クワガタの飼い方は子供と一緒に!初心者でも失敗しない5つの基本

「クワガタ飼いたい!」と子どもに言われて、内心ドキっとしていませんか?(虫、ちょっと苦手なんですよね…というお母さん、お父さん、絶対いますよね)

でも大丈夫。

クワガタの飼育は、必要なものを揃えてポイントさえ押さえれば、虫が苦手な方でも十分できます。

毎日の手間も思ったよりずっと少なく、慣れてしまえば「なんだ、こんなものか」と肩の力が抜けるはずです。

この記事では、初めてクワガタを飼う親子が迷わないように、準備から日々のお世話まで、やさしくご説明します。

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クワガタは初心者でも飼える!必要なものと5つの基本をお伝えします

クワガタの飼育は、飼育グッズを5点揃えて、基本のルールを守るだけで初心者でも問題なくできます。

毎日の世話は、エサの確認と週1回の湿度チェック程度。

置き場所さえ間違えなければ、あとは子どもと一緒に観察を楽しむだけでOKです。

「虫のお世話って大変そう…」という不安、よくわかります。

でも実際にやってみると、意外とシンプルで拍子抜けするくらい。

「今日はゼリー食べてるかな?」と一緒のぞき込む時間が、思いのほか楽しいものになりますよ。

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クワガタの飼育に必要なものと基本の仕組み

まず「何が必要か」をざっくり把握しておくと、ホームセンターやペットショップに行っても迷わず揃えられます。

まず揃えるべき5つのアイテム

クワガタの飼育に最低限必要なのは次の5点です。

  • 飼育ケース(プラスチック製・蓋付き)
  • 昆虫マット(土の代わりになるもの)
  • 昆虫ゼリー(主食となるエサ)
  • エサ台・止まり木(のぼり木)
  • 霧吹き(湿度管理用)

これだけ揃えれば、クワガタを迎える準備はバッチリです。

慣れてきたら朽ち木や落ち葉を加えてあげると、より自然に近い環境になります。

飼育ケースを選ぶときは、「コバエシャッター付き」のタイプを選ぶのがおすすめです。

普通のケースだと夏場にコバエが発生することがよくあり、地味に悩まされます。(コバエはほんとうに厄介…これだけで親の戦意がそがれます)

うちでは最初、普通の虫かごを使っていたんですが、1週間もしないうちにコバエが発生してしまって…。

慌てて買い直したのがコバエシャッター付きの飼育ケース。

フタがしっかり密閉されているので、それ以来コバエの悩みがゼロになりました。

最初からこっちにしておけばよかったです。

なぜケースは1匹につき1つ必要なの?

クワガタは、オス同士・オスとメスを同じケースに入れると、ケンカをして傷つけ合ってしまいます。

特にオスのアゴは強力で、相手に深刻なダメージを与えることも珍しくありません。

子どもが「2匹一緒に入れたい!」と言い出すのはよくあることですが、その場合はケースも2つ用意するようにしましょう。

「1ケース1匹」これが鉄則です。

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初心者がつまずきやすい3つのポイントと対策

飼育を始めてすぐに「これって大丈夫かな?」と不安になりやすいポイントを、具体的にお伝えします。

①置き場所と温度管理

クワガタは夏の虫のイメージが強いですが、実は暑さがとても苦手です。

自然界では木の陰や樹皮の裏でひっそり暑さをしのいでいます。(夏の虫なのに、暑さが苦手って、ちょっと意外ですよね)

飼育ケースは直射日光が当たらない涼しい場所に置くことが大切で、夏場は30℃を超えないよう、室温25℃前後が理想です。

日が差さない時間帯でも窓際は高温になりやすいので避けましょう。

置き場所の目安は次のとおりです。

置き場所 おすすめ度・注意点
リビングの涼しい棚の上 ◎ 最もおすすめ
窓際 × 高温になりやすくNG
直射日光が当たる場所 × 絶対NG
玄関(温度変化に注意) △ 冬場であれば可

最初はリビングの棚に置いていたんですが、エアコンの風が直接ケースに当たる場所だったんですね。

クワガタが元気なさそうにしていて慌てて調べたら、乾燥が原因でした。

それからは風が直接当たらない場所に移したら、ちゃんと元気を取り戻してくれました。

置き場所って、意外と大事なんだなと実感しました。

②エサの与え方

クワガタのエサは、市販の「昆虫ゼリー」が一番便利です。

ホームセンターやドラッグストアで手軽に購入できます。

与え方の基本はこちら。

  • エサ台(ゼリーホルダー)に乗せてケース内に置く
  • 2〜4日に1回、食べ残しがあっても交換する
  • 夏場は特に腐りやすいため、こまめな交換を心がける
バナナやリンゴなどの果物も喜んで食べますが、腐りやすいので管理が少し大変です。(果物は意外と面倒なので、慣れるまでは昆虫ゼリー一択がおすすめです)

