友達から、旅行の誘いがありました。
私は旅行は嫌いでもないのですが、その友達とは行きたくないんです。
理由は「友達とだと、いろいろ気を使って自由に行動できないから」。
それに、一人暮らしで普段の生活もカツカツなのに、そんなに楽しめそうにもない旅行に、無理してまで行きたくないんですよね。
それだったら、まだ美味しいものを食べに行ったほうが…ブツブツ
でも、友達との関係性はこれまで通り保ちたい。
こういったとき、友達との旅行の上手な断り方ってあるのでしょうか?
特に最近では、新型コロナの影響もあって
「旅行には行きたくない」
「せっかくGotoトラベルもあるんだからお得に旅行に行きたい」
といった「旅行に行きたい人」と「旅行に行きたくない人」にわかれがちです。
そこでこの記事では、同じような状況でどうしようか迷っている人に「相手に嫌な思いをさせないで、友達との旅行を断る方法」について、詳しく見ていきましょう。
友達からの旅行のお誘いの上手な断り方
まずは、相手にいやな思いをさせないような、8通りの旅行の断り方をご紹介しますね。
友達からの旅行の断り方①仕事を理由に断る
一番断りやすいのは、この「仕事」ですね。学生の場合は、バイトを理由にすることができます。
休みが不定期な仕事の場合や、友達と業種が違う仕事の場合などだと、疑われることなく、また、相手との関係を崩すことなく断れますよね。
友達からの旅行の断り方②法事や結婚式を理由に断る
法事や結婚式など、冠婚葬祭の行事で行けそうもないと断ると、旅行の話が流れる可能性もあります。
結婚式で断る時は大安、法事などで断る時は友引などと、六曜に気をつけましょう。
旅行の日付を変更されると、断りづらくなるのがデメリットです。
友達からの旅行の断り方③時間を理由に断る
休みの日の趣味や習い事、ボランティアなどで、日々充実していることをアピールしましょう。
特に習い事の理由の場合は、発表会などの理由をつけて断りましょう。
先の予定まで詰まっていることを、上手に伝えることがポイントです。
友達からの旅行の断り方④お金を理由に断る
勇気はいりますが、旅行に行くお金が工面できないことを伝えるのです。
大きな買い物をしたからだとか、やんわりと断りましょう。
友達からの旅行の断り方⑤貯金を理由に断る
高額な買い物のために、頑張って貯金していることを理由に断ります。
金銭的な理由で断りましょう。
友達からの旅行の断り方⑥家族を理由に断る
大型連休などの場合は、親戚の子守りがあるなどといって、家族がらみの理由をつけて断るのも1つの手です。
田舎に帰るなどの理由も、断りやすい方法ですね。
友達からの旅行の断り方⑦ペットを理由に断る
ペットを飼っている方は、そのことを理由に断ることができます。
ペットホテルなどもありますが、お金もかかりますし、環境がかわるとペットにストレスがかかることなどを伝えて、やんわり断るのがオススメです。
友達からの旅行の断り方⑧はっきりと断る
はっきりと断ってしまうのも、1つの方法ですね。
「旅行が好きではないんだよね」と、はっきり伝えておくと、今後も旅行の誘いが来ることはありません。
ここで友達が離れていけば、それまでの関係ですよね。
友達からの旅行を断るときの注意点は?
もし、「旅行に行かないこと」を心に決めているのであれば、誘いの返事を先延ばしにするのはやめましょう。
「考えておくよ」だとか、「都合がつきそうだったら行くね」という曖昧な返事は、絶対にしないことです。
先延ばしにした結果、断るとなると、相手にはその分不快感も大きくなります。
もしかすると友達は、既にあなたをメンバーに入れたうえでの計画を立てているかもしれません。
人数によっては、ホテルの取り方や料金なども変わってくるので、断ることが決まっているのであればハッキリと早めに断ることが大切です。
あまり親しい間柄ではない友達からの旅行の断り方
会社の同僚や地域の旅行、子供の学校の付き合いなど、「旅行の断り方」に悩んでいる人って、思っている以上に多いんですよね。
こういった場合は、「せっかくのお誘いですが、所用がありますので。残念ですが、みなさんでご旅行を楽しんでいらしてください」と、用事があるといって断っておきましょう。
このとき、あまり親しい間柄でないのであれば、「また誘ってくださいね」のような言葉は、おすすめできません。
また、誘われて次も断ると、その相手との今後の関係に影響してくるからです。
言葉の最後に「旅行を楽しんできてくださいね~」のような言葉を付け加えることで、誘われた話題をそこで打ち切るのが良いでしょうね。
旅行の断り方!コロナを理由にした上手い方法は?
