猫好きなご家庭に赤ちゃんがくることになると、猫ちゃんと赤ちゃんのほっこりとした姿を想像するだけで幸せな気持ちになりますよね(#^^#)
でも、産まれたばかりの赤ちゃんは免疫力も弱く、アレルギーなどの心配もあります。
猫と赤ちゃんはいつから接触をさせても大丈夫なのでしょうか?
猫と赤ちゃんはいつから接触しても大丈夫?
猫を飼っているご家庭の場合、いつから赤ちゃんと猫を接触させるべきか悩んでしまいますよね。
これに関しては、特に「絶対!」という決まりはありません。
しかし、産まれたばかりの赤ちゃんは、お母さんから免疫をもらっているといいますが、やっぱり雑菌などには弱く、体調を崩しやすいです。
猫からうつってしまう感染症もありますので、生後一か月ほどは接触は避けたほうが安心です。
また、あまり早い段階からのスキンシップを避けることは、赤ちゃんにとってはもちろんですが、猫にとっても大切なことです。
赤ちゃんはとっても好奇心が旺盛です。
猫の毛を引っ張ったり、強く触ったりと、猫にとって不快に感じることをしてしまいがちです。
万が一にも猫の方から反撃をしてしまったり、赤ちゃんに対して敵対意識を持ってしまうと、その後の生活に支障が出てしまうかもしれません。
なので、最初は赤ちゃんを抱っこして猫に見せたり、赤ちゃんのにおいを覚えさせるところから始めてみましょう。
少しずつ距離を縮めて、赤ちゃんの存在を猫に慣らしてあげることが大切です。
ゆっくりと猫ちゃんに赤ちゃんという存在を教えてあげてくださいね。
赤ちゃんが猫アレルギー!?症状にはどんなものがあるの?
猫のいるお家に赤ちゃんがくるとなると、心配なのはアレルギーではないでしょうか。
猫のアレルギーがあるとどんな症状があらわれるのでしょうか?
主な症状としては、
- 目がかゆくなる・充血する・涙がでる
- 鼻水がでる・鼻の中がかゆくなる
- くしゃみがでる
- のどが痛くなる・違和感がある
- 呼吸困難になる
- 皮膚がかゆくなる・赤くなる・はれる
- じんましん・発疹がでる
少ししか症状が出ない方もいれば、命の危険になるような症状があらわれる方も。
猫に直接触れていなくても、同じ空間にいるだけで症状がでる場合もありますので、注意が必要です。
猫アレルギーはどうしておこるの?
アレルギーという症状は、体の中の抗体が特定の物質を体の外へ追い出そうとすることで起こる“免疫反応”のことです。
猫のアレルギーの原因は、猫の唾液や汗などの分泌物などにふくまれるアレルゲンが、猫の
- 唾液
- 排泄物
- フケ
- 肛門腺
- 涙
- 汗
こうしたアレルギーの症状は後天的にあらわれることが多いため、いつどのようなタイミングで発症してしまうのか予測が難しいものです(><)
赤ちゃんの猫アレルギーが心配な場合は、アレルギー検査を受けましょう。
基本的にはアレルギー検査は年齢制限はありません。
病院によっては制限等がある場合もありますので、事前に確認をしてから病院を受診してくださいね。
猫が赤ちゃんに優しいのはなぜ?一緒に暮らすメリットは?
猫と赤ちゃんが一緒に生活をすることは、心配な点もありますが、メリットも沢山あります。
まず一番最初に言えることは、猫が赤ちゃんにとって最初の友達になるということです。
赤ちゃんという存在に慣れてきた猫は、赤ちゃんは自分よりも後から家にはいってきた小さな存在として認識をします。
次第に赤ちゃんを守るように、優しい存在となってくれるでしょう。
猫とともに暮らし、一緒に成長していくことで、赤ちゃんと猫の絆はとっても大切なものとなるはずです。
また、猫と一緒に生活をすることは、赤ちゃんの免疫力の向上にも期待ができます。
近年の研究では、赤ちゃんの頃から動物と触れ合うことでアレルギーになりにくいという研究結果も発表されています。
小さなころから病原性の低い細菌に触れることで、免疫力の向上が期待できるとか。
まだ研究段階のものですので、確実な成果があるわけではありませんが、猫のアレルゲンが赤ちゃんの免疫機能に与える効果も期待できるかもしれませんね!
そして、人間とは違う別の命の存在と生活をすることで、赤ちゃん自身も自然と思いやりや優しい心を身につけてくれるはずです。
少し大きくなれば、命の大切さについても学んでくれることでしょう。
赤ちゃんと猫の接触はいつから大丈夫?のまとめ
猫と赤ちゃんが一緒に生活するということは、確かに心配な点が沢山あります。
でも、事前に対策をしっかりして、安全面に考慮をすれば、猫とも安心して赤ちゃんを接触させてあげることができますね・
日々成長していく赤ちゃんの姿を、可愛い猫と一緒に見守っていけたら素敵ですね。