高校や大学、専門学校を卒業して働きはじめて初めてのお正月。
ふと「今まではお年玉をもらっていたけど、今年から自分があげる側になるんだよねぇ?」と頭をよぎりますよね。
社会人になったばっかりで、給料もまだそんなにもらってないし、懐事情もキビシイんだけど、やっぱりあげなきゃいけないんだよね?って考えてしまいます。
私も最初「もらう側」から「あげる側」になったときは、とまどいました。
まず誰にいくら渡せばいいんだろって、初めてのことでわかりませんもんね。
そこで今回は、社会人になってお年玉を「もらう側」から「あげる側」になったとき
「いつから「あげる側」になるものなのか?」
「誰まであげればいいのか?」
「いくらくらい渡せばいいのか?」
と、いうことについて、詳しく見ていきましょう。
お年玉をあげる側になるのはいつからなの?
正直な話、お年玉って「いつからあげる側になる」とかっていう決まりはありません。
と言うか、そもそも「働きはじめたら」とか「○○歳になったから」とかであげないといけない義務っていうものは発生しません。
でも、働き始めてから迎えたお正月。
自分の中で「あげた方がいいのかな?」とか「あげなきゃいけないよね?」って気持ちがあるのなら。
今まで自分が「もらう側」だったときに、そう感じていたものなので、きっとあなたの周りがそういう風習になっているってことですよね。
なので、「あげる側」になることを考えてみていいと思います。
- 学生の間(大学生も含む)はもらう側
- 働きはじめたら、あげる側
お年玉は無理してまであげるものじゃない
私もそうでしたけど、働きはじめたころはお給料もそんなにないし、ボーナスだって大企業ならまだしも、中小企業だと出ても「すずめの涙程度」。
そんな状態でお年玉の出費は痛すぎますよね。
それに、1度「あげる側」になって渡してしまうと、翌年からは同額かそれ以上を入れないといけなくなっちゃます。
だってあなたがもらう側だった時に「去年は○○兄ちゃんは2000円だったよね」って、今年はいくらもらえるか、計算して
「今年はいくらくらいになるから、あれが買えるよね」
って計画を立ててませんでしたか?
私はしっかり立ててました。笑
なので、働き始めたらお年玉をあげないといけないっていう決まりがある訳じゃないので、無理をして渡す必要はありませんよね。
ただ私の場合は基本が「小心者」なので、お給料をもらっているのにあげないと「ケチだよな」とか思われるのが嫌で、相場の最低ラインの金額で渡していました。
実際、今年が初めてなら渡さなくてもそんな風に思われたりもしないと思うので、あとは自分の気持ちとプライドの問題です。
お年玉は普通どの範囲まであげるものなの?
初めて「あげる側」になった時は、
- 親戚の子供たち
- 友人の子供
お金がありあまっているんなら、そりゃぁお年玉をあげた方がもらった側の子供は喜ぶので渡してもいいんですけど、そういう訳にもいかない人がほとんどですよね。
お年玉は身近な親戚関係の子供にあげればオッケー
一般的には自分の「甥(おい)や姪(めい)」つまり、自分の兄弟姉妹の子供くらいまで渡しておけば大丈夫です。
あとは、例えばお正月に親戚が集まったりして、そこにいる親戚の子供にみんなが渡しているような時には、渡すことを検討してもいいです。
渡さないといけないような状況も想定して、逃れるための言い訳とか、その場の雰囲気が悪くなるのが嫌だったりするなら、念のため準備だけしておいてもいいでしょう。
私の場合も、自分の甥姪以外にもお正月にあった親戚の子供には、一応お年玉を順位しておいて渡すようにしていますね。
- 甥・姪 :約9割
- 従妹の子供:約3割
- 友人の子供:約2割強
友人の子供に渡しているのが3割近くもいるのにはびっくりですね。
私の場合は、誰の子供には渡して、誰の子供には渡していないとかのトラブルになうのが嫌なのと、自分の懐事情の都合(こっちの割合がほとんどを占めてますが)で友人のの子供には渡していませんので。
お年玉の相場っていくらくらい?
誰にあげればいいものなのかがわかって、残りの問題は「いくら入れればいいのか」ですよね。
これは、渡す相手の子供の年齢によって変わってきます。
自分のときも年齢や学年が上がるにつれて、貰える金額も少しずつ上がっていったと思うので、当然自分が渡すときも同じ考えになりますよね。
- 幼稚園・保育園: 1,000円以下、もしくはあげない
- 小学校低学年 : 1,000円から3,000円くらい
- 小学校高学年 : 2,000円から5,000円くらい
- 中学生 : 5,000円から10,000円
- 高校生 : 5,000円から10,000円
- 大学生 : 10,000円以上
幼稚園までの子供へのお年玉
私の場合は、小学生になるまでは、お年玉は渡さずにお菓子とかを適当に見つくろって渡していました。
このころの子供はお金より物の方が喜んでくれますからお勧めですよ。
お金で渡すときには、幼児の場合は紙幣よりも貨幣で渡したほうが喜びますよ。
私の場合も、お金で渡す場合には500円玉とか1000円玉を5枚とかで渡していました。
子供ってなぜかコインが大好きなんですよね。
一律の場合、小学生は6年間あるので、一律の金額をいくらにするか迷ってしまうので、私は学年×500円っていう風にして渡しています。
ただ、一律だと一度決めちゃえば6年間は何も考えなくていいので楽ではありますよね。
小学生の子供へのお年玉の相場
小学生の場合は、学年や年齢によって金額を決めていたり、学年に関係なく小学生の間は○○円っていう風に一律で決めている人が多いです。
学年や年齢で決めている場合は、例えば「学年×○○円」とか「年齢×○○円」みたいに、ルールを決めていると不公平感もなくお勧めの方法です。
中学生の子供へのお年玉の相場
中学生の場合は、小学生と違って3年間と年数も少ないので、中学生の間は一律5,000円っていう風にしている人が多いです。
高学生の子供へのお年玉の相場
高校生になると、アルバイトをしていることが多くなって「下手したら自由に使える金額は私より多いんじゃないの?」って思います。
でも「アルバイトで収入があっても高校生にはお年玉を渡す」っていうのが一般的です。
私が高校生の時も、アルバイトをしていて収入があったけど、お正月になると当然のように「お年玉をもらう気満々」でしたしね。
高校生にもなると、もらえる金額も高額になってくるので、この時期は私なんかよりもお金持ちだったりします(笑)
大学生へのお年玉の相場
大学生になると、考え方が分かれてきます。
- 「まだ学生だから学生のうちはお年玉をあげる」派
- 「もう高校を卒業したらんだからお年玉はあげなくていいでしょう」派
- 「大学生になっても二十歳まではあげて、二十歳になったら大人なんだからあげない」派
ちなみに、私は2年制の専門学校に通っていたので、学生の間(二十歳になるまで)は、お年玉をもらっていました。
社会人になるとお年玉をあげる側に?のまとめ
社会人になって、お正月が近づいてくるまでは、ほとんど考えることもなかったお年玉の出費。
出費の予定もしていなかったものなので、少なくても貰えたボーナスの喜びも一瞬で吹き飛んでしまうくらいショッキングでした。
初めてのこと「誰にあげれば」、「いくらくらいあげれば」いいのかわからないことだらけでした。
そんなときの参考にしていただければ幸いです。