赤ちゃんには静電気の影響ってないの?子供の方がバチバチがひどい理由

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6歳になる娘がいるんだけど、乾燥するこの季節になると「髪の毛の静電気」がすごっくて、髪の毛にホコリはくっつくし、朝起きたら髪の毛が逆立ってまとわりついちゃって大変。

今年は、まだそこまでひどいのはないけど、去年の激しい時にはバチバチって音と共に光がみえちゃうくらいで。

「頭がバチバチなって痛い~」って言って、結構取り乱しちゃって泣いたりもしてました。

そんな姿を見てると、なんとかしてあげたいって思っちゃいますよね。

そこでこの記事では、子供の静電気についての

「子供の髪の毛ってなんで静電気でバチバチなりやすいの?」
「子供は静電気体質が多いって聞くけど何が原因なの?」
「静電気って電気でしょ?そんなにバチバチいってて体に影響はないの?」

っていうことを詳しく見ていきたいと思います。

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なぜ子供の髪の毛って静電気ですごいことになりやすいの?

この時期になると、空気が乾燥してきて、いろんなところで静電気に悩まされちゃいます。

特に小さな子供がいる家庭での静電気の悩みの1つが「子供の髪の毛」ですよね。

家の中だとそんなでもないって人でも、外に出て、例えばスーパーに買い物に行ってお店の中に入った途端に、髪の毛が「ナウシカ」が怒ったときみたいに逆立っちゃうなんてことも。

そもそも、人の体っていうのは微量ながら電気を帯びていて、静電気をため込みやすいんです。

特に髪の毛は、服とこすれたりすることで静電気が発生しやすくって、たまりやすい箇所なんですね。

大人よりも子供の髪の毛が静電気になりやすいのはなぜ?

でも、やっぱり大人よりも子供の方が、髪の毛に静電気がおきやすい気がしませんか?私の気のせいですかね?

いえいえ、気のせいじゃないんです。やっぱり大人よりも子供の方が、髪の毛が静電気をため込みやすいことが多いんです。

赤ちゃんとか、子供の髪の毛って、大人に比べるとまだまだとっても細いんです。

電気って「細っくて長いものに通りやすい」という性質があるんだけど、子供の髪の毛って細くて絡まりやすいから、大人に比べて静電気も発生しやすくてたまりやすい理由だと考えられるんですね。

毛先が痛んでいると静電気が起きやすい!?

静電気が発生する原因に「乾燥」と「摩擦」があります。

「乾燥」は、冬場は湿度も低くて、髪の毛も乾燥しやすいんですけど、「摩擦」について。

髪の毛の毛先の方だけが、静電気で「ふわふわ~っ」ってなったこと、ありませんか?

実は、髪の毛が痛んでいると、髪の毛も乾燥しやすくなって、健康な髪の毛に比べて髪の毛同士での摩擦がおきやすくなるので、静電気が発生しやすいんですね。

なので、毛先が痛んでたりすると、ダメージのある髪の毛の先の方に静電気が発生してしまって、「ふわふわ~っ」ってなっちゃうんです。

子供の髪の毛は傷んでいないのに静電気がおきやすい理由

小さな子供の髪の毛はまだまだピュアで、そんなにダメージもないけれど、髪の毛が細いのでからまりやすいですよね。

そのからんだ髪の毛がこすれて、静電気がおきてしまいやすいんですね。

あと、大人の女性は髪の毛をシャンプーするときに、リンスとかトリートメントで髪の毛の保湿をしますよね?

それによって、髪の毛にうるおいが保たれて、それが静電気をおこしにくくしている1つの要因だと考えられてます。

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子供の静電気体質ってなにが原因なの?

「静電気体質」って言葉、聞いたことないですか?

子供だけじゃなく、大人にも「静電気体質」の人っていますよね。

冬になると、ドアノブとかにふれると「バチッ」って静電気になりやすい人、まさに私がそうなんですけどね。

激しい時には、火花が見えたり、「バチッ!!!!」っていう、びっくりするくらいの音と、痛みや衝撃がくることも。

でも中には、冬場になってもほとんど静電気で「バチッ」ってならない人もいるんですよね。

ドアノブにおそるおそる触らなくていいなんて、うらやましすぎます。

この差って何なんでしょう?

やっぱり「静電気体質」が原因なんでしょうかね?

静電気体質ってなに?

