はがきを書いていると、うっかり住所を間違えてしまったり、印刷がズレてしまったりして、「あ、書き損じちゃった…」なんてことありますよね。
そんなとき、「これって交換できるのかな?」「手数料はどうなるんだろう?」と気になる方も多いと思います。
実は、書き損じたはがきは郵便局で新しいはがきや切手に交換してもらうことができるんです。
ただし、交換のときに必要な手数料は、はがきの金額と相殺することはできず、別で払わなくてはいけません。
ここがちょっとわかりにくいポイントなので、注意が必要なんですね。
とはいえ、手数料の支払いは現金だけじゃなくて、家に眠っている未使用の切手などを使うこともできるので、うまく活用すればムダなくおトクに済ませられますよ。
例えば、年賀状シーズンに余ってしまった切手や、昔の記念切手なんかがあれば、それを手数料に充てることも可能なんです。
この記事では、書き損じはがきをできるだけ損せずに交換する方法や、手数料の支払いに使えるもの、さらに交換しなかった場合の別の活用法まで、わかりやすくご紹介しています。
もし「これってもう使えないのかな…」とあきらめかけていたはがきがあれば、ぜひこのページを参考にしてみてくださいね。
書き損じはがきの交換手数料が値上がりする?!
詳しくはのちほど説明するとして、この書き損じはがきの交換手数料が場合によっては値上がりするということがわかりました。
2023年4月からの予定ですが、値上がりの対象は1回に100枚以上の交換をする場合となっています。
書き損じはがきや未使用切手1枚に対して5円から10円の手数料になります。
往復はがきも現在は10円ですが、こちらも20円になりますのでお気をつけください。
やはり数が多いと確認に手間と時間がかかるためでしょうか。
100枚以下の場合は現状のままと思われますが、また近くなれば詳細が発表されると思います。
ですので、今手元に書き損じはがきが貯まっているという人は、早めに郵便局に持ち込んだ方がいいですね。
書き損じはがきの交換手数料の計算の仕方は?切手でも代用できる?
書き損じはがきの交換手数料は1枚あたり5円ですので、10枚持っていけば50円かかります。
手数料は現金か未使用切手で払うことができます。
もしタンスの中に使わない切手があるならぜひそれを使ってください。
半分切手で半分現金でももちろんかまいません。
でも、いくら未使用とはいえ表面が汚れていたり削れていたりすると切手としての価値がないので、きれいなものを持参しましょう。
書き損じはがきも同様です。
未使用であっても消印の部分にらくがきしてしまったとか汚れが付着していたりすると、機械が読めないので未使用かどうかの判断ができません。
そういう場合も交換自体も断られることがあります。
実際どこまでがだめかというのは難しいのでとりあえずはもっていってみましょう。
ちなみにですが、ちょいちょい普通はがきって値上げしているので、持っているはがきが古いとさらに負担が増える場合がありますよ。
普通ハガキの価格推移は?昔のハガキも交換できる?
平成14年までは普通ハガキは50円でした!安いです!
平成26年で52円に値上がり、平成29年で一気に10円アップの62円。
そして令和元年のキリがいいところで(?)63円に値上がりして今に至ります。
久しぶりにはがきを買うと、今いくら?って混乱したりしますけどね・・・
そんなわけで、もし50円時代のはがきをもっていって、今の63円であるはがきに交換する場合は、13円も足りないわけですから、手数料5円払ってもマイナスになっちゃいます。
50円の書き損じはがきから今の普通はがきに交換するときは、トータルで18円払うことになりますのでご注意を・・・
書き損じはがきの手数料を相殺するには?実例によるテクニックを紹介
書き損じはがきを交換したいけど、お金を払いたくないという場合もありますね。
手数料は現金か切手ということです。
なので、63円の書き損じはがきを持っていったら、全部を切手に交換したと仮定して5円分の切手を手数料にあてたことにします。
手元にくるのは58円分の切手となります。
こうすれば手元に現金がなくても交換できます。
書き損じはがきを普通はがきにしたい場合は、はがきが1枚で不可能になりますが、最低2枚あれば可能ではあります。
63円×2枚=126円
手数料10円分を切手で払うと残りは116円です。
このうち63円分を普通はがきに交換して、残りの53円分を切手に交換となります。
書き損じはがきをレターパックに交換することもできる
現代では手紙もはがきもほとんど出さないから、どっちに交換してもまた使わないかも?思う人もいますよね。
実は、はがきと切手以外に「レターパック」にも交換できるのです。
レターパックというのは専用の封筒のことで、この中に品物を入れて郵送することができます。
追跡機能もついていますので、安心感もあります。
発送も郵便ポストに投函すればいいだけなのでとっても楽ですよ。
最近はメルカリやヤフオク、ラクマなど中古商品の売買が大人気となっていますので、レターパックの利用者もかなり増えています。
何よりポストに入れるだけというのは会社勤めの人にとってはいいですよね。
仕事が終わってからだと郵便局の窓口は閉まっていますし。
書き損じはがきの交換が恥ずかしいとき!有効活用するおすすめの方法
- 宛名や宛先を間違えて書いてしまったはがき
- 出しそびれてしまったはがき
- イラストが上手くいかなかったはがき
- 印刷したけどあまったはがき
書き損じてしまったはがきって、どうしても出てきてしまいますよね。
私もうっかり書き間違えてしまったことが何度もあります。
そんなはがきは郵便局に持っていけば交換してもらえますが、「自分で書いたイラスト」だったり「印刷してある写真」など見られるのが恥ずかしいなと思うこともありますよね。
また、持っていくこと自体が恥ずかしいと感じることもあるでしょう。
そんな時は、「そのまま交換する」という方法以外にも書き損じはがきを有効活用する方法はあるのでしょうか?
