小学校の卒業式で元担任が祝電を送るとき注意すべきこと

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卒業式では、来賓や保護者代表からの祝辞の他に、色々な方からの祝電も届きますよね。

祝電の中には、他校へ赴任した前の元担任の先生から送られるものもあります。

昔教えてもらっていた先生からお祝いのメッセージが届くのは、子どもも保護者も

「他の学校に移っても、覚えていてくれたんだな」

ととても嬉しい気持ちになると思います。

では、元担任が祝電を送るとき、どのように書いたらよいでしょうか?

元担任が教え子の卒業式に祝電を送るときの注意点

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とにかく注意したいのは、卒業式前日までにちゃんと届けることです。

3月は卒業、進学、進級などがあり、先生たちにとっても忙しい季節だと思います。

また、卒業式の日程も学校によって違うため、前の学校の卒業式の日と今の学校の卒業式の日が違う可能性があります。

そうなると、毎日の仕事に追われる中、前任校の卒業式の日をうっかり忘れてしまったという失敗もあり得ますよね。

なので、祝電を送ると決めたら、送り先の学校の卒業式の日程をしっかり確認し、前日までにしっかり届くように注意しましょう。

なぜ卒業式前日なのかというと、卒業式当日に卒業生や保護者に届いた祝電を見てもらえるよう掲示板などに飾る場合があるからです。

その作業をするのが卒業式前日になります。

卒業式3日前から、遅くとも前日までに届くようにするのがおすすめです。

卒業の祝電には生徒と一緒に写った写真は使わないほうが無難

次に注意したいのは、祝電に生徒と一緒に撮った写真をのせることです。

先生と生徒の顔がわかる思い出の写真なので、一見よさそうに思えるのですが、生徒の中にはその写真に写っていない子もいるかもしれませんよね。

担任が移動になった後に転入してきて、写真の先生の顔を知らないという子もいる場合もあります。

そのような子どもたちがいた場合、写真を見たときにちょっと疎外感を感じてしまうかもしれません。

なので、祝電に写真をのせることは控えた方がよいでしょう。

卒業の祝電に合った種類選び

3つ目に注意したいのは、祝電の種類です。

最近は、色々なタイプの祝電が出てきています。

ぬいぐるみ付きの祝電や、チョコレート付きのものもあります。

「子どもたちが喜びそうなものを」と考えると、このような祝電を選びたくなりますよね。

でも、上でもお伝えしたように、小学校に届けられた祝電は、壁に飾られることがあります。

飾るときに、祝電に装飾品が多いタイプのものだと、飾りにくくなってしまいます。

なので、祝電はあまり装飾品が付いていないシンプルなものを選ぶようにしましょう。

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小学校の卒業式に祝電を送るとき!元担任からの例文や書き方は?

それでは、祝電の書き方を考えていきましょう。

祝電の書き方は、実は特別なきまりはないんです!

自由に思った通りに書いても大丈夫なんです。

とはいえ、自由に書けるとなると、それはそれで悩んでしまいますよね。

なのでここでは、おすすめの例文をご紹介します。

卒業式の祝電例文①
「ご卒業おめでとうございます。

いよいよ、お世話になった先生方や六年間の思い出が詰まった校舎に別れを告げるときが来ました。

これから長い人生です。いろいろなことがあると思いますが、夢に向かって大きく羽ばたいてください。」

この例文は、難しい言葉が使われておらず、小学生にも伝わりやすいですね。

卒業式の祝電例文②
「卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。

ピカピカのランドセルを背負って○○小学校の門をくぐったのが、つい昨日のように思い出されます。

中学校へ行っても頑張ってください。応援しています。」

入学した頃のことが思い出されて、なんだかウルっとする例文です。

小1の担任だった方には、特におすすめです。

卒業式の祝電例文③
「ご卒業おめでとうございます。

ご成長の早いこと、ご両親様の今日この日のお喜びはひとしおでしょう。

今後も健やかにご成長されますようお祈りいたします。」

これは卒業生に向けてのメッセージというよりも、保護者に対しての祝電になりますね。

どうしてもよい文章が思いつかないという場合は、電報業者のサービスを利用する方法もあります。

電報業者の方で、卒業祝い用の祝電の例文をいくつか用意してあるので、その中から気に入ったものを選んで注文すればオッケーです。

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卒業式の祝電で元担任から保護者にあてた書き方の例文

卒業式の祝電で元担任から保護者へもメッセージを送りたい!と思われるかもしれません。

元担任から保護者にあてた書き方の例文をいくつかご紹介したいのですが…。

正直申し上げて、さほどバリエーションがありません。

「6年生のみなさま、ご卒業おめでとうございます。

保護者のみなさまにおかれましても、お子さまのご卒業を心よりお祝い申し上げます。」

「6年生の皆様、保護者の皆様、この度はご卒業おめでとうございます。」

などです。

あくまでも、卒業式の主役は子どもたちです。

子どもの卒業式のときに長々と保護者の方へのメッセージを伝えるのは少し場違いです。

最初に少しだけ「保護者のみなさま、おめでとうございます」と添えるだけで充分です。

もし、特定の保護者に対して強い思い入れがある場合は、学校ではなく、個人に送った方がより良いでしょう。

(それもそれでちょっとどうかなと思ってしまいますが。)

個人的なやりとりをするという点では、学校のルールから逸脱しないように気をつけてください。

お祝いをしたいという気持ちと、TPOをわきまえてメッセージを送ってくださいね。

小学校の卒業式の祝電!元担任からの宛名はどう書けばいい?

祝電を書いたら、最後に宛名を忘れずに書きましょう。

宛名の書き方は以下の通りです。

「〇〇小学校 令和〇年 卒業生御一同様」
「〇〇小学校 令和〇年 卒業生の皆様」

ただ「卒業生の皆様」とせず、学校名と卒業年度を加えると、メッセージの送り先がはっきりしますね。

もし、特定の生徒に送る場合は、学校ではなく個人的に送るようにしましょう。

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元担任が教え子の卒業式に祝電を送るときの注意点は?のまとめ

昔教えてもらっていた先生から、祝電が届くのは嬉しいことです。

必ず送らなければならないものではありませんが、ちょっとひと手間かけて卒業生へ祝電を送ってみませんか?

きっと生徒や保護者たちから喜ばれると思いますよ!