健康診断の検便で便が硬くて出ない!3つの対処法と採取のコツを解説

「健康診断の検便、ちゃんとできるか不安…」と思ったことはありませんか?

毎日お通じがあるわけじゃないし、タイミングが合わなかったらどうしよう。

しかも便が硬くてなかなか出ない体質だと、もう憂鬱でたまらないですよね。

でも実は、便が硬くても、少量でも、ちゃんと検便を採取して提出する方法があります。

この記事では、そんな「検便あるある」のお悩みをまるっと解決していきます。

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硬い便でも検便はできる。まずそこから安心してください

結論からお伝えすると、コロコロとした硬い便でも、検便の検査は問題なく行えます。

便潜血検査は便の中に血液が混じっているかどうかを調べるもの。

便の硬さそのものは、検査結果には関係しません。

とはいえ「硬くてスティックにくっつかない」「そもそも便が出ない」という実際の困りごとは別の話。

そこを一つひとつ解決していきましょう。

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硬い便での採取がうまくいかない理由と、その解決策

硬い便のときに採取が難しく感じるのには、ちゃんと理由があります。

コロコロとした便はスティックの溝に引っかかりにくく、うまく付着してくれないんですよね。

そこで使えるのが、シンプルな「水をつける」作戦です。

硬い便の採取テクニック

硬い便の表面に少量の水をつけると、スティックにくっつきやすくなります。

やり方は簡単で、スティックを水で少し湿らせてから、便の表面を引っかくようにして採取するだけです。

水は少量で十分。

つけすぎると便が溶けてしまうので、ほんの少しで試してみてください。

それでもうまくいかない場合は、清潔な割り箸などで便の表面を少し崩して採取する方法も有効です。

ただし、砕くときに周囲に飛び散らないよう、ゆっくり丁寧に作業することがポイントです。

少量しか出なかったときの対処法

便秘でほんの少ししか出なかった、という場合もあきらめなくて大丈夫です。

  • トイレットペーパーに便が付着している場合は、そのペーパーからスティックで採取する
  • 採取棒の先端だけでなく、側面も使って丁寧に便を拭い取る
  • 軟便の場合はスティックでかき混ぜるようにして採取する

少量でも検査に必要な量が採取できれば、基本的に検査は可能です。

ただし量が足りないと判断される場合もあるため、採取できた便はなるべく溝にしっかりつけておきましょう。

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そもそも便が出ない…検便期間中に排便を促す3つの方法

採取の方法より前に、「そもそも便が出てこない」というのが一番のお悩みという方も多いはず。

実は、いくつかのシンプルな習慣で、便を出やすい状態に整えることができます。

①水分をこまめに摂る

便が硬くなる原因のひとつは、腸内の水分不足です。

水分が不足すると、大腸が便から水分を過剰に吸い取ってしまい、カチカチの便になります。

一度にたくさん飲むのではなく、日中にちょこちょこ水を飲む習慣をつけましょう。

コーヒーや緑茶などカフェインを含む飲み物は利尿作用があるため、お水や麦茶などを意識して摂るのがおすすめです。

②食物繊維を意識して食べる

食物繊維には、便のかさを増やして排便を促す働きがあります。

  • 野菜
  • きのこ
  • 海藻
  • 豆類
などを日々の食事に取り入れるだけで、お通じの改善が期待できます。

健康診断前の数日間だけでも意識して食べてみると、変化を感じられることがありますよ。

③下剤の使用もOK(免疫法の場合)

便秘解消のために市販の下剤を使うことを躊躇している方もいらっしゃるかもしれませんが、免疫法の便潜血検査であれば、下剤を使って排便した便でも検査に影響しません。ただし、便潜血検査の種類によっては影響が出る可能性もゼロではないため、心配な場合は事前に医療機関に確認しておくと安心です。

よくある「どうすれば…」を解決する具体的な3つのシーン

実際に検便で困ったとき、どうすればよいのかをシーン別にまとめました。

シーン①「2日法なのに1本しか採れなかった」

2日分の便を提出する「2日法」が指定されていても、1本しか採れなかった場合は1本のみ提出すれば大丈夫です。

未使用の容器は提出せず、不燃物として処分してください。

ただし、2日分を提出したほうが検査の精度は上がるため、できる限り2本集めることを目指しましょう。

なお、検査可能な便の採取期間は医療機関によって異なります。

前日・当日の採取が理想ですが、施設によっては3〜4日前の便でもOKとしているところもあります。

「何日前まで大丈夫ですか?」と事前に問い合わせておくと、期限切れで焦るリスクが減りますよ。

シーン②「採った便の保管方法がわからない」

採取した便の容器は、できるだけ冷蔵庫や冷暗所で保管しましょう。

30℃を超えるような高温環境では、検体が急速に劣化することがわかっています。

提出日まで時間がある場合は、冷蔵庫(または保冷剤を入れたクーラーボックス)に入れて、7日以内に提出するのが基本です。

ふたがきちんと閉まっているかも必ず確認してください。

シーン③「採便シートを流してしまった、代用品は?」

採便用のシートを間違えてトイレに流してしまった!というトラブルもあります。

そんなときは、自宅にあるもので代用が可能です。

  • 帯状に折りたたんだサランラップを便座にセットし、その上にトイレットペーパーを置いて排便する
  • 採便後は便とペーパーを流し、サランラップは回収して捨てる(トイレに流さない!)

これだけはやってはいけないこと・注意点

検便に関して「大丈夫かな」と思いがちな行動の中に、実は注意が必要なものがあります。

絶対にやってはいけないのは、陽性反応が出たときに放置すること。

「便が硬くて肛門が切れただけ」「どうせ痔だから」と自己判断して精密検査を受けないのは非常に危険です。

大腸がんは早期であれば完治の可能性が高い病気ですが、放置することで進行してしまいます。

また、こんな行動も注意が必要です。

  • 生理中に採取する(微量の血液が混入して陽性になる可能性があります)
  • 便が水やウォシュレットに浸かった状態で採取する(血液成分が消えて陰性になる可能性があります)
  • 同じ便から2回採取して「2日法」として提出する(精度が下がるうえ、2日法の意味がなくなります)

まとめ:硬い便でも、検便はきちんとできます

健康診断の検便で便が硬くて困ったときのポイントを整理しておきましょう。

  • 硬い便でも検査は可能。スティックに水をつけて採取するとうまくいきやすい
  • 免疫法の検査なら、下剤を使って出した便でもOK
  • 2日法で1本しか採れなくても、1本で提出してよい
  • 採取済みの便は冷蔵保存し、7日以内に提出する
  • 陽性反応が出たら自己判断で放置せず、消化器内科へ

検便は、大腸がんを早期に発見するためのとても大切な検査です。

「便が硬くて…」と悩んでいた方も、今日ご紹介した方法を試してみれば、きっと採取できるはずです。

体のサインを見逃さないためにも、毎年の健康診断をしっかり受け続けることが大切です。

まずは「水をちょっとつけてみる」というシンプルな一歩から、始めてみてくださいね。

提出日までに出ない不安や、全体の流れをまとめて確認したいときは、検便が出ないときの対処をまとめたページも参考になりますよ。
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