練り消しと聞くと、色がついていて匂いのある遊べるものを思い浮かべますが、本来練り消しは絵を描く人のためのものでした。
消しゴムというと、白くてかたいプラスチックのものしか使ったことがない人が大半だと思います。
でも、その消しゴムでデッサンの絵を消すと、画用紙が削れてしまったりして傷みます。
ですので、また上から描くときに汚くなってしまうのだそうです。
消しゴムカスがでないことも重要なポイントとなっています。
ですから、練り消しと言うものは絵を描く人にとっては欠かすことのできない消しゴムです。
デッサン用の練り消しはどこで買える?
デッサン用の練り消しが欲しいなって思っても。
絵画用品専門店じゃないと買えないのかな?どこに行けば買えるのかな?
と考えるとよくわからないことも多いですね。
東京などなら、東急ハンズとか、画材店など探せばありそうですが、地方だとなかなかみつかりませんよね。
近くにお店がないなら、ネット通販でも買えます。
未成年の場合は親に相談して代わりに買ってもらうなどしてもらってください。
色付き匂いつきもありますが、遊び用なので、やはりデッサンで使うのであれば、真っ白の専用のものを買いましょう。
なぜ白かといえば汚れたのがひと目でわかるからです。
鉛筆の線を消すわけなので、使っているうちに灰色になってきますから、汚れたからそろそろ交換しようという感じですかね。
デッサン用の練り消しは100均で売ってる?ダイソーなら売ってる?
デッサン用の練り消しが100均に売られているかどうかですが、残念ながら売っていません。
ダイソーなどの100均で売っているのは、色や匂いのついたお遊び系の練り消しだけです。
色や匂いがついていると、デッサンに使えないのか?という疑問もありますが。
ホビー用として売られているので、消しゴムとしての力はあまりないようです。
質がデッサンのものと同じで色がついているだけならいいのですが、そうではないみたいなので、やはりデッサン用の白かグレーのものを探しましょう。
デッサン用の練り消しは店舗ではなかなか売っていない?!おすすめは通販
最近は、地方の店はどんどん閉店してしまっていて、ネット販売にお客を取られていますからね。
デッサン用の練り消しを店舗で買うというのは厳しくなってきました。
大きい文房具店であれば、絵の具コーナーなどにもしかしたらあるかも?とも思いますが、断定はできません。
学生だと、自分で好きにネットで買い物ができないのが難点ですよね。
ですが、どこのうちでもAmazonや楽天で購入経験はあると思いますから、親に頼んで買ってもらいましょう。
あるかないかわからないのに歩き回って探すのも大変ですからね。
あとは、ホームセンターではありますが、カインズホームでも売っています。
不思議に思いましたが、そういえば東急ハンズを買い取ったんだったなぁと思いだしました。
そんなこともあり、置いてあるのかもしれません。
全店舗に在庫があるかわかりませんが、サービスカウンターなどにいって聞いてみるのもいいかもしれません。
デッサン用の練り消しでおすすすめは!?人気の練り消し6選!
デッサン用の練り消しのおすすめをご紹介したいと思います。
やはり同じように見えても、硬さ加減とか、消し具合で違いがあるのかもしれません。
絵のタッチによっても向き不向きの練り消しがあるようなので、自分の描く絵に合わせて購入してくださいね。
デッサン用の練り消しのおすすめ①練りゴムNo.5 NC700125(ホルペイン画材)
サイズが3種類あり、好みで使い分けできる。
硬さがちょうどいいと人気。
色は白。
デッサン用の練り消しのおすすめ②カラト アートイレーザー5427(ステッドラー)
伸びやすくて吸着力がある。
ぼかしをいれるのに最適。
色はグレー。
デッサン用の練り消しのおすすめ③デッサン用ねり消しゴム RDD-150(サクラクレパス)
手が汚れにくいので作業がしやすい。
色は白。
デッサン用の練り消しのおすすめ④センサー練りゴムNSR-100(ヒノデワシ)
吸着力があり消しやすい。
値段が安いので気軽に買い替えができる初心者向け。
色は白。
デッサン用の練り消しのおすすめ⑤ねり消しゴム EK-NK1(シード)
非塩ビ系の練り消しで環境に配慮されている。
値段も安く程よい方さで初心者向け。
色は白。
デッサン用の練り消しのおすすめ⑥イージークリーナー1101001(バニーコルアート)
とても柔らかいので紙を痛めない。
形を変えて細かいところも消せる。
色は白。
どの商品も消しゴムなので、1個の単価は安いです。
通販の残念なところは、送料がかかるというところなのですよね。
1個100円の練り消しゴムでも、600円くらいの送料がかかるところもあります。
Amazonプライムに入会してるとすれば、このような安い物でも送料無料で配送してくれるのでありがたいです。
「Amazonプライム」のことを詳しく見てみる
送料がもったいないなというときは、他の物を購入するときにまとめて買うとか、工夫して節約してくださいね。
デッサンの練り消しの替え時は?ずっと使い続ける方法はないの?
練り消しって、普通の消しゴムと違って消しカスが出たり、小さくなったりしませんよね。
そんな練り消しにも替え時の目安って何かあるんでしょうか?