この「静電気体質」って、別に生まれたときからある「アレルギー体質」とかじゃないんです。

「体質」って言葉で表現されてるけど、いろんな理由で

「静電気をため込みやすい=静電気を自然に放電しにくい」

人のことを「静電気体質」って呼んでるんですね。

その理由には、大きくわけて

  • 食生活と心身の状態
  • 衣服
  • 住環境
の3つに分けられるんです。

ここで、子供が静電気体質かどうかのチェックをしてみましょう。

静電気体質度チェック①食生活と心身の状態

  • 水よりコーヒーとか紅茶をよく飲むことが多い
  • ジャンクフード・ファーストフードを食べることが多い
  • 日中、眠そうにしてることが多い
  • 普段からイライラしてることが多い
  • 髪の毛を長くのばしていて、細くて柔らかい

静電気体質度チェック②衣服

  • 普段から機能性温暖下着やストッキングを着用することが多い
  • モコモコ靴下とか腹巻でしっかり防寒している
  • 寒くなってきたら防寒着はフリースが多い
  • 柔軟剤なんて使ってない
  • 寒い時には思いっきり重ね着してる

静電気体質度チェック③住環境

  • 自宅の周りには自然が少ない
  • 家の材料とか家具に木材のものが少ない
  • 加湿器がなく、冬場は部屋の空気が乾燥している
  • 部屋には観葉植物なんて置いてない
  • 休みの日も外に出て自然とふれあうことが少ない

どうでしたか?

それぞれ5項目あるうちの2つ以上あてはまるものがあれば、静電気体質の可能性がありです。

5項目全部当てはまっちゃう人は、その分類での「静電気体質」の素質が抜群に高い人です。

静電気と「食生活と心身の状態」の関係について

人間の体は、微量な電気を帯びてます。

日常生活の不摂生とかストレスによって、心身のバランスがくずれてしまうことがあります。

それによって体に帯びている電気のバランスも崩れてしまって、静電気を自然に放電しにくい体になてしまうことがあるんですね。

また、冬場は喉も乾きにくくなるので、知らない間に「水分不足」にしまうことがあります。

体に水分が不足しちゃうと、肌が乾燥してしまって、静電気が起きやすく放電しにくい状態になってしまいます。

子供にカフェインを飲ませてる人は、あまりいないでしょうけど「コーヒーとか紅茶を飲んでるから大丈夫」っていう人も、これらにはカフェインが含まれてます。

カフェインには利尿作用があるので、水分をとってるつもりが、逆に水分を排出することにも。

静電気と「衣服」の関係について

モコモコ靴下とかフリースなんかの化学繊維は、あったかいけど、乾燥しやすく静電気を帯びやすいっていう特徴があるんですね。

また、衣服の着あわせ(素材の着合わせ)によって、静電気を発生しやすかったり、しにくかったりします。

衣服の素材によって、プラスの電気を帯びた素材とマイナスの電気を帯びた素材にわかれます。そして、その素材によって電気の強さも違います。

そして、プラスの電気を帯びた素材とマイナスの電気を帯びた素材を、重ね着するなどして組み合わせると、静電気が発生しやすくなっちゃうんですね。

しかも電気の強さが強い物同士だったりすると、何と6000から7000ボルトもの静電気が発生しちゃうんです。そりゃ、バチバチいいますよね。

普段、よくしちゃう組み合わせで、まずいのは「フリースとウールのセーターの組み合わせ」です。

とってもあったかいですし、動きやすいから、この組み合わせをしてる人も多いですけど、この組み合わせは静電気的には「超危険」なんです。

「どんな組み合わせにしたらいいのか、難しくてよくわからない」って人にお勧めなのが、

  • 木綿
  • レーヨン
などの自然素材でまとめると、どれもプラスの弱い電気を帯びた素材になるので、静電気もおきにくいですよ。

静電気と「住環境」の関係について

まず、静電気が発生しやすい「乾燥」。

乾燥してるときの加湿器や、家の中に木材が多い方が部屋が乾燥しにくくなります。

木材は、水分を吸収したり放出して、空気の湿度を一定に保ってくれる機能があるんですよね。

また、加湿器がない場合にでも、霧吹きや塗れタオルを干しておいて、部屋を乾燥さあせないことが大切です。

湿度は65%を超えると、静電気が発生しにくくなります。

結局「静電気体質」って言っても、「体質」ではなくって、その人の

  • 食生活による心身の状態
  • 普段きている服装
  • 住環境
が原因で、静電気を体にため込みやすい「自然放電が苦手」な状態にしてしまっているだけなんですね。

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静電気が子供の体におよぼす驚きの悪影響

子供の髪の毛が、バチバチなるくらいの静電気が体にたまってて、体に何か悪影響とかないの?って心配になっちゃいますよね?

実は、普段あんまり気にしてない「静電気」、体に少なからず、影響があるんです。

静電気が免疫力を下げる!?