逆に、レタスや柑橘系(みかん・レモンなど)、辛みのある野菜は与えてはいけません。

消化器官に負担がかかる可能性があります。

加工食品や腐ったものも絶対にNGです。

③湿度の管理

クワガタは適度な湿度がないと弱ってしまいます。

かといって、水浸しにしすぎると土や木が腐って虫が湧く原因になるので要注意です。

週1回を目安に霧吹きでマットを湿らせるのが基本。

「握ったら固まるけど、指でつつくとパラパラ崩れる程度」が湿度の目安です。

水が滲み出るようなら、やりすぎです。

最初は霧吹きの量がよくわからなくて、ついやりすぎてしまいました。

マットがびしょびしょになって、なんとなく変な臭いがしてきて…。

それからは霧吹き4〜5回プシュッとするだけと決めてから、ちょうどよい湿度をキープできるようになりました。

初心者の子供におすすめのクワガタ!最初の1匹はコクワガタがベスト

初めてクワガタを飼うなら、どの種類を選べばいいか迷いますよね。

初心者にとって最もおすすめなのがコクワガタです。

その理由をまとめると、こうなります。

  • 体が小さく、飼育スペースをとらない
  • 気性がおとなしく、子どもが触れやすい
  • 寿命が2〜3年と長く、長く一緒にいられる
  • 温度管理が比較的ゆるやか(目安18〜28℃)
  • ホームセンターやペットショップで入手しやすい

一方で人気の高いノコギリクワガタやミヤマクワガタは、見た目はかっこいいのですが寿命が3か月〜半年程度と短め。

子どもが「なんでもう死んじゃったの?」と悲しむ可能性があります。

最初はコクワガタからスタートするのが、親としてのやさしい選択かもしれません。

クワガタ種類別の目安は次のとおりです。

種類 寿命の目安 初心者向き度 ポイント
コクワガタ 2〜3年 小さく扱いやすく長生き
ヒラタクワガタ 3年前後 気性が荒いため少し注意
オオクワガタ 4〜5年 長生きだが購入価格が高め
ノコギリクワガタ 3か月〜1年 短命なため子どもが悲しみやすい
ミヤマクワガタ 3か月前後 温度管理がやや難しい

絶対にやってはいけないこと3選

クワガタを長生きさせるために、特に気をつけてほしいことを3つお伝えします。

①直射日光に当てる・屋外に出す

繰り返しになりますが、クワガタは高温が大の苦手です。

ベランダや屋外に出したり、窓際に置くのは厳禁です。

夏場は30℃を超えると命に関わることもあります。

「外に出して元気にさせてあげよう」という気持ちも危険なので注意しましょう。

②複数匹を同じケースに入れる

「一緒にいたほうが仲良くなれるかも」と思いたくなりますが、クワガタはそうではありません。

特にオス同士はアゴで激しくケンカしてしまいます。

何匹飼うとしても、1ケース1匹が絶対のルールです。

③エサや昆虫マットを長期間放置する

食べかけのエサをそのままにしておくと、カビやコバエ・害虫の原因になります。

昆虫マットも汚れたまま放置していると、クワガタが弱ってしまいます。

エサは2〜4日に1回、マットは2〜3か月に1回の交換を習慣にしましょう。

うちも最初、まだ食べてるから大丈夫かな、と3日以上ゼリーを放置していたら、気がついたらコバエが大量発生していて大慌て…。

それからは少し残っていても2〜3日に一度は必ず交換するようにしました。

この習慣をつけてからは、コバエの問題は一切なくなりましたよ。

まとめ:クワガタの飼い方、最初に覚えておくべき5つのポイント

クワガタを子どもと一緒に飼育するうえで、最初に押さえておきたいことを整理します。

  • 飼育ケース・昆虫マット・昆虫ゼリー・止まり木・霧吹きの5点を揃える
  • 直射日光が当たらない涼しい場所(25℃前後)に置く
  • エサは2〜4日に1回、食べ残しがあっても交換する
  • 霧吹きで週1回、適度な湿度を保つ
  • 1ケース1匹で飼育する(複数匹を同居させない)

最初の1匹には「コクワガタ」がおすすめです。

寿命が長く、性格もおとなしいので、虫が苦手なお母さん・お父さんでも扱いやすいですよ。

クワガタの飼育は、特別なスキルも知識も必要ありません。

最初は難しく感じても、1〜2週間もすれば「このくらいなら全然大丈夫!」と思えるようになります。

そして、子どもにとって初めて自分の力で小さな命を育てる体験は、とても大切なものになります。

観察する習慣や、命を大切にする気持ちが、日々のお世話の中で自然と育まれていくんですよね。

クワガタを迎えることで、親子の「共通の話題」もひとつ増えます。(虫が苦手だったはずのお母さんが、いつのまにか名前をつけて話しかけていた……なんてことも、実はよくある話だったりします)

飼育グッズはホームセンターで一式揃えられます。

まずはケースとゼリーだけでも買いに行くところから始めてみると、「あ、これならできそう」という気持ちが自然と湧いてくるかもしれません。