
スーパーの野菜コーナーで、ブロッコリースプラウトを見かけたことはありませんか?
「なんかブロッコリーっぽいけど、ひょろっとしてるな…これって何が違うんだろう?」って、手に取りながらも戻してしまう、そんな経験がある方も多いんじゃないかと思います。
健康のために食事を見直し始めたとき、「体にいいものを取り入れたい」と思いながらも、聞きなれない名前の食材って少し戸惑いますよね。
この記事では、ブロッコリースプラウトとブロッコリーの違いを、できるだけわかりやすくお伝えします。
栄養の違い、食べ方の違い、使い分けのコツまで読み終えるころには「なるほど、そういうことか!」とスッキリしているはずです。
ブロッコリースプラウトはブロッコリーの”赤ちゃん”!得意なことが違います
ブロッコリースプラウトとブロッコリーは、同じ植物から生まれています。
ただ、スプラウトは発芽してまだ数日の新芽、ブロッコリーは成長しきった野菜、という大きな違いがあります。
どちらが「いい・悪い」というわけではなく、得意なことがそれぞれ違うイメージです。
大丈夫ですよ、どちらを選んでも失敗じゃないので、まずは「何が違うのか」を知るところから始めましょう。
ブロッコリースプラウトとブロッコリーは何が違うの?
大きく分けると、見た目・栄養素・食べ方の3つの点で違いがあります。
それぞれ順番に見ていきましょう。
①見た目・味・食感の違い
ブロッコリースプラウトは、細くてひょろっとした芽の状態です。
かいわれ大根に似た見た目で、生のままシャキシャキとした食感を楽しめます。
口に入れると、ほんのりピリッとした辛味を感じることも。
一方のブロッコリーは、みんなおなじみのあの緑のもこもこ野菜ですね。
茹でたり炒めたりして食べることがほとんどで、加熱するとほっくりした甘味が出るのが特徴です。
見た目も食感も全然違うので、並べて比べたら「本当に同じ植物?」ってなるかもしれません。(なります、実際。)
②含まれる栄養素の違い
ここが、一番知っておいてほしいポイントです。
ブロッコリースプラウトには、「スルフォラファン」という注目の成分が豊富に含まれているとされています。
成長しきったブロッコリーと比べると、スルフォラファンの含有量は約20倍以上とも言われています。
スルフォラファンは、抗酸化作用や解毒の働きをサポートする成分として、健康分野で注目を集めています。
がん予防との関連を示す研究もあるとされていますが、これについてはまだ研究が続いている段階なので「万能な薬」のように考えすぎないことも大切です。
一方のブロッコリーには、ビタミンC・ビタミンK・葉酸・食物繊維といった栄養素が豊富です。
免疫を整えたり、肌の調子を整えたりと、日々の健康維持にとても役立つ野菜です。
どちらも体にうれしい野菜であることは確かです。
スルフォラファンという言葉、私も最初は全然知らなかったんですが、健康系の本を読んでいたときに目に止まって。
試しにブロッコリースプラウトをサラダに乗せてみたら、意外と食べやすくて驚きました。
毎日じゃなくても、週に2〜3回取り入れるだけで「なんか体が軽いかも?」という気がしています(気のせいかもしれないけど、それもいいんです)。
③食べる量・コストの違い
ブロッコリースプラウトは、1回あたり30〜50g程度をちょこっと乗せる使い方が主流です。
価格は少し高めに感じるかもしれませんが、少量でも栄養素を効率よく取れるとされているので、コスパが悪いというわけでもありません。
ブロッコリーは1食100g前後食べることも多く、一袋でしっかり数食分になります。
食べごたえもあるし、子どもも食べやすいし、何より安くて使いやすい。
日常使いの野菜としては最強クラスじゃないかと思っています。
どう使い分ける?3つの場面で考えてみましょう
違いがわかったところで、「じゃあ実際どう使えばいいの?」という疑問が出てきますよね。
3つの場面に分けて考えてみましょう。
場面① サラダや朝食にサッと取り入れたいとき
こういうときは、ブロッコリースプラウトが断然使いやすいです。
洗ってそのままサラダにのせるだけで完成。
加熱しないので、スルフォラファンをそのまま取れる点もポイントです。(スルフォラファンは熱に弱い面があるとされているので、生食が◎)
朝のスムージーに少し混ぜる方もいます。
味がそこまで主張しないので、バナナや豆乳と合わせてもわりと飲みやすいですよ。
うちではドレッシングをかけたシンプルなサラダにのせるのが定番になってきました。
最初は「これだけ?」って思ってたけど、食感のアクセントになるし、何より「今日も体にいいことした!」という気持ちになれるのが続けられる理由かなと思っています。
場面② しっかりしたおかずや副菜として食べたいとき
この場合は、ブロッコリーの出番です。
茹でてマヨネーズをつけるだけでもおいしいし、炒め物にしても、スープに入れても万能。
食物繊維もしっかり取れるので、腸活を意識している方にもおすすめです。
「毎日のお弁当のすきまに入れる緑野菜、どうしよう」というときにも、ブロッコリーがいちばん頼りになります。(実際に私もお弁当の救世主にしています。レンジでチンできるのも助かる。)
場面③ 両方を組み合わせて「いいとこ取り」する
実は、ブロッコリースプラウトとブロッコリーは「どちらか一方」ではなく、両方を組み合わせるのが理想的とされています。
たとえば、茹でたブロッコリーをお弁当のおかずに入れつつ、ランチのサラダにはスプラウトをちょいのせ、という感じ。
それぞれの得意分野を活かせるので、取り入れやすい方から始めてみてください。
やってしまいがちな注意点も確認しておきましょう
- ブロッコリースプラウトは生食が基本ですが、体調が優れないとき・妊娠中・免疫が低下しているときなどは加熱を検討するか、かかりつけの医師や栄養士に相談してみてください。
- スプラウトは傷みやすいので、買ったら2〜3日以内に使い切るのがおすすめです。冷蔵保存で、できるだけ早めに。
- 「体にいいから」といって大量に食べすぎるのは逆効果なこともあります。どちらも適量をバランスよく取り入れるのが基本です。
ブロッコリースプラウトとブロッコリーの違い!まとめ
改めて、ポイントを整理しておきますね。
- ブロッコリースプラウトは発芽直後の新芽。スルフォラファンが豊富で、生食向き。
- ブロッコリーは成長した野菜。ビタミンCや食物繊維が豊富で、加熱調理に向く。
- どちらが優れているわけではなく、得意なことが違うので使い分けが◎
- 理想は両方を日常に取り入れること。まずは取り入れやすいほうから始めてOK。
「どっちを買えばいいかわからなかった」という方も、これで少し迷いが晴れたんじゃないかなと思います。
正直なところ、私も最初はブロッコリースプラウトって「なんか高いし、少ないし、本当に効果あるの?」ってちょっと半信半疑だったんですよね。(ひょろっとした見た目も、なんとなく頼りない感じがして…)
でも、スーパーで手に取って実際にサラダに乗せてみたら、思いのほか食べやすくて。
それ以来、気が向いたときだけ買うようにしています。
毎日じゃなくていいんです。
「今日はブロッコリーだけでいいや」という日があっても全然大丈夫。
それよりも、違いを知ったうえで「今日はどっちにしようかな」って選べるようになることの方が、ずっと大事だと思っています。
気が向いたときに、ちょこっとスプラウトを手に取ってみる。
そのくらいの気軽さで始めてみると、意外と続くかもしれませんよ。