離婚届の証人を自分で書くとバレる!?お願いする相手がいないときどうすればいい?

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離婚届を記入するとき、離婚する夫婦だけではなく証人の欄もあります。

婚姻届と同様に2人必要です。

証人の欄には、名前・住所・本籍地を記入する部分があって、20歳以上だったら誰でも離婚届の証人になることができます。

ただこれも、いままで成人とは20歳でしたが、法律が改正され18歳が成人となったので、今後は18歳以上であれば証人になれます。

婚姻届の証人で一番多いのは、両家の親ですよね。

やはり頼みやすいし本籍も同じだからいちいち調べる必要もないので・・・

だけど、離婚になると親には頼みにくいというか、知られたくない心配かけたくない、だから無理って夫婦は多いと思います。

18歳以上ならといっても自分の子供に証人を頼むのもまた残酷な話で。

あとは知人友人仕事関係とかくらいでしょうか。

離婚届の証人になるとリスクはある?本籍地の調べ方は?

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離婚の証人にはなにかリスクがあるのではというイメージあり、断られやすい部分もありますね。

だけど離婚届の証人がどんな人物であるか、などというのは市役所では一切調べませんからリスクもないのですが・・・

といっても、記入した内容に間違いがあるとダメなので、現住所や本籍地が違うと書き直しをさせられます。

本籍地って普段使うこと、ほぼないですよね。

だから引っ越しが多い人は、急に言われるどこだっけ?となります。

本籍地を調べるのには、戸籍謄本があればわかります。

ですが、戸籍謄本を出すのには本籍地がある市役所に行かないと発行できないという、なんともめんどくさいシステムなのです。

遠い人は現地にいけないので、郵送してもらうなどの手続きが必要です。

そう考えると、他人に頼むのは気が引ける部分がありますね・・・

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離婚届の証人欄を自分で書くことは可能?刑罰の対象になる?

離婚届の証人欄を自分で書くことは禁止されています。

誰も証人になってくれる人がいなくて困ったな、ということもあると思いますが、自分で書いてはだめという決まりになっています。

もし本人が全部書いてしまったりすると、有印私文書偽造罪や同行使罪という罪に問われてしまいます。

筆跡鑑定などをすればすぐわかってしまいますので、ちゃんと証人を見つけましょう。

夫婦のどちらかが「離婚したいな」って思った時、だいたい自分でだけで考えて全部決めるという人は少ないと思います。

自分に有利に、スムーズに離婚が進むようにはどうしよう?こういうことは専門家に!ってなりますよね。

離婚の専門家・・・それは弁護士。

財産があるとか、子供がいるとかになると「じゃあ別れましょう」で終わることはないですから。

話し合いで離婚できる場合は協議離婚、それがもめてしまえば調停になって裁判官に決めてもらうことになります。

協議離婚で離婚するときには、そのまま弁護士に証人になってもらえますので、離婚を相談するときに一緒に頼んでしまいましょう。

証人というのは「離婚することを知っています」というだけのことで。

その他になにか「特別な負担がかかる」というわけではないですから、簡単に引き受けてくれます。


離婚届の証人がいない場合はどうすればいい!?代行サービスがある?

離婚届を書くときに証人がどうしてもみつからない、自分で書いちゃったら罪に問われる、どーしたらいいの!?となっちゃいますよね、普通。

大丈夫です、今は証人代行サービスという業者があります。

なんでも仕事になるもんだなぁと感心してしまいますが・・・

それだけ世の中には離婚届の証人探しに苦労しているということなのでしょうけど。

あとは離婚すること自体を人に知られたくない心理が大きいからかもしれません。

まったく自分のことを知らない第三者に頼むというのは気分的に楽ですね。

離婚届の証人代行サービスの申し込み方法は?いくらかかるの?

代行サービスへの申し込み方はとても簡単。

ネットで依頼して、記入した離婚届をその業者に郵送するだけです。

すぐに記入・捺印して返送してくれます。

いくつかの業者を調べましたが、料金はどこも証人1人2,800円、証人2人なら3,800円となっていました。

1,000円しか違わないんじゃ、2人分頼んじゃおうと思いたくなる微妙な値段設定ですね。

このような代行サービスは、一般人が行っているのでこの価格となっています。

ですが、弁護士だとか行政書士などに頼むと、仕事依頼とは別に相談料という費用が発生する可能性もあります。

だから、夫婦で相談して離婚届を出すだけという状態なら、このような代行サービスの方が安くすみます。

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離婚届の証人は調べられる?のまとめ

18歳以上の成人であれば誰でも証人になれます。

自分で証人の欄を記入してしまうと、私文書偽造等の罪に問われますから、それは絶対しないでください。

誰も見つからない場合は、代行サービスの利用も検討してみてください。

あとは離婚の相談をするために弁護士事務所を訪れたならば、ついでに証人もお願いしてみるといいのでは?

もともと相談してるのだし、代行サービスと変わらない値段で書いてくれるかもしれません。

ちなみに協議離婚がだめで、調停になった場合は証人はいりません。

というか、広い意味で裁判官が証人ということになりますかね。

離婚届を提出するときに、裁判所の書類も一緒に提出するので、問題なしです。