雨戸の無い窓への台風対策で簡単にできて効果的な方法とは?

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最近の家では、雨戸のない家が増えてきています。

実際に、6年前に建てた我が家でも、1階には雨戸はありますが、二階の窓には雨戸がありません。

新居を建てる前に住んでいた賃貸のアパートにも、雨戸なんてものはありませんでした。

そんな中で、毎年のように

「過去最大級の」
「数年に一度レベルの」

といった、強大な台風が次々と発生しています。

そんな台風の猛烈な風によって、窓ガラスが割れてしまったり、家が破壊されてしまったりといった映像を見て

「もしも自分の住んでいる地域に、同じようなことが起きたら」

と考えると、ゾッとしてしまいます。

そこでこの記事では、そんな雨戸の無い窓ガラスへの台風対策について、詳しく見ていきたいと思います。

その他の台風や災害への対策について知りたい方は「台風対策・防災対策情報のまとめ」を参考にしてくださいね。

雨戸のない窓への台風対策

まず窓ガラスは、風圧だけでは滅多に割れることはないそうです。

ただ、風速30mを超えるような強い数が吹く台風の場合、風圧で窓ガラスが割れるリスクも増えてきます。

それに風がそこまで猛烈でなくても、風に煽られたものが飛んできて窓に当たると割れてしまいます。

そんなとき雨戸があれば、猛烈な風の風圧からも窓ガラスを守ってくれますし、ぶつかった物の衝撃を和らげて、ガラス窓が割れることは少なくなりますよね。

でも、雨戸がなければ当然、割れるリスクは高くなってしまいます。

なので窓への対策は

  • 物が当たっても割れにくい
  • 万が一割れても飛び散りにくい
という考えで進めていくと良いでしょう。

大前提として、ベランダ側の窓であれば、ベランダに置いてあるものは室内に仕舞いましょう。

  • ハンガー
  • 洗濯ばさみ
  • スリッパ
  • 物干し竿
  • 植木鉢
などですね。

そして、部屋に持ち込めない室外機などは、飛ばされないようにロープで固定しましょう。

この対策は、雨戸のある窓でも同じです。

では、窓への対策のいろいろな方法をいくつかご紹介します。

窓への台風対策①飛散防止フィルム

ホームセンターなどでも売っている、透明なフィルムです。

これは、透明なので台風の時期以外もずっと貼ったままでも気になることなく過ごせるので良いと思います。

ただ、貼るときに空気が中に入ってしまうことがあるので、慎重に貼らなければいけません。

専門の業者の方にお願いするという方法もあるようです。

UVカットや断熱などの加工が施されているものもあります。

窓への台風対策②ガムテープ

窓ガムテープでの枠を囲み、米型に貼ります。

こうすることでガラスが飛び散りにくくなります。

ただ、ガムテープの貼られていないところに物が当たると、割れてしまうことがあります。

また、ガムテープの中心部に力が加わってしまうことで、逆に割れやすくなってしまう可能性もあるので、貼り方には気を付けてくださいね。

窓への台風対策③養生テープ

ガムテープは、どうしても剥がすときにベタベタになってしまいます。

その点、養生テープは剥がすときに跡が残りません。

去年の台風の時期には、この用途で養生テープを使いたい人が多く、品薄状態になったと報道がありましたね。

養生テープを貼った上にガムテープを貼れば、キレイに剥がせて強度が増しますね。

窓への台風対策④プラベニヤ

プラベニヤは、ホームセンターで売っています。

このプラベニヤは、窓の外側と内側の両方に貼るのが効果的ですよ。

窓への台風対策⑤カーテン

物を買いに行く時間がない場合は、最低限カーテンだけでも閉めておきましょう。

万が一、ガラスが割れてしまっても、カーテンに守られて部屋中にガラスが飛び散ることを少しは防げると思います。


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台風の対策で窓にダンボールは内側と外側どっちに取り付けるべき?

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ご紹介してきたような方法以外に、ダンボールを貼り付ける方法もあります。

ここで悩むのは、「ダンボールを貼るのは、内側か外側かどちらにするか」です。

ダンボールがたくさんあるなら、内側も外側も両方に貼るのがベストだと思います。

さらにガムテープや養生テープで補強しておくと、少し安心感が増しますね。

ダンボールの枚数が少ない場合は、外側に貼った場合と内側に貼った場合の効果の違いを理解してご自身で判断されると良いですね。

  • 外側に貼る…ガラス窓は割れにくいけど、割れたときに室内に散らばる可能性がある
  • 内側に貼る…窓は割れやすいけど、室内に散らばりにくい
このようにダンボールを外側から貼り、内側はガムテープで補強する、という合わせ技も良いかもしれません。

台風対策で窓にラップは効果アリ?貼り付け方にコツはあるの?

ダンボールもない場合、家にあるもので少しでも窓を保護する方法がいくつかあります。

  • サランラップ
  • プチプチ
  • 新聞紙
  • レジャーシート
  • ブルーシート
このようなものを、窓の内側に貼り付けると、ガラスの飛散防止になるようです。

どのアイテムも、ガムテープや養生テープで剥がれないように、米型に貼り付けましょう。

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雨戸の無い窓はどんな台風対策をすればいい?のまとめ

雨戸の無い窓の台風対策を見てきました。

夏が近づくと、台風対策について考える方も多いのではないでしょうか?

天気予報で台風の進行方向が自分の住んでいるところだったら、ハラハラしてしまいますね。

子どもの頃は「学校が休みになる~」と喜んでいましたが、大人になり家の管理をするようになると、台風は何も嬉しいことはありません。

「家を守るのは自分だ!」と思えば、ヒヤヒヤするばかりです。

我が家は一戸建てなのですが、雨戸があるのは一階だけです。

20数年前に建てた実家や近所のおうちは、一階も二階も雨戸があったので、「戸建て=全窓雨戸あり」と思い込んでいました。

でも実際に6年前に家を建てるときには「二階に雨戸を付けられない方も多いですよ」と聞き、費用面もあり雨戸は一階のみにしました。

その後に建ったご近所のおうちも、ほぼ全てのおうちが雨戸は一階のみです。

マンションに住んでいた頃も雨戸はありませんでしたが、その当時は自然災害で心配することはありがたいことに一度もありませんでした。

しかし、今の家に住んでからは、度々大雨や強風に見舞われることがありました。

幸い、台風が直撃することはまだないのですが、今年は台風が多いという報道もあり、台風が来る前にどのように家を守るのか、急に不安になってきました。。

では最後に、ご紹介してきた窓の台風対策のポイントをおさらいしておきますね!

  • ベランダの物は室内に取り込みましょう。
  • 飛散防止フィルム、ガムテープ、養生テープなどを窓に貼り付けるとガラスの飛散防止になります。
  • ダンボールやプラベニヤは窓の内側と外側両方に貼ると効果が高くなります。
  • サランラップ、プチプチ、新聞紙、レジャーシート、ブルーシートを窓の内側に貼ることも対策の一つになります。
  • ガムテープの貼り付け型は、米型がおすすめです。
窓ガラスへの台風対策は、対策をするのとしないとでは、もしものときの被害が全然違ってきます。

ガラスが飛び散ったりすると、怪我をしてしまうこともあります。

「ちゃんと対策しておけばよかった」と、あとから後悔しないように、ご照会してきたことを参考に、しっかりと対策をしておくようにしましょうね!

その他の台風や災害への対策について知りたい方は

「台風対策・防災対策情報のまとめ」

を参考にあれてくださいね。