園してから今日はお休みです!といわれたのでは、子どもの気持ちが整理できなかったようです。
毎日「今日は担任の先生がいるかどうかが心配」ということが不安になっていたようなので、連絡帳を通して「先生のお休みの前日にお知らせいただけないですか?」とお願いしてみました。
すると、その日からは「明日は先生お休みするので、○○先生と遊んでね!」と、終わりの会でお話してくださるようになりました。
子どもも「明日は先生お休みなんだって!!」と話してくれて、翌朝はスムーズに登園できるようになったのです。
年中さんになってから
年中さんと年長さんはクラスの人数が多かったので、担任2人体制になりました。
そのため、どちらか1人の先生がお休みでも、もう1人の先生がいらっしゃるということで、子どもの不安は感じられることなく過ごすことが出来たみたいですよ。
子供の不安解消には子どもなりのルーティーンも必要!
年少さんの間は毎朝おんぶで登園
年少さんの頃は、校区外の保育園に通っていたため自家用車で送迎していました。
子どもが車から降りないので、おんぶしてお部屋の前に連れて行ったことから、いつの間にか「おんぶで行く」のが当たり前になっていました。
なので、年少さんの間は朝歩くことはありませんでした。雨が降っていても、雪の日でも…。これは本当に大変でしたね。
年中さんの頃はかくれんぼ
年中さんになってから、近くの校区内の保育園に転園したこともあり、はずかしかったのでしょう。
私の背中にしがみついて、かくれるようにしての登園です。
ただ、かくれながらではありますが、自分の足で歩いてお部屋の前まで行ってくれました。これは進歩です!
しがみつかれているととても歩きにくく、雨降りの日などは大変でしたが、これも一年間つづけました。
年長さんになるとひとりでOK
年長さんになると「ママは門のところでいいから!」と子どもが言いました。
なので門のところで見守っていたのですが、担任の先生に「お部屋の前まで着いてきて頂かないと困ります」といわれ、憧れの手をつないでの登園になりました。
子どもの成長とともに、とてもゆっくりですが変わることが出来たことは嬉しい思い出ですね。
子供が保育園で朝だけ泣くのは想像以上につらいのまとめ
時間のない朝、気持ちよくお互いがお別れするためには「お別れに必要な時間」をあらかじめ覚悟しておかなくてはいけません。
時間にゆとりを持って登園することもとっても大切なんです。
時間をあまり気にせず、ゆったりとした気持ちでお子さんと向き合えば、お子さんの不安な気持ちの原因が見えてきますよ。
お子さん1人1人悩みは違いますが、私の経験がみなさんのヒントになればうれしいです。