離婚が決まり離婚届を出す。
あとは最後の処理だけになったとき。
「でも離婚届の保証人は誰に書いてもらう?」
「両親に迷惑をかけたくないんだけど、だったら誰に書いてもらえばいい?」
離婚届の保証人を誰に何をお願いすればいいのか?
離婚なんて、そう何度もするものではないですから、ちゃんと知っている人は少ないですよね。
そんなとき。
何かしらの理由で「離婚届の保証人を両親にお願いできない」というとき。
誰に頼めばいいものなんでしょうか?
離婚届の保証人を代行してくれる!?誰にも知られたくない離婚に使える!
結婚するときは、両親に保証人になってもらっても、離婚届けの保証人をお願いするのはなんだか申し訳ない。
そんな風に思ってしまいますよね。
だからって、友人に離婚届にサインしてもらうのもなんだか気が引ける。
離婚届の保証人は誰にたのんでもいい?
離婚届の保証人は、誰に対してでもお願いしづらいですよね。
「婚姻届けの保証人は誰に書いてもらおう!」とウキウキだったと思います。
でも離婚届はそうはいきません。
まず離婚届の保証人の条件ですが、「成人していたら誰でもOK」なんです。
そのため両親などの親族にお願いする必要はありません。
また、必ずしも知り合いに書いてもらう必要もありません。
そのため極端なことを言いますと、道端で会った人に書いてもらってもいいのです。
でも普通は、見ず知らずの人に頼むことなんてできませんよね。
頼まれた側も、ほぼ間違いなく書いてくれないですよね。
離婚届を他人に頼めるサービス
ではどうしたらいいのでしょうか?
そんな、途方も暮れているあなたに朗報です。
実は「離婚届けの保証人代行サービス」というものがあります。
これは有料のサービスなので、お金を払えばサービスを受けられます。
これであれば気兼ねなく、保証人になってもらえますね。
「離婚届の保証人代行」をググってみる
離婚届の保証人代行サービスを利用する際の3つのポイント
では、そんな離婚届の保証人代行サービスを利用するとき、知っておきたい3つのポイントをご紹介しますね。
離婚届の保証人代行サービスを利用時のポイント①有料サービスを使う
まず大前提として「有料サービス」のものを使ってください。
もしあなたが無料のものを見つけたら、思わず飛びついてしまうかもしれません。
でも「無料のサービスには裏がある」と思ってください
親切を装って、実は個人情報を盗もうとしている可能性があります。
そのためお金をきちんと払って、信頼できるところにお願いしましょう。
離婚届の保証人代行サービスを利用時のポイント②値段を確認する
離婚届の保証人は、2人必要です。
ほとんどのサービスは、1人あたりの値段設定がされています。
2人分いる場合には、この倍の金額がかかると思ってください。
相場的には、1人分高くて7000円ほどになるので、2人で14000円ですね。
料金の支払い方も「前払い」と「後払い」があります。
あわせて確認しておきましょう。
あとからトラブルにならないように、よく確認して利用してください。
離婚届の保証人代行サービスを利用時のポイント③規約をよく確認する
離婚届の保証人サービスには、個人情報の守秘義務があります。
「誰の離婚届を書いた」など、決して外に漏らしてはいけません。
もちろん規約にも、個人情報についての記載が書いてあると思います。
その部分を含めて、よく規約を確認してサービスを受けるようにしましょう。
離婚届には、たくさん個人情報が書いてあります。
名前はもちろん、住所や連絡先など様々な重要な情報があります。
離婚届の保証人代行サービスとはいえ、他人です。
自分の個人情報は、しっかると自分で守るようにしてくださいね。
離婚届の保証人の偽造問題…偽造と代行の違いは!?
離婚届の保証人を探すのは、手間で労力がかかります。
代行サービスを利用しない場合、どうにか保証人を見つけなければなりません。
でも、どうやっても書いてくれる人が見つからないとき。
- 「自分で書いてしまおうかな?」
- 「1人書いてもらったから、もう1人分同じ人に書いてもらおうかな…」
でも他人のふりをして書くことは、「文書の偽造」になります。
「偽造私文書行使罪」という罪になる可能性大です。
そうなると最悪、逮捕されることになります。
そのため文書を偽造するのは、絶対にやめておきましょう。
離婚届の証人を自分で書いたらバレることなんてあるの?
20歳以上であれば誰でも保証人になれます。
有料ではありますが、代行サービスなども存在します。
しかしながら、
「身近に頼める人がいないから、保証人の欄を自分で書いてしまおう!」
と考える人もわりと多いようですね。
もちろん、離婚に至るケースは様々なので、全く悪意もなく致し方なく…ということもあると思います。
ただ、これは「虚偽の署名・押印」ということになるため、犯罪行為になるとお話しましたよね。
実際のところ、「自分で保証人欄を書いてしまった場合にバレるのか?」ということについては、正直なところグレーでした。
要は「バレる場合もバレない場合もある」ということですね。
受付をした人が、筆跡を見て少しでもおかしいと思えば調査が入りますし…
正直なところ、どのタイミングでバレるかは実際にやってみないと分かりません。
しかしバレると有印私文書偽造・同行使罪に該当してしまうので、確実に罰せられます。
離婚をしてただでさえ大変なときに、「3ヶ月以上5年以下の懲役刑」というのは、考えたくはないことですよね。
個人的には、危ない橋を渡るのは避けた方が良いと思います!
いつ何が起こるかは誰も予想できないからです。
バレると罰せられるということは、やってはいけないことというのは事実ですよね。
離婚届の保証人は、離婚が事実なのか第三者が証明をする…という程度のもので、法的にリスクがあるわけではありません。
そのため、可能な限り身近にいる人に依頼をするか、代行を使ってくださいね。
例えば、2人で話し合って決めたような協議離婚の場合は、保証人がいらないケースもあります。
このあたりは該当するようであれば、詳しく調べてみてくださいね。
離婚届の保証人を両親に頼めない!まとめ
離婚届の保証人を探すのは、実際かなり大変です。
婚姻届のときとはワケが違います。
状況によっては、両親や周りに離婚を知られたくない場合もあると思います。
それでも、離婚届を書かなくてはならないときありますよね。
そのときには、ご紹介した離婚届の保証人代行サービスの利用も検討してみてくださいね。
お金はかかりますが、とてつもなく高額というわけではありません。
文書を偽造して罪にとわれる可能性があるくらいなら、こういう便利なサービスを利用しましょう。