前にも書いたように、普段から体には微量の電気が流れてます。

そして、その微量な電気信号が体の機能とかバランスをとるのに影響しています。

それが、体に大量の静電気をため込んでしまうことで、その電気のバランスが崩れてしまうことがあります。

また、科学的には証明はされていない「気」も、この体に帯びた電気なのではと言う説もあります。

「気」の乱れによって、様々な病気を引きおこしたり、自律神経が乱れてしまって「自律神経失調症」になってしまうことも。

寒い季節になると、なんだか寂しい気持ちになったり、落ち込んでしまったりしやすい人は、もしかしたら静電気による「気」の乱れが原因かもしれませんね。

静電気とアレルギー疾患

もともと喘息とかアトピー性皮膚炎のアレルギー疾患がある人は、体調を崩して体の抵抗力が弱まってしまうと、症状が強くなっってしまうことが多いです。

私にも私の娘にもアトピーがあるので、やはり風邪を引いたりしたときには調子がよくなかったりします。

静電気によって体の抵抗力が弱くなってしまえば、同じようにアレルギーの症状も悪くなってしまうけど。

でも、もっと注意しないといけないのが「静電気の引き寄せる力」なんです。

下じきと髪の毛が静電気でくっつくように、髪の毛とか体が静電気をため込んでると。

その静電気が空気中にある「ほこり」や「ダニ」などのアレルゲンが体に引き寄せられてしまうんですね。

これが、皮膚に付着してしまうとアトピーがひどくなったり。

髪の毛にくっついたホコリやダニを口や鼻から吸い込んでしまったら、喘息がひどくなったりもしてしまいます。

「うちの子はアレルギー体質じゃないから大丈夫」って思ってても。

喘息やアトピーとか花粉症ってちょっとしたことがきっかけで、ある日突然なってしまうこともあるので安心は禁物ですよ。

これ以外にも、まだ科学では解明されてない「仮説」や、まだまだ知らない影響があるかもです。

だって、髪の毛ってことは、頭に何千ボルトもの静電気がたまるんですよ。

頭ってことは、脳があるし、脳って電気信号でいろいろと情報伝達してるって聞いたことがあります。

「何かしらの影響があっても、おかしくないやん」って考えると、少しこわくも思えてきますよね。

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子供の静電気がひどいときの対策は?簡単に静電気除去できる方法

ではここからは、子供の静電気がひどいときの対策についてご紹介をします!

簡単に静電気除去ができる方法は、実はたくさんありますよ。

気が付いたときにすぐできる!静電気を除去する方法

まずは、気付いたときにすぐにできる方法です。

静電気は空気が乾燥している冬に起きやすいものですよね。

そして冬って手肌も乾燥しがちです!

そんなときはまず、子供と手をつなぐ前やドアノブを触る前に、保湿しましょう。

ハンドクリームなどを持ち歩いて、こまめに塗るのがおすすめです。

体にたまっている電気を自然に放電させることで、静電気を防ぐことができます!

そして、わりと手軽にできる方法としては、静電防止スプレーというものもあります。

これは事前に服などにスプレーをしておいて、静電気がたまるのを防ぐというアイテムです。

まずは家から出る前にスプレーをしておくといいですね。

持ち歩けるので、外出先で気になった時にも簡単に使えます!

その他、体に電気がたまったら、木やコンクリートで放電させる方法もありますよ。

子供なら、砂場などでもOKです。

木やコンクリート、砂場の砂などは自然界のアースと言われています。

家の中で使う家電って、だいたいのものにアース線がついていますよね。

アース線があることで電気が逃がしてくれるので、とても重要なものです。

静電気が起きやすいときは、自然界のアースを探して放電させるのも1つの方法ですね!

朝の身支度やお風呂上りにできる静電気を除去する方法

あとは、朝の身支度をするときやお風呂上がりには、静電気の起きにくいブラシを使いましょう。

髪が絡まったときに無理矢理ブラッシングをすると、静電気が起きやすくなります。

子供でも使えるヘアオイルを使うなど、工夫も必要ですね。

シャンプーやリンスなども、天然成分が含まれているものがおすすめです。

肌荒れを防いで、更にしっかりと髪を保湿することで、静電気が起きにくくなりますよ。

服を着る時にも、髪が反応して静電気って起きやすいですよね。

洗濯をするときに柔軟剤を使うと、洗濯中に衣服同士が絡まることも少なくなります。

洗濯中に衣服が絡まることも、静電気が起きやすくなる原因です!

静電気を防いでくれる効果がある成分を含んでいる柔軟剤もありますよ。

なるべく髪に触れそうなものは、静電気を防げるようにしておきたいですね!

子供の体への静電気の影響のまとめ

  • 子供の髪の毛が静電気で広がったり
  • 髪の毛がパチパチいうのが嫌で泣き出しちゃったり
  • 静電気で髪の毛が顔にぺったりはりついちゃったり
と、この季節になるとママを悩まさせる「静電気」。

でも、静電気には「この季節だから仕方ないわね」では済まされない影響があるし、まだまだ分かってない影響があるかもしれません。

子供の為に、しっかりとアンテナをはって「正しい情報」を見極めていきたいですね。