答えは、「もちろんあります!」
ということで、デッサンの練り消しの替え時を4つ伝えていきますね。
デッサンの練り消しの替えどき①色
白い練り消しは、使っていくうちに鉛筆の色を取り込んでだんだんと黒くなってきます。
そうして黒くなってしまうと、消したいのに逆に汚してしまうようになってしまうんです。
この「消しにくくなってきた時」が替え時の合図です。
また、古くなった練り消しは「ぼんやり消したいところ用」に捨てずに取っているという方もいましたよ。
デッサンの練り消しの替えどき②硬さ
練り消しは使っていくうちに硬くなってきます。
もとの柔らかさが分からなくなった場合は、新しい練り消しを少し触ってみましょう!
そうすると分かるのですが、新しい練り消しは柔らかいんです。
それに、硬くなってた練り消しを使っていると画用紙を傷めてしまいます。
硬くなっているのは劣化しているサインですので、買い替えましょう!
デッサンの練り消しの替えどき③べたつき
練り消しを練った時に、手にべたべたとくっつく場合も替え時です。
これは、ほとんど使っていなくても、手で遊びすぎてしまうと手垢などでべたつきを感じるようになってしまいます。
なので、長持ちさせたい時は練って遊ばないようにも気を付けましょうね!
デッサンの練り消しの替えどき④伸び
練り消しは名前の通り「練って」使います。
その時に伸ばすと思うのですが、この伸びでも買い替えの見極めができます。
伸ばした時に自然に切れてしまう場合、これが替え時です。
古い練り消しは、ある程度伸ばした時に真ん中がふわふわして、切れやすくなるんだそうですよ。
こちらの動画で実際にどんな感じなのか見れますので、参考にしてみてくださいね。
デッサンの練り消しをずっと使い続ける方法
残念ながら私が調べた限りでは、練り消しをずっと使い続ける方法は見つかりませんでした。
なぜかというと、
- きちんと消せなくなったり
- 紙に悪い影響を与えたり
でも、使い古したものをぼかして消したいとき用に取っておいて使うという再利用方法はあります。
また、上でお伝えした以外にも、買い替えるお金がなくて、1年に1回くらいで買い替えていたという方も見かけました。
それに、使う頻度にもよるとは思いますが、1つの練り消しを少しずつちぎって使うので、半年は持つはずと言っている方もいましたよ。
この方は、「少しずつ使うものだし、1週間に1回とか、2週間に1回で交換がおすすめ」だと教えてくださっていました。(上の動画参照)
他にも、もう使えない練り消しを細かいところのゴミ取りとして活用するという方法もあります。
きちんと消せなくなったり、べたべたしている状態の練り消しを使っていると、絵を描くときの邪魔になってしまいます。
素敵な絵を描くためにも、寿命がきたなと思ったら潔く買い替えてしまいましょう!
デッサンの練り消しが手に入らないときに代用できるものはないの?
デッサンの練り消しがどうしても手に入らないというとき、あなたならどうしてますか?
ここでは、代用できそうなものを4つ紹介します!
練り消しが手に入らないときに代用できるもの①食パン
練り消しの代用で一番に思いつくのは、やっぱり「食パン」ですね!
なぜかというと、練り消しの元祖は食パンだからです。
これは有名な話ですよね。
そんな食パンは、木炭デッサンのときなどの、柔らかいものを消すときに今でも使われているんですよ。
ただし、油分が多いものは使えないなど、制限があるみたいです。
練り消しが手に入らないときに代用できるもの②プラスチック消しゴム
練り消しがどうしても手に入らない時は、諦めてプラスチック消しゴムを使ってしまうのも1つの手です。
細長い形になっている消しゴムなら、消したい部分をピンポイントで消すことができて便利ですよ。
細長い形になっている消しゴム「mono zero」について詳しく見てみる
しっかり消したいときは、こちらの濃い鉛筆用の消しゴムも使えそうです。
色鉛筆用の消しゴムというのもあります。
こちらのシードという会社から、
- CP-10
- カラージュ消しゴム
シードの「消しゴムラインナップ」のページの「プラスチック字消し」というところに見本の画像があるから、消えるイメージもわかりますよ。
練り消しが手に入らないときに代用できるもの③ガーゼ・ティッシュペーパー
ガーゼやティッシュペーパーは、デッサンの時に「消す」というより「ぼかす」という感じです。
でも、デッサンの時に使う道具でもあるので、代用としては使えますよね。
古くなったTシャツやデッサン用のガーゼ、またはティッシュペーパーで濃淡の効果を出しましょう。
他にも同じような効果がでるものに、羽ぼうきがあります。
練り消しが手に入らないときに代用できるもの④擦筆(サッピツ)
デッサンの時に濃淡を出す道具といえば、他にも擦筆というものもあります。
この擦筆もぼかしに使うもので、消すことはできません。
また、紙の凹凸がなくなるので修正が効かなくなることから、他の道具よりも注意が必要です。
なので、私は練り消しの代用は、簡単に手に入りやすい「普通の消しゴム(プラスチック消しゴム)」がいいと思います。
デッサン用の練り消しはどこに売ってる?のまとめ
残念ながら100均では買えませんでした。
ここなら全国あちこちに店舗があるので、買うのも楽なのですけどね・・・
やはり専門的な道具はネットで買うのが一番楽だと思います。
Amazon以外だと送料が結構かかってしまうので、何かのついでにでも一緒に購入しましょう。