遊園地のメインといえばジェットコースターです!
みんな楽しそうにジェットコースターに乗っているのに、あなただけが楽しめないとなんだか損した気分になってしまいますよね。
ではなぜあなたがジェットコースターを怖いと感じてしまうのか、その理由を考えたことはありますか?
ジェットコースターが苦手な理由としては、高さ、スピード、浮遊感などが考えられます。
ジェットコースターのどんなところが苦手なのかは人それぞれです。
ですが、共通することといえば、あなたが何かに対して「怖い」と感じているということです。
あなたの怖さや不安は脳の「扁桃体(へんとうたい)」という感情をつかさどる部分で誕生しています!
扁桃体(へんとうたい)が大きく反応すると、あなたはより恐怖を感じてしまいます。
実はこの扁桃体(へんとうたい)の反応を抑える方法があるのです!
理性をつかさどる前頭葉(ぜんとうよう)に扁桃体(へんとうたい)の反応を止めてもらえばいいのです。
ジェットコースターで恐怖を感じない方法とは?
あなたはジェットコースターに乗って怖いと感じたときに大きな声を出しませんか?
あの大声は前頭葉(ぜんとうよう)の働きによって出ているそうです。
扁桃体(へんとうたい)の過剰反応によって緊張状態になっている身体をゆるめるために叫んでいるのです。
つまり、怖いと感じるまえに大きな声を出せば少し落ち着けるということです!
叫ぶのは怖くても、隣の人と大きな声で話すだけでいつもより怖さは紛れるので試してみてくださいね。
そしてジェットコースターに乗っているときは必ず目を開けておくのも大切ですよ!
目を閉じていると次にどんな動きをするのか予測できず、扁桃体(へんとうたい)の反応を抑えられないからです。
しっかり前を見て、次はどんな動きをしそうなのか大きな声で叫んでみてください!
ジェットコースターに乗ると息ができない…その理由を解説
ジェットコースターが嫌いなわけではないけど、なぜか息ができなくなるという人もいるようです。
ジェットコースターで息ができなくなるのに何か理由はあるのでしょうか?
理由はずばり、極度の緊張状態です!
極度の緊張状態になると筋肉がぎゅっと縮み、身体のエネルギーは筋肉に集中します。
そうするとその他の機能が一時的に低下するので、あなたは呼吸ができない状態になってしまうのです。
原因がわかっていれば克服するのは簡単!
緊張状態になる前に、呼吸を意識して身体をリラックスさせてしまえばいいのです。
ジェットコースターに乗ったときの呼吸法
それでは早速ジェットコースターに乗るとき、何を意識して呼吸すればいいのか見ていきましょう!
その段階でなるべくゆっくり大きく息をして気持ちを落ち着けましょう。
お腹に息を入れて膨らませるようなイメージで呼吸するといいですよ。
ジェットコースター特有のふわっとした浮遊感も抑えることができるのでおすすめです!
少し意識するだけで心も体も楽になるのであなたもぜひ試してみてくださいね。
ジェットコースター特有の感覚が残る…しばらく引きずるのはナゼ
なんとかジェットコースターの恐怖を耐え抜き、ジェットコースターから降りたのに。
まだふわふわしているような、揺れているような感覚が消えないということはありませんか?
このような状態を「下船病」というそうです。
ジェットコースターに限らず、乗り物から降りた後もしばらくその乗り物に乗っているような状態になることがあるようです。
これは、乗り物の揺れのせいで平衡感覚を保つ三半規管(さんはんきかん)が上手く働かなくなってしまうのが原因では?と言われています。
三半規管(さんはんきかん)の強さには個人差がありますが、ストレスによる自律神経の乱れにより弱くなってしまうこともあります。
「運動不足」、「睡眠不足が続いているとき」や、「疲れがたまっているとき」は三半規管(さんはんきかん)の機能がいつもより低下している可能性が高いということです。
そういったときは、無理してジェットコースターに乗らないほうがよさそうですね。
もしジェットコースターを降りた後も揺れが続く症状が出てしまったら。
ゆっくりとストレッチをしてみたり、ゆっくりと好きな音楽を聴いたりして、リラックスするよう心掛けてみてくださいね。
スピード恐怖症のまとめ
ジェットコースターの恐怖心を減らす方法をここでおさらいしてみましょう。
- ジェットコースターのスピードが出るまえに声を出す。
- しっかり目を開けて前を見る。
- 呼吸を意識する。
個人的には、「とにかく声を出す!」というのが1番効果的だと思います。
声を出しまくることによって、怖さすら楽しくなる感覚を私は経験したことがあります。
その経験がきっかけで、一般的なジェットコースターなら極度に緊張することなく乗れるようになりました。
(今でもあまりにすごすぎるジェットコースターはちょっとムリです…)
どれも簡単に実践できる対策なので、あなたもぜひ試してみてくださいね。