求人情報などをみていると、アルバイト募集とパート募集の2つがありますよね。
でもこれって、実際のところ何が違うか疑問に思いませんか?
よく、職種や仕事内容によって使い分けられているイメージがありますよね。
あとは、主婦がするものはパートで、学生がするのがアルバイトというイメージもあります。
今は子育てをしているワーママも多く、子供が大きくなったら家計のためにも働きたい!と思ったとき。
アルバイトをした方が良いのか、パートをした方が良いのか悩ましいです。
時給だけじゃなく、そこに社会保険だとか雇用保険などが絡んでくると、結局どちらが良いのか分かりづらいですよね。
そこで今回は、アルバイトとパートの違いを、保険と絡めてお話していきます!
パートとアルバイトの違いで社会保険の適用条件も違うの?
私自身も、出産を機に仕事を辞めているので、子供が大きくなったら働きたいと思っている主婦の1人です。
でも求人を見ていたりすると、アルバイトとパートがそれぞれ別々に募集されていることがあります。
職種などによっても違ったりするので、実は気になって、以前調べてみたことがあります。
実際のところ、この2つは大きな違いはないようです!
募集している職種などによって書き方が違うのは、パート=主婦層、アルバイト=学生層というイメージかもしれないです。
どのような人材がほしいのか…によって、分けている可能性が高いですね。
そのため、主婦がアルバイトに応募しても、何の問題もないと言うことです!
その他のイメージだと、パートは短時間勤務、アルバイトは長時間勤務というイメージもありますね。
どちらにしても、やってみたい求人があれば募集内容を見て、応募しても全く問題はありません。
アルバイトやパートの社会保険の適用条件ってどうなるの?
アルバイトとパートには、大きな違いがないことが分かりましたね!
そうなると、社会保険の適用条件がどうなるのかが気になるところです。
アルバイトでもパートでも、条件を満たすことができれば、問題なく社会保険が適用されます。
その社会保険が適用される条件というのは、「週の労働時間が20時間以上」ということです。
それとあわせて、収入面でも「月8.8万円以上」というのが条件になります。
※2022/12/3変更
あとは、学生ではないということや、雇用期間自体が1年以上の見込みがあること。
その他、従業員が501人以上の会社に勤務する。
もしくは、500人以下の会社に勤務する場合でも、社会保険に関して労使合意されていればOKということになります!
2022年10月から社会保険の加入条件が
「勤務期間が2ヵ月を超える見込みがある」
「勤務先の従業員が101人以上(厚生年金の被保険者数)の企業である」
に変更になりました。
ちなみに2024年10月からは、同従業員が51人以上いる企業で働く場合は保険加入適用になる予定です。
これらが満たされていれば、社会保険に加入できますので、安心してくださいね。
アルバイトとパートは履歴書の書き方に違いがある?
先ほどもお伝えをしましたが、アルバイトとパートには違いがありません!
そのため、履歴書の書き方なども同じなので、安心してくださいね。
例えば過去にパートやアルバイトを行っていて、それを履歴書に記入しなければならない場合。
アルバイトかパートか正式にはどう書けば良いの?と思うこともありますよね。
これに関しても、どちらでも全く問題はないので安心してくださいね。
以前勤めていたところで、応募したときにパートと記載があった場合はパートと書けばOKです。
もしアルバイトであった場合は、アルバイトと書いておけば問題ないですよ!
パートとアルバイトの違いで雇用保険の適用条件も違うの?
パートとかアルバイトって、雇用保険の加入対象になるの?と疑問に思う方もいるかもしれませんね。
パートだろうがアルバイトだろうが、社会保険と同じで、「条件」さえ満たしていれば、ちゃんと雇用保険も加入対象になります!
そしてその「条件」というのは、「31日以上の雇用期間が見込める」ということです。
あとは、週20時間以上働いているかどうかも条件に入ります。
そのため、雇用期間が31日以下の人は対象になりません。
どれだけ長い期間働いていっとしても、週20時間以上という条件を満たさない場合も、対象にはならないということです。
週に何日・何時間働いたら雇用保険の加入対象になるの?
週20時間というと、例えば主婦がパートで週4日ほど働く場合。
1日5~6時間でクリアできるので、だいたいの方は当てはまるような気がしますね!
週2~3日で1日4~5時間しか働かないという場合だと、雇用保険の加入対象にはならないので注意してくださいね。
パートやアルバイトだと、日によって勤務時間が変わることもありますよね!
そのような場合でも、週20時間というところがクリアできていれば問題ないですよ。
パートやアルバイトでも雇用保険が適用されれば、失業したときに失業手当が支給されますよね。
子育てをしているご家庭であれば、これはとても重要ですよね。
もちろん一人暮らしでアルバイトをしているという方でも、同じぐらい重要です。
このあたりの仕組みを理解しておかないと、もしかしたら損をする場合もあります!
これからアルバイトやパートで働きたいと思っている方は、面接のときなどに確認をしておくと安心です。
アルバイトとパートの違いは?のまとめ
アルバイトとパートには、大きな違いがないことが分かりましたね!
募集をかける側も、短時間しっかり働いてくれる人が欲しいのか、逆に長時間働ける人がほしいのか。
そのようなイメージの違いで、使い分けていることが多いかなと思います。
主婦の方であれば、パートでもアルバイトでもどちらでも問題ないですよ。
ただ、子供がいる場合は長時間働くのは難しい人の方が多いので、そのあたりはしっかりと確認してくださいね。
そしてパートでもアルバイトでも、社会保険や雇用保険に関しては、働く前に必ずチェックしましょう!
気になる仕事をみつけたら、保険についても職場に確認しておけると安心ですよ。