兜をしまうとき防虫剤って必要?長持ちさせるための収納のコツ

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端午の節句の際に飾る兜は、出来るだけ綺麗に保存したいですよね。

しかし兜だけではなく、後ろに飾る金の屏風などの小物もありますし、正しい収納方法を知っておきたいと言う親御さんも多いはずです。
せっかくの兜を、収納方法を間違ったばかりに台無しにはしたくないですもんね。

そこで今回は、端午の節句に飾る兜の正しい収納方法について、詳しくお話しさせていただきますね。

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兜の収納方法 長持ちさせるための3つのポイント

まずは、兜を収納する際に気をつけたいポイントをご紹介します。

大事な長持ちさせるために、是非覚えておいてくださいね!

兜は片付ける前に掃除する

兜は片付ける前にきちんと掃除をするとこで、より長持ちします。

兜に素手で触ると汚れがついてしまうので、薄手の手袋で手を保護しましょう。
毛ハタキで全体のホコリをよく払い、金属部分はメガネ拭きなどの柔らかな布を使い、力を入れないように優しく乾拭きしてください。

パーツを和紙で保護する

掃除が終わったら、収納ケースにしまっていきます。
ただしこの時注意したいのが、各パーツを和紙で包んで保護すると言う点です。

和紙で保護をしないまましまってしまうと、パーツ同士がぶつかったり擦れあったりして、傷がついてしまう事があるからです。
面倒だとは思いますが、きちんと和紙で保護をするのを忘れないようにしてくださいね。

防虫剤の種類には注意する

虫喰いを防ぐためにも防虫剤を入れたいと考える親御さんは多いですが、防虫剤の種類には注意が必要です。

防虫剤には洋服用と人形用があり、兜に使えるのは人形用です。
洋服用の防虫剤を入れてしまうと防虫剤の成分と反応して、変色を起こしてしまう危険性があります。

更に洋服用の防虫剤に比べて 、人形用の防虫剤は長持ちします。
1年に1回しか出さない物ですので、しっかり1年間防虫してくれないと困りますよね。

また、人形用の防虫剤にもいくつか種類がありますが、兜に使うのにオススメなのは「ピレスロイド系」です。
人形用の防虫剤には「パラジクロロベンゼン」「樟脳」「ナフタリン」もありますが、これらは匂いがついてしまう為、あまりオススメはしません。

防虫剤はそのまま直接入れず、紙に包んで入れるようにするのがポイントです。
また、防虫剤が兜に直接触れないように注意してくださいね。

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兜の収納場所ってみんなどうしてる?やっぱり押し入れしかない?

兜の収納場所って、意外と困る方が多いと思います。
押し入れやクローゼットに入らなかったり、他の物を入れたいのに兜が邪魔して入らなかったりする場合もあるのではないでしょうか?

実は皆さん、押し入れやクローゼット以外にも、様々な場所で兜などの季節物を収納しています。
ここでは兜の収納場所のアイディアを、いくつかご紹介させていただきますね。

押し入れだけじゃない! 兜の収納場所あれこれ

★トランクルームを借りる
家が狭く物が多い場合は、トランクルームを借りて収納するのもアリです。

お金はかかりますが家を広く使えますし、どこにしまったかわからないと探し物をする時間もぐっと減ります。

★ロフトにしまう
ロフトを物置にして、そこに季節物をしまうと言う方も多いです。

ただしロフト内で太陽光が直接当たる場所は避け、湿気の少ない涼しい場所に置いておくようにしましょう。

★物置小屋に
定期的に湿度対策をすれば、物置小屋に収納することも可能です。
天気のいい日に物置小屋を開けて、しっかり風を通しておくようにしましょう。

また、虫やネズミなどにくれぐれも注意し、侵入を許さない工夫も必要ですね。

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兜をしまうとき防虫剤のまとめ

兜は片付ける前にしっかり掃除をし、和紙でパーツを包んで収納しましょう。

防虫剤を入れるときは洋服用ではなく、必ず人形用を選ぶようにしてください。
洋服用の防虫剤を入れてしまうと、防虫剤の成分と反応して変色を起こしてしまう危険性があります。

正しく兜を保存して、来年も再来年も美しい状態のまま飾れるようにしたいですね。