パスポートの代理申請に必要な書類は?当日の手順や流れについて

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海外へ行くためには絶対に必要な「パスポート」。

友達や家族、恋人など海外旅行の話が出て予定を立てている時にふとパスポートの期限を確認すると

期限ぎりぎりだった!

うっかり有効期間が過ぎていた!!

ということがあってほしくないですが、ありますよね。

しかも、思い出したのが遅く、仕事が立て込んでいて休みが取れない。

なので、自分で更新に行くことができない!

といったピンチに遭遇した場合。

パスポートの申請や受取など、その他もろもろ家族に代理で頼むことはできるのでしょうか。

「お母さん!お願い!!」と言う前に、自分で準備できることがあるかお話します。

パスポートの申請や受け取りが代理の場合はどうする?必要な物は?

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パスポートの名義人本人が自分で更新の手続きや受取ができない場合、代理申請の制度を利用することができます。

これにより代理人が手続きをすることが認められます。

パスポートを代理申請する場合の手順と必要なもの

①申請書類等提出委任申請書
申請者本人が、発給申請書の裏面にかかれている申請書類等提出委任申請を記入します。
(法定代理人が、本人のかわりに申請書を提出する場合には記入の必要ありません)

②上記で記載したそれぞれの手続きに必要な書類
これらを用意して、代理人が窓口に行くと手続きをしてもらえます。

注意!!ただ、新しいパスポートを受け取る場合は、本人が窓口に行くことが必要です。

これは、代理人に依頼することはできません。


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パスポートの切り替えに必要な書類とは?更新について詳しく解説

パスポートの更新をする時に、そろえなくてはいけない書類は以下のようになります。

住所や氏名の変更の無い場合や住民票のある都道府県で申請する場合は、住民票の写しや戸籍謄本は必要ありません。

なので、比較的簡単に更新することができます。

パスポートを更新するときに必要なもの

①一般旅券発給申請書
10年用、5年用申請書ののそれぞれ必要な期間のものを用意します。

指定のHPからダウンロードすることもできます。

②住民票の写し(場合によって必要な方がいます)
発行から6カ月経過していないもの。

*「住民基本台帳ネットワークシステム」の利用をしない場合や本籍地とちがう単身赴任先や就学先などの地域で申請する場合に必要です。

③個人証明の写真(縦45㎜×横35㎜サイズ)

④手元に持っているパスポート
有効期限が近いパスポートは、返納してから執行処理をする必要があります。

期限が切れているからといって自宅に保管しておくことはできません。

旅行の思い出などで取っておきたい、というのもできません。

⑤戸籍謄本または、抄本の原本(場合によって必要な方がいます)
戸籍謄本などは、発行から6カ月以内のもの

戸籍上の身分(氏名や住所など)に変更がある場合は提出が必要になります。

コピーでは、受付できないので必ず原本を用意してください。

⑥手数料
手数料は、申請の時に支払うことはありません。

パスポートを受け取る時(後日)に支払わなくてはいけません。

パスポートの更新手続きができる場所

パスポートの更新ができるのは、基本住民登録をしている各都道府県となります。

単身赴任や就学の関係で住民登録の地域と住んでいる住所が違う場合には、居住している都道府県で申請をすることもできます。

申請の窓口は、「外務省のホームページ」から検索することができます。

各窓口によって、開いている時間や曜日が異なります。

ですので、しっかりと確認することをおすすめします。

期限切れのパスポートの更新手続きをする場合

すでに有効期限が過ぎてしまっている場合は、更新手続きをすることができません。

新規で発行手続きをすることになります。

新規の発行手続きに必要な書類は以下のようになります。
(窓口は更新手続きと同じ場所ですることができます)

新規でパスポートを発行する場合に必要な書類

①一般旅券発給申請書
10年用、5年用申請書のそれぞれ必要な期間のものを用意します。

指定のHPからダウンロードすることもできます。

②戸籍謄本又は抄本
発行から6カ月以内のもの

③住民票の写し
発行から6カ月経過していないもの

*「住民基本台帳ネットワークシステム」の利用をしない場合や本籍地とちがう単身赴任先や就学先などの地域で申請する場合に必要です。

④本人確認のできる書類
運転免許証や保険証など

⑤手数料

⑥期限切れをしているパスポート

新しくできたパスポートの受取をする場合の手順と必要なもの

申請窓口で、更新や新規発行の手続きが完了すると「受理票」が渡されます。

受理票に書かれた、交付開始予定日以降に窓口に行くと新しいパスポートを受け取ることができます。

新しく作ったパスポートの受取は、必ず本人が取りに行かなくてはいけません。

代理人に頼むことができません。

子どもの場合も同じで、保護者であっても必ず本人を同伴させる必要があります。

持ち物は、申請の時に渡された受理票と手数料となります。

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パスポートの代理申請のまとめ

パスポートのうっかりミスは、避けたいトラブルです。

しかし、運転免許証と違い期限前に更新の案内などが届きません。

なので、確認を忘れがちになりますよね。

更新や新規発行の手続きは代理人でも可能です。

ですが、受取には本人が行かなくてはいけないので、スケジュールを調整する必要があります。

今回のことを教訓にして、5年後、10年後は同じことを繰り返さないようにお互い気を付けましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。