こんな時代なので、コロナを理由にすればそれ以上無理強いしてくる友達はいないと思います。
しかし、コロナへの感染対策については意見が分かれるので、なかなか分かり合えない場合もあります。
いくら個室とは言え、ホテルの部屋という密室に家族以外の人と長時間過ごすのは抵抗があるという人。
屋外であっても、人が密集しそうな観光地へ行くのはためわれるという人。
持病がある人や、高齢の家族と住んでいるので極力リスクを避けたい人。
一方、少しでも経済を回すために旅行に行きたいと思う人もいます。
他にも
- 屋外施設なら感染症が気にならないという人
- こんな時代なので、逆に普段混雑している場所に行ってみたいと思う人
- 旅行に行きたい気持ちが抑えられない人
どうしても旅行に行きたいという人は、もしかしたらいろいろな交わし方で誘ってくるかもしれません。
そんなときは、
「行きたい気持ちはあるんだけど、おばあちゃんと一緒に住んでるからリスクをできるだけ下げたいと思ってて…。
コロナの心配がなくなったらまた誘って!ごめんね。」
と正直に言って断って下さい。
一人暮らしなどの場合は
「会社から、旅行は自粛するように言われてるから、しばらくは一緒に行けないの。
ごめんね。」
「夫の会社で、家族であっても極力旅行は自粛するようにと通達があったみたいで…。」
とご自身や配偶者の会社に「責任転嫁してもいい」と思います。(ごめんなさい。周りの人たち)
一度承諾した誘いを断るのは最悪?旅行にどうしても行けなくなったときの断り方
一度承諾し旅行のお誘いを時間が経ってから断るのは…。
うーん、正直申し上げるとちょっとマナー違反な気がしますね。
ただ、理由が、急な不幸があったなどの突然で重要な出来事であれば仕方ありません。
「旅行に行くって返事をしたけど、実はおばあちゃんが亡くなってしまって…
本当に申し訳ないんだけど、旅行キャンセルしていいかな…?」
と、正直に理由を伝えてください。
その場合、私が旅行を誘った友達であれば、もちろんのことながら
「わかった、旅行は辞めよう。きちんとお別れしてきて」
と答えます。
これが「やっぱりなんとなく行きたくない」などのあなただけの気持ちの変化であれば、正直に伝えると友情にヒビが入ります。
まだ友人関係を続けたいと思うなら、相手のことを慮ってそれなりの理由を伝えてください。
私の口からはお伝えできませんが、仮病を使う人もおられるかもしれませんね。
ただ、体調不良などを理由にすると、いらない心配をかけてしまいます。
その点も考慮しておいてください。
そして、もしかしたら、あなたが旅行を承諾した時点で、お友達が宿泊先の予約を済ませた後かもしれません。
なので、そのあたりも確認してください。
キャンセル料が発生してしまう期間になっている場合は、あなたが支払うべきものはちゃんと支払ってきちんと誠意を見せましょう。
旅行に友達と行きたくないときの断り方のまとめ
「相手に嫌な思いをさせない旅行の断り方」についてお伝えしてきました。
さまざまな理由で断ることはできますが、その友達が旅行好きなのであれば、これから先も付き合う以上は、いずれまた旅行に誘われます。
一番いいのは、素直に「自分は旅行が好きじゃないこと」を伝えて、断ることかもしれませんね。