私は中学生のころから近視が進み、一般的には「老眼が気になる年齢」に突入してまいりました。しかし、私は老眼を気にする必要がありません。

それは、私がアトピー性皮膚炎の治療のために長年使っていた「ステロイドの副作用」によって、25歳のときに白内障の手術をして、目の中にある「水晶体」を取ってしまっているからです。

私が白内障になった頃は、まだ白内障の手術をするかしないかを、自分の意思で決めることができませんでした。もしかしたら、病院によってはそんなことがなかったのかもしれませんが・・・。

ただ、少なくとも、私が手術をした医大付属病院では「ほぼ見えなくなるまでは手術はしない」と先生に言われていたのです。

ところが、今では事情が違うようです。

そこで今回は、ステロイドの副作用で若くして白内障になった場合について、その症状や手術の時期などについて、お伝えしていきたいと思います。

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白内障ってどんな病気?

カメラでたとえると、レンズの役目をしている水晶体が濁ってくる病気です。水晶体は嚢(ふくろ)状になっており、そのなかに液体が入っています。

年齢とともに、その液体がだんだんと硬くなっていき、中心部に核が形成され、その後、年齢と主に核も硬くなり濁っていきます。核(核白内障)→周辺部からくさび上の濁り(楔状白内障)が出現、それが中心へと進んでいくのです。

白内障の原因は?

殆どが加齢によるもので、発症年齢は違い、また進行の程度も違うものの、誰にでも起こりえるものです。

アトピー性白内障

アトピーの人では「アトピー性白内障」と言われ若い時に起こります。実際に私の場合にも、このアトピー性白内障という病名を言われたのを覚えています。

皮膚と水晶体は同じ発生期限であることによると思われています。ステロイド剤の内服を続けていて起こる場合があり、これはステロイド性白内障と言います。

白内障のその他の原因
水晶体の後ろの嚢(後嚢)の濁りが特徴的なのは、糖尿病の人の白内障です。

その他、目の炎症性の病気などが原因の併発白内障もあります。紫外線が強いためか、白内障は南の国ほど発生頻度が高いと言われています。

予防方法としては、直射日光を避けるために、紫外線(UV)カットのサングラスをかけるのが有効とされています。

白内障の症状

まず、かすみ目で、視力がだんだん低下してきます。明るいところで見にくい昼盲(ちゅうもう)などの症状が出ることもあります。

水晶体の核が濁って硬くなってきた場合、近視の状態になることもあり、眼鏡が合わなくなったりします。

白内障の治療

白内障に対する点眼薬や内服治療もありますが、進行をある程度遅らせる程度で、見え方を回復させることはありません。

進行した白内障は手術するしか方法はありませんので、医師に相談して下さいね。

ステロイド白内障の場合は、ステロイドを長期に内服する場合は眼科での定期的検査を行い、必要であれば点眼薬で予防することもできますよ。


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白内障の手術っていつごろからできるの?

白内障が、どんな病気なのかはわかっていただけたかと思います。

ここでは、白内障が実際にどのような過程で進行していって、どのタイミングでの手術となるのかについて、お伝えしていきたいと思います。

白内障の初期

水晶体の混濁があるが、軽度の為にはっきりとした自覚症状がない状態です。

なんと、この時期が10年以上続くことも多いようです。この状態での手術は、まず必要もないでしょう。

白内障の中期

  • すれ違う人の顔が分からない
  • まぶしい
  • 逆光で見にくい

などの症状が多く出てきます。病院で診察を受けると、患者さんの生活や見え方に対する希望により、手術時期も異なります。

決め手としては、患者が「手術を受けたい」と思うようになった時がベストな手術時期です。

白内障が進行していても、視力は1.0ということもあります。ただ、このような場合でも「ゴルフボールが追えない!」などの訴えで手術を受けたいという方もいるくらいです。視力はあっても、まぶしい太陽の下だと、まぶしく感じて見えにくくなるんですね。

  • 生活に支障はないものの、視力が0.7を割ってしまい自動車免許の更新が出来なくて手術を受けたい人
  • 足腰のしっかりしているうちに手術を受けたいという人

希望は様々です。

白内障の中期~成熟期

水晶体の濁りも進行し、視力も0.4~0.5まで低下してきます。「そろそろ手術を受けた方がいいですよ」と、医師から言われる時期ですね。

この時期でも、すぐに手術をしないと手遅れになるというわけではありません。自分の都合の良い時期に合わせて、手術を受けられたらいいでしょう。

白内障の成熟期~過塾期

白内障が進行し過ぎると、術前検査も難しくなります。手術自体も難易度が増すため、その前に手術を受けられた方がいいでしょう。

手術の際の眼内レンズの度数を決めるために、目の長さを測定します。最近では、より正確に測るためにレーザーによる眼軸長計測を行います。

若い人に多い「後嚢下白内障」では、たった数カ月でも、レーザーによる眼軸長計測が難しい状態まで、症状が進行してしまうことがあります。

怖いからなどの理由で、さらに手術せずに放置していると、緑内障などの病気を併発し、結果手遅れ状態になってしまいますので注意が必要です。

ちなみに、私が白内障の手術をしたときには、まだ私が若かったことから「まだ眼内レンズの長期使用時の弊害が確認できてないから」という理由で、眼内レンズは入れずにコンタクトレンズを使っての生活でした。

まぁはっきり言って、良く見えない状態でのコンタクトの取り扱いは大変したね。今では、コンタクトレンズは使わずに、分厚いメガネをかけてますよ。

ステロイドで若くして白内障に!のまとめ

ステロイドの長期内服により、ステロイド白内障になる確率が高くなります。点眼薬を使い予防することもできますが、進行した場合は手術するしかありません。

手術は進行が中期から成熟期にかけて、医師からすすめられることが多いようです。あまり進行してしまうと手術が難しくなり、ほかの病気を併発する危険性がありますので気を付けてくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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