書き損じはがきの交換が恥ずかしいとき、有効活用するおすすめの方法をご紹介しますね。
- 塗りつぶしてから交換
- 試し書きに使う
- 応募はがきに使う
- 寄付をする
では、それぞれの方法について詳しくお話ししていきますね!
書き損じはがきを有効活用する方法①塗りつぶしてから交換
イラストや写真、間違えた個所など見られるのが恥ずかしいけど、切手やレターパックに交換して使いたいって時もありますよね。
それなら、見られたくない箇所を黒で塗りつぶしてしまいましょう!
他にも、黒い紙を貼って持って行ったという人もいましたよ。
その際は、はがきの料金が書かれている切手の絵のところは汚さないように気を付けてくださいね!
書き損じはがきを有効活用する方法②試し書きに使う
これは私の旦那さんが行っていた方法です。
書き損じてしまったはがきをそのまま、筆ペンで宛名を書く練習や筆ペンのインクを整えるのに使っていました。
日頃使わない筆ペンって扱い方が難しかったり、要らない紙で練習したとしてもはがきでの書きごごちってまた違ってきますもんね。
しかも、この方法なら試し書きをしているうちに黒く塗りつぶされていきます。
なので、試し書きや練習をした後に交換に持っていくというのもおすすめですよ。
書き損じはがきを有効活用する方法③応募はがきに使う
応募券を集めて貼って応募するタイプのキャンペーンなら、応募券を貼ることで気になる部分を隠すことができます。
宛先を書く部分に書き損じがある場合は難しいですが、写真やイラストの面なら応募券を貼って隠すことができますね。
例えば、キッコーマンの豆乳キャンペーンなんかだと、バーコードを集めて郵便はがきに貼って応募することが出来ます。
注意が必要なのは、専用応募はがきではないので、自分で記入しなくてはいけない項目をきちんと書く必要があることです。
なので、応募券以外の部分には白い紙などを貼って必要事項を記入しておくことにはなりますね。
でもこれなら簡単に隠すことができますし、懸賞に応募もできておすすめですよ。
書き損じはがきを有効活用する方法④寄付をする
書き損じはがきを自分で持っていくのが恥ずかしい場合で、「もう捨てちゃってもいいかな」と思っているのなら、寄付するという方法も1つの手です。
未使用のはがきであれば、書き損じはがきでも寄付できますよ!
交換には手数料もかかりますし、直近で切手やはがきを使う予定がなければ寄付するのもいい有効活用ですね。
【まとめ】書き損じはがきはムダにしないで!お得に交換する方法があるんです
年賀状や挨拶状を書いているときに、住所を間違えちゃったり、印刷がズレてしまったりして「書き損じちゃった…」ということ、ありませんか?そんなとき、捨ててしまうのはとってももったいないんです。
実は、書き損じたはがきは郵便局に持っていくことで、手数料を払えば新しいはがきや切手などに交換してもらえるんですよ。
ただし、ここでひとつ注意しておきたいのが、手数料分をはがきの金額と相殺することはできないという点。
つまり、差額ではなく、手数料は別で支払う必要があるんです。
でもご安心ください。
手数料の支払いには、現金だけじゃなくて、家に余っている未使用の切手などを使ってもOKなんです。
これなら、使いきれていない切手を活用できて、ちょっとお得な気分になれますよね。
交換できるものは、普通はがきだけじゃなくて、往復はがきやレターパック、切手などいろんな種類に変更することができます。
ただし、交換のときにちょっとしたルールがあるので、郵便局の窓口で確認したり、事前に日本郵便のホームページをチェックしておくと安心です。
また、「交換するのも面倒だなぁ…」という場合でも、書き損じはがきを寄付に使ったり、ネットオークションで出品するという方法もあります。
意外と需要があるので、思いがけず役立てることができるかもしれません。
このように、書き損じたからといってあきらめる必要はまったくありません。
ちょっとした手間で、無駄なくお得に使い直すことができますよ。
次にもし「やってしまった…!」となっても、落ち込まずに、今回ご紹介した方法を参考にしてみてくださいね。