メダカが追いかける理由は縄張り争い?!最悪は死亡することもあるって本当?

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メダカを飼育していると、同じメダカをずっと追いかけているように泳ぐ姿を、見たことはありませんか?

実はオスのメダカは、自分の遺伝子を残すために、メスの取り合いを行うのです。

オスがメスに求愛をするときにも追いかけるので、メダカを飼育していると

「別のメダカを追いかけるように泳ぐ姿」

を、よく目にするのですね。

ところが!

オスとメスの相性が悪いと、オスがメスを攻撃してしまう…なんてこともあるんです。

そして、最悪の場合メスが死んでしまうことがあるのだそう。

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メダカが追いかけるのは求愛のことも!求愛行動を観察する方法

メダカが追いかけるように泳ぐ姿が見られたら、それは求愛行動でる可能性が高いです。

では、具体的に求愛行動であるとわかるポイントをご紹介しますね。

さらに、求愛行動を見るために、おすすめのオスとメスの割合についても、お伝えします。

メダカを水槽に入れて飼育するときのオスとメスの割合は?

メダカを飼育する時には、オスよりもメスの数を多く入れた方が産卵しやすいとされています。

具体的には、

  • 5匹飼育する場合は、オス2匹メス3匹
  • 10匹飼育する場合はオス4匹、メス6匹
という数が良いでしょう。

メダカにも相性があるので、この相性が合わないと卵は全く産まないのだそうです。

逆に、相性が良い場合にはオス1匹、メス1匹の交配でも、毎日卵を産みますよ!

メダカの求愛行動と産卵の方法とは?

オスのメダカが、メスのメダカに対して求愛行動を行っています。

メスがお腹の中に卵を宿すと、オスは追いかけるようになり、相性が良いと一緒に寄り添うようにして泳ぎます。

そして、オスが途中で行手を遮ったり、横切ったりしながらアプローチをするのです。

同じ行為を何回か繰り返し、いよいよ交尾に移ります。

互いが体をピッタリ寄せ合い、体を震わせながらメスが産んだ卵にオスが精子を振りかけることで、受精するのです。

そして、その卵は水槽の砂の上や水草に産み付けるのです。

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メダカが追いかけ回す4つの対策!ストレスを軽減させるための環境の整え方

メダカが追いかけるように泳ぐ理由としては、

  • 求愛行動の他にも強気な性格のメダカが縄張りを作っている
  • 飼育容器の小ささが原因でケンカとなっている
ということもあるんですよ。

メダカを飼育していると、

  • ピチャっという水の音がしたり
  • メダカ同士体当たりをしたり
といった姿を目にすると思いますが、それはケンカが起こっている証拠なのです。

メダカのストレス軽減!4つの対策方法!

では、メダカのケンカが起きないようにするために、飼育するときに工夫してほしい4つの対策をご紹介しますね。

メダカのストレスを軽減する方法①水草・流木・石を利用した隠れ家を増やす

ケンカを防ぐ対策として、1番効果的なのが、水草や流木を増やすことです。

追いかけられたメダカが逃げ込む避難地になるほか、お互いが視界に入ることを減らす効果があるので、ケンカが減るのです。

おすすめの水草は、

  • ホテイアオイ
  • アマゾンフロッグビット
です!

もしくは、「マツモ」や「アナカリス」などの表面に浮かばせておく水草も、おすすめです。

メダカのストレスを軽減する方法②飼育ケースを大きくする

メダカの飼育数の目安として、飼育水1Lに対して1匹(例:10L入る容器なら10匹)と言われておいます。

なので、この基準よりも小さな飼育容器を使用している場合には。

どうしても、メダカのケンカがおきやすくなっていると考えられるのですね。

飼育容器のサイズアップを検討してみて、もしもサイズを大きくすることが難しければ、2つの飼育ケースに分けると良いですよ!

メダカのストレスを軽減する方法③メダカの大きさや種類を合わせる

メダカは、少しでも大きいサイズがいると、パワーが強くなるので、ケンカに繋がりやすいのです。

メダカの大きさで飼育を分けることももちろん有効ですが、種類ごとに飼育ケースを分ける方法もおすすめです。

泳ぎが上手い普通体型や、泳ぐことが苦手なダルマ・ヒレ長などの特殊体型で分けると飼育がうまくいきますよ!

メダカのストレスを軽減する方法④飼育するメダカの数を増やす

メダカの飼育数を増やすと、縄張りが作りづらいのでケンカが起きにくくなるのです。

「メダカのストレスを改善するために飼育数を増やすなんて、逆効果だ!」と思いますよね。

でも、熱帯魚や日本淡水魚などを飼育している方が、ケンカが起きないように実践されることがもっとも多い方法なのですよ。

また、ケンカが起こったとしても攻撃の対象が1匹に固まらないので、弱い個体が消耗していくことがないのです。

だけど、飼育数を増やすとメダカの餌やフンが多くなり、水質がすぐに汚れてしまいます。

その際には、先ほどご紹介した飼育水1Lに対して1匹(例:10L入る容器なら10匹)の目安を守ると良いですよ。

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メダカが追いかける理由のまとめ

メダカが追いかけ回されたり、ケンカが長期化したりすると、ストレスや体調不良につながる恐れが出てきます。

なので、

  • 水草などの隠れ家を増やしたり
  • 飼育容器を大きくしたり
などストレス対策を徹底しながら、飼育をしてほしいと思います。

そして、今まで以上にメダカも飼育する側も楽しみながら、生活できると良いですね!