
鈴虫を飼ってみたいけど、ケースってどれを選べばいいか迷っちゃいますよね。
ペットショップやホームセンターに行くと、いろんなサイズや形があって「これで合ってるのかな?」「狭いと可哀想かな?」って不安になっちゃう気持ち、すごくよくわかります。
実は鈴虫のケース選びって、おさえるポイントさえ知っておけば、初心者さんでもむずかしくないんですよ。
この記事を読み終わるころには、自信を持ってケースを選べるようになって、夏の夜に響くあのきれいな音色を、おうちで楽しめるようになりますよ。
鈴虫の飼育ケースは大きさと通気性と高さで決める
鈴虫のケース選びで大事なのは、飼う数に合った広さ・しっかりした通気・土を厚く敷ける高さの3つだけなんです。
専用の特別なケースを買わなきゃ…と気負わなくて大丈夫。
ホームセンターやペットショップで売っている普通の昆虫飼育ケースで十分なので、安心してくださいね。(最初は「鈴虫専用」って書いてないと不安になりますけど、書いてなくても全然OKなんですよ)
サイズと通気と高さが鈴虫の元気を左右する
3つのポイントが大事な理由は、鈴虫の体や暮らし方にちゃんと関係があるからなんです。
一見どれも似たような飼育ケースに見えても、中で過ごす鈴虫にとっては快適さがけっこう変わってきます。
狭いケースは鈴虫同士のケンカが起きやすい
鈴虫は意外と縄張り意識があって、狭い場所にぎゅうぎゅう詰めにすると、オス同士がケンカしてしまうことがあります。
羽がボロボロになったり、弱った子が出てきたり…(せっかく迎えたのに、ちょっと悲しい光景ですよね)。
目安としては中サイズのケース(30cm前後)に10匹くらいまでが、初心者さんには扱いやすい数です。
最初の年に張り切って20匹くらい中ケースに入れたら、2週間後には羽がちぎれた子が何匹も…。
次の年から数を絞ったらケンカも減って、鳴き声もきれいに揃うようになりました。
湿気がこもると鈴虫はあっという間に弱る
鈴虫は土の中の湿り気は大好きですが、空気がムワッとこもるのは苦手なんですよね。
フタが密閉に近いケースだとカビが生えやすくなって、そのカビが鈴虫の弱る原因にもなります。
側面か上にしっかり通気の穴があるタイプを選ぶのが安心です。
高さがないと土を5cm以上敷けない
鈴虫に産卵までさせて来年に繋げたい場合、土を5cm以上の厚さで敷ける高さが必要になります。
浅いケースだと土が薄くなって、産卵にも乾燥対策にも不利。
ケースの高さは最低でも20cm以上を目安にすると安心です。
初心者さんが選びやすい鈴虫ケースのタイプ別おすすめ
ここからは実際にどんなケースが鈴虫向きなのか、タイプ別に見ていきます。
ホームセンターやペットショップで見かける一般的なものを中心にお伝えしますね。
プラスチック製の昆虫飼育ケース中〜大サイズ
迷ったらこれ、というくらい初心者さん向きなのがプラスチック製の昆虫ケースです。
フタに細かい通気の網があって、軽くて洗いやすくて、価格も1000〜2000円程度で手に入ります。
中サイズ(30cm前後)なら10匹くらいまで、大サイズ(40cm前後)なら20匹くらいまでが目安。
うちはコバエ防止タイプの中ケースを使ってます。
フタが二重構造になっていて、コバエが入ってこないのに通気はちゃんとある感じで、夏場でもカビが出にくくて気に入ってます。
側面が網目になっている通気性重視タイプ
湿気が気になる地域の方や、置き場所がちょっと風通しの悪い部屋の場合は、側面まで網目状になっているメッシュタイプもおすすめです。
ただし通気が良すぎると土の乾燥も早くなるので、霧吹きの回数は少し多めにする必要があります。
乾燥に気を付けられる方向け、という感じですね。
深さのある衣装ケースを工夫して使うタイプ
たくさん飼いたい人や、産卵もしっかりさせたい人は、浅型の衣装ケースを改造する方法もあります。
フタに通気用の穴を開けたり網を貼ったりするひと手間は必要ですが、広さと高さの両方を確保しやすいんです。
ただ初めての方には少しハードル高めなので、まずは普通の昆虫ケースから始めて、慣れてきたらステップアップ、という流れがやさしいかもしれません。
タイプ別の特徴を表にまとめるとこんな感じです。
選んではいけない鈴虫に向かない容器
逆に、これは避けたほうがいいよ、という容器もあります。
見た目はかわいいのに鈴虫には向かないタイプもあるので、選ぶ前に確認しておきましょう。
密閉タイプの飼育容器やタッパー類
ぴったり閉まるフタの容器は通気が確保できず、湿気がこもって一気にカビます。
「脱走防止になりそう」と思って選びがちですが、鈴虫には逆効果なんです。
金魚鉢のような口の狭いガラス容器
おしゃれだけど、口が狭いと通気もイマイチで、お世話もしにくいんですよね。
手を入れて土を整えたり霧吹きしたりする作業がしにくい容器は、毎日のお世話がだんだん負担になりがちです。
小さすぎる虫かごへの詰め込み
お祭りで買うような小さい虫かごにたくさん入れて持ち帰る方もいますが、あれは一時的な持ち運び用。
家で長く飼うなら、必ずちゃんとした大きさのケースに移し替えるのが基本です。(小さい虫かごで一晩過ごさせるのも、夏場はけっこうリスク高いので注意です)
友人が密閉気味のおしゃれな容器で飼ってたら、1週間も経たないうちにケース内がカビだらけになってしまったそうで…
見た目より通気の方が大事だと痛感しました」
鈴虫のケースは広さと通気性と高さの3つを目安に選べばOK
鈴虫のケース選びでおさえたいのは、飼う数に合った広さ、しっかりした通気、土を5cm以上敷ける高さ、この3つだけです。
- 初めての方はプラスチック製の昆虫飼育ケース中〜大サイズが扱いやすい
- 湿気が気になる場所ならメッシュタイプ、たくさん飼うなら衣装ケース改造もあり
- 密閉容器、口の狭いガラス容器、小さすぎる虫かごは避ける
最初の1ケースとしては、コバエ防止タイプの中サイズあたりが、お世話のしやすさも含めて安心です。
ケース選びってつい難しく考えがちですけど、結局は鈴虫が「ちょっとゆったり過ごせて、空気がこもらなくて、土に潜れる」場所を用意してあげればいいだけなんですよね。
最初から完璧を目指さなくても、飼っているうちに「もう少し広い方がいいかも」「もう一つ追加してみようかな」って、少しずつ自分なりの形が見えてきます。
今年の夏、家の中であの澄んだ鳴き声が聴こえてきたら、ちょっと素敵だなって思いません?
近所のお店を覗くとき、この記事の3つのポイントだけ頭の片隅に置いておくと、きっと自分にぴったりのケースが見つかりますよ。
