子どもを授かることができたんだけど、何とかもうひとりほしいな…
そう思っても、授かることができずに気落ちしているママさんいませんか?
また、家庭の事情で2人目を考えることすら難しいママさんもいるんじゃないでしょうか?
他の、兄弟のいる家庭がうらやましく思えたりしますよね。
そして、自分の子どものことを考えると
- 一人っ子だと人付き合いが苦手になるんじゃないやろうか?
- 独占欲が強くなったり、わがままに育ったりしないんやろうか?
- 弟や妹がいないことで、寂しい思いをしたりしないやろうか?
そこでこの記事では
- 一人っ子のデメリット
- 一人っ子には一人っ子のこんなメリットがあるんです!
- 一人っ子の特徴を理解した子育てでデメリットも解消できる
一人っ子のデメリットってどんなものがあるの?
私の場合は、長女を出産したときに
- 私自身がすでに高齢であったこと
- 長女の出産のときに妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)になってしまい、産後のひだちも良くなかったこと
そのときの、娘が一人でいたときのこと、周りの一人っ子のママ友の話などから、まずは、一人っ子のデメリットについてご紹介していきたいと思います。
きょうだい喧嘩ができない
あたりまえなのですが、妹や弟がいないときょうだい喧嘩ができませんよね。
なので、きょうだい同士で思いをぶつけ合って、けんかをすることができません。
いくらパパとママがいても、喧嘩にもならないですもんね。
なので、きょうだい同士でおやつをわけあったりたり、おもちゃの貸し借りでトラブルになっちゃったり。
そんな風にして、家庭のなかでの社会のルールを学ばせるには少し不利なところがあります。
場合によっては、独占欲が強くなってしまったり、きょうだいがいる家庭に比べるとわがままだったり我慢のできない子になってしまうことも考えられますよね。
なので、一人っ子のママ友さんのご家庭では、おやつを食べるときなんかでも、常に家族で分け合って食べるようにして、ひとり占めは禁止にしているみたいです。
自分中心での考え方になってしまいがちに
普段の家の中での生活で、子どもが自分一人なので、どうしても自分一人が主導権を持つようになります。
子どもが一番の立場ではないこと、自分だけが良ければいいんじゃないっていうことを教えなければいけません。
きょうだいがいれば必然的に理解するのでしょうが、一人っ子の場合、パパさんがいてママさんがいて、そして自分がいるということを理解させることが必要になります。
子ども同士で遊ばせておくことができない
これは親にとってのデメリットにもなりますが、子どもが一人だけだと、子どもだけで遊ばしておいて、その間にママは家事をするっていうことができません。
なので、子どもが家にいるときに家事をしていると『ママ~早く一緒に遊んで~』と催促されてしまって、落ち着いて家事をすることができませんもんね。
こんなときに、きょうだいがいれば、お姉ちゃんが弟の面倒を見つつ一緒に遊んだりもしてくれるので、その間に家事を済ませてしまって…なんてこともできますからね。
一人っ子ならではのメリット
一人っ子にはデメリットばっかりじゃありません。
実はメリットもたくさんあるんですよね。
一人の子どもにだけずっと関わってあげられる
子どもが一人だけなので、常にその子だけと向き合って遊んであげたり、話を聞いてあげることができます。
一人の子だけに、愛情をたっぷり注いであげられるのは一人っ子ならではのメリットですよね。
おもちゃで遊ぶときでも、きょうだいに邪魔されずに自分の思うように遊べるので子どもは満足です。
スケジュールが立てやすい
例えば、レジャーの予定を立てるとき、きょうだい間で予定を照らしあわなければいけません。
でも一人だけだと、その子の予定だけでスケジュールが組めます。
子どもの小さいうちはよいですが、大きくなると習い事などの予定があると送り迎えなどたいへんです。
また、参観日、発表会などの学校行事も重なったりすると、少しずつしか教室にいられず、せっかくの発表が見られなかったり学級懇談も中途半端な出席になってしまいますね。
それに働いているママさんは、お休みを何日もとらないといけなくなってしまいます。
一人遊びがじょうずにできるようになる
これは賛否両論ありますが、一人しかいないので、いろいろ考えながら工夫して遊ぶようになります。
ママさんが忙しそうにしている時は一人で静かに遊んでくれます。
とても助かりますが、ママさんの用事が終わったらかならずフォローしてくださいね。
ママさんがフォローしてくれるのがわかっていると子どもも待っててくれます。
うちの娘の場合は、お人形や何かしらのものを使って『言わせる遊び』をしていました。
人形を手に持ってその人形になりきって、おままごと?をすることを娘は『言わせる』と言っていました。
なので、娘が小さいうちは1日に何度も『ママ、いわせて~』と、本当に口癖のように言ってきてましたね。
一人っ子の特徴を理解してデメリットを解消しよう
一人っ子のメリットやデメリットをご紹介してきました。
でも、だからといって『じゃぁ2人目を』なんて簡単なものじゃないですよね。
- 2人目をつくりたくても、なかなかできてくれない…
- 金銭的な事情で2人目なんて無理!
- その他、家庭の事情で2人目は考えられない…
一人っ子のデメリットをちゃんと理解していれば、対応なんていくらでもできるんです。
きょうだい喧嘩ができない
まず、きょうだい喧嘩ができないというデメリット。
これは、きょうだい喧嘩ができないということよりも、自分以外の同じくらいの年齢だったり立場の人との距離感のとり方を勉強する機会が少ないといったところでしょうか?
こんなときには、意識して集団だとか、他の同じ年くらいの子どもたちと関わる機会を増やしてあげることで、対応してあげることができますよね。
そういう場所としては
- キッズルーム
- 市や県が企画しているような、子どもが楽しめるイベント
- 決まった公園に定期的に遊びに行ってみる
そういった場所に行って遊ぶことで、だんだんと他の子どもたちと触れ合う機会も増えてきますよ。
また、自分中心での考え方になってしまいがちになるデメリットも、同じように自分となじくらいの子どもと多く関わる機会を与えてあげることで、いろんな経験を通して学んでいってくれますよね。
子ども同士で遊ばせておくことができない
これは、おうちの中でのことなので、先にあげた『どこか他のお友達と…』というわけにはいきませんよね。
こんな場合には、ママのお手伝いをさせるきっかけと考えてみてはどうでしょう?
どんなささいなことでもいいんです。
- 一緒にお掃除をする
- 洗濯もののとりこみを一緒にしてみる
- お布団をしくのを手伝ってもらう
そして終わったあとには『〇〇ちゃんが手伝ってくれてすごく助かった~また一緒にやってくれる?』とひとこと。
そうすると、次からは自ら進んでお手伝いしてくれるようになります。
最初のうちは戦力外でも、どんどんといろんなことができるようになっていって、すぐに優秀なママの右手になってくれるようになりますよ^^b
一人っ子のメリットを生かした子育て!のまとめ
私の場合、一人目の娘を出産したあと私の体調も回復してくると、夫との会話の中で『自分たちが若くないから、この子にきょうだいがいないと寂しい思いをさせてしまうんじゃない?』という言葉をきっかけ
に、妊動を再開しました。
そして、約半年間の妊活を経て長女の3つ年下での弟を授かることができ、無事出産することができました。
でも、一人目の娘のときには、ご紹介したような方法で、できるだけ一人っ子の寂しさをかんじさせないように、気を付けてあげていました。
『うちは一人っ子だから…』と、子どもにきょうだいをつくってあげられないことに、負い目を感じているママさんの参考になってもらえると嬉しいです。