台風対策で窓へのダンボールの貼り方!内側外側どちらが効果的?

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夏が近づくと台風が気になってきますね。

私の家は、今まで幸いにも自然災害で物が壊れたりなどの被害が出たことはありません。

でも、災害発生時にニュースで映し出される被災したおうちの映像は、「明日は我が身じゃないか?」と、見るたびに怖くなります。

私の住んでいるところでは、数年前に台風の強風が吹き荒れ、ご近所のカーポートや塀が壊れてしまったことがあります。

我が家は無傷で済んだのですが、当時まだ新築して3年ほどの新しい家で、災害対策も施されていましたが、風が吹く度に家がきしんでハラハラしたのを覚えています。

子どもたちを抱え、リビングの中心でドキドキしながら風が収まるのをじっと待ちました。

強風が吹く前は雨戸を開けて外の様子を見ていたのですが、徐々に風が強くなり、雨戸を閉めました。

我が家は一階にしか雨戸がないので、二階の窓はとても弱く感じてとても怖かったです。

二階は分厚いカーテンを閉めることしかできませんでしたが、このとき「もし何かが二階の窓にぶつかってきたら…」。

想像しただけでゾッとしてしまいます。

台風はいつ発生するかわかりませんが、進行方向はある程度予想できますよね。

地震や火事などは突然起こりますが、台風は発生した後でも対策する時間をもつことができます。

日頃から対策方法を知っておき、「台風が近づいてきたらこの対策をする!」と心構えがあるだけで、安心感が違ってきますよ!

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台風の対策に効果大!窓へのダンボールの貼り方のポイントは?

まず、雨戸のない窓は、雨戸がある窓よりも無防備です。

「雨戸が鎧(よろい)」なら、「雨戸のない窓は裸も同然」です。

前述した私のご近所のおうちは、カーポートが強風で歪み、雨戸にぶつかってへこんでしまいました。

もし雨戸を閉めていなければ、窓は割れていたと思います。

やはり、災害対策として雨戸は大きな役割を果たしているんだなぁととても感じました。

そんな「雨戸の鎧」がない窓の場合、少しでも強度を増すために「ダンボールを使う方法」という対策があります。

ダンボールを窓の外側に貼ると、物がぶつかってきたときに衝撃を吸収してガラス窓が割れにくくなる効果があります。

窓の内側に貼ると、ガラスが割れてしまったときに室内に散らばりにくくする効果があります。

手持ちのダンボールの量と、ご自身が優先させたいことを考えて、窓の外側に貼るか内側に貼るかを決るようにしましょう。

そして、窓ガラスにダンボールを取り付けるときには、窓枠にガムテープ等を使って外れないようにしっかり貼り付けるようにしましょう。

そして、ガラスの部分ではなく、枠に貼り付けるようにすると強度が少し増すようです。

段ボールで窓ガラス補強にはカムテープがおすすめでない理由

貼り付けるときに使うテープは、ガムテープだと、剥がすとベタベタが残ってしまうので、養生テープがおすすめです。

養生テープは、ドアのポストなどに封をするのにも使えて、剥がしてもあとが残らないので重宝します。

一家に一つ、養生テープがあると便利ですよ。

そもそも、ガラスの窓は台風の風の力だけではあまり割れることがないらしいです。

強風で窓がしなって、まっすぐな窓枠との相性が悪くなって割れることはあるようですが、窓が割れる原因は「物が飛んできてぶつかって割れる」が多いです。

物が飛んでくることを100%防ぐことは不可能ですが、

  • ぶつかる衝撃を減らすこと
  • 万が一割れても部屋の中にガラス片が散らばらないこと
を目標にして対策をしましょう。

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台風対策で窓にプチプチを貼るのは逆効果?ダンボールと併用すれば!?

ダンボールがない場合は、プチプチを貼っても効果が期待できるようです。

プチプチは台風対策に逆効果ではなく、ダンボールと同様にガラスが飛び散るのを防ぐ効果が期待できるんですね。

それに、プチプチは保温効果もありますので(台風の時期には不必要な機能かもしれませんが)、冬場でも部屋の温度を保つのに一役かってくれます。

見た目はイマイチかもしれませんが、それを許せるのなら、年中貼っていても良いかもしれませんね。

台風がやってくると、窓の外側は雨で濡れるでしょうから、プチプチなどの防水素材のものだと後片付けも楽です。

なので、外側をプチプチに、内側をダンボールにするのも一つの方法だと思います。

プチプチがなければ、レジャーシート・新聞紙・ブルーシートなども代用ができそうですね。

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台風での窓対策!他にもできる効果的な方法は?

前述した以外にも、台風の窓対策があるのでご紹介しておきますね。

台風の窓対策①飛散防止フィルムを貼る

ホームセンターなどで売っています。

万が一、物がぶつかってきて窓ガラスが割れたとしても、飛び散らないようにするための保護フィルムです。
防犯を目的としたものもあるので、防災と防犯面両方のためにもチェックしてみてください。

台風の窓対策②窓に直接養生テープを貼る

剥がしやすいように、ガムテープではなく養生テープがオススメです。

養生テープを窓に貼ると、少し強度が増します。

米のように貼る方が多いようです。

ただ、養生テープの貼られていない部分は弱いです。

その部分にピンポイントに物がぶつかったときは普通に割れてしまいますので、過信しないようにしましょう。

養生テープ+ダンボールなどを併用してみてください。

台風の窓対策③分厚いカーテンを閉める

何もない!という場合でも、カーテン(できれば遮光の分厚いカーテン)は必ず閉めてください。

室内へのガラスの飛び散りをいくらか減らすことができます。

台風の窓対策④窓の下枠の掃除

忘れがちな窓の下枠の掃除も重要です。

下枠の部分には水はけの穴が開いているのですが、その部分がつまっていると、水がうまく流れ出ずに室内に流れ込んでくることも考えられます。

砂、ホコリ、落ち葉などが詰まっていないか確認してください。

それ以外にも、雨戸やサッシがない窓への台風対策について

「雨戸の無い窓への台風対策で簡単にできて効果的な方法とは?」

に詳しくまとめています。

特に最近の台風は、「過去最大級」だとか「今までの経験が役に立たない」のような台風が目につきますよね。

できる対策はできる限りやっておいて、損はないと思いますよ!

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台風対策で窓にダンボールをつけるなら外側が効果的って本当?のまとめ

台風対策で窓にダンボールをつけるなら外側?内側?ということについて見てきました。

最後にポイントをおさらいしておきましょう。

  • 窓の外側に貼る…物がぶつかってきたときに衝撃を吸収して窓が割れにくくなる
  • 窓の内側に貼る…窓が割れてしまったときに室内に散らばりにくくなる
  • プチプチなどの雨に強い素材を窓の外側に貼り、内側をダンボールで補強するというのも一つの方法です。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、災害時に危険な区域がわかる「ハザードマップ」というものがあります。

ハザードマップはたまに最新のものに更新されているようなので、定期的に市町村のホームページから確認して防災意識を高めていきましょう。

自然災害は少ないに越したことはありませんが、必ず起こりうることです。

「まさか我が家が被害に遭うわけない」と思うのではなく、多少恥ずかしいこともあるかもしれませんがやりすぎるぐらいの対策をしても良いのではないでしょうか。

あのときこうすれば良かった、と後悔することのないように対策をしていきましょうね!