カーテンを新しく購入したとき、ひだの数が留め具の数と合わなく困った経験はありませんか?
カーテンは毎日開け閉めするため、経年劣化による留め具の破損などを経験された方も多いのではないでしょうか?
また、小さなお子さんのいる家庭だと、カーテンをぐるぐる巻きにして留め具が壊れてしまう…なんて経験も、あるあるですよね。
留め具が壊れてカーテンがだら~んとなっている様子は、見栄えがよくなく、なんだか気持ちまで「だらーん」としてしまいます。
そんな「だらしなく見えるカーテン」を直してみませんか?
「自分では出来ないかも…」と思われるかも知れませんが、この留め具を交換することで誰でも簡単に出来るんです。
ただ、こちらでは一般的なカーテンレールをお使いの方用にお知らせしておりますので、特殊なタイプをご使用の方は参考程度になさってくださいね。
ところで、そんなカーテンレールの留め具が破損したとき。その留め具の名称ってなんと呼ぶか知ってますか?
「カーテンレールにぶら下がっているやつ?」
「カーテンを引っ掛けて、シャーって滑る部分?」
確かに、それでも通じるかもしれませんね。
でもどうせだったらかっこよく、正式名称を言いたいじゃないですか?
実は、このカーテンレールの留め具の部分、「ランナー」という名称なんです。
そして、カーテンレールの一番端っこの止め具は、「キャップストップ」という名前なんですね。
ぜひ、ホームセンターなどで部品を購入する場合、店員さんに聞くときはこの正式名称でかっこよく、堂々と聞いてみてくださいね!
カーテンレールの留め具は追加・交換できるって知っていた?
カーテンレールの留め具って、追加と交換をすることが可能なのです。
しかし、冒頭でご紹介したような
「ランナー」
「キャップストップ」
以外のほかの部品にも、もちろんちゃんとした名称があります。
部品の名前を知っておくことで、部品を購入するときに役立ちますので、この機会に覚えておいてはいかがでしょう!
知っておくと役に立つカーテンレールの部品!
それでは、意外といろんな種類がある「カーテンレールの部品」について、見ていきましょう。
カーテンレールの部品①カーテンレール
一本あるいは二本の、カーテンがぶら下がっているレールのことですね。
一般的なものから、おしゃれなインテリアの要素をかもし出したものまで、種類が豊富にあります。
カーテンレールの部品②ランナー
カーテンレールにぶら下がっている小さな部品が、ランナーです。
カーテンレールの留め具とは「ランナー」のことなのです。
ランナーにも種類があります。
マグネットが付いているものや、交差するタイプのランナーもありますので、使用用途に合わせて使うと便利に使えますよ!
カーテンレールの部品③キャップストップ
キャップストップとは、レールの端っこについている、カーテンの留め具の部分のことです。
このキャップストップをはずして、ランナーを追加したり交換したりします。
取り外し方は、ねじを緩める方法と、すき間にドライバーを入れてはずす方法があります。
カーテンレールの部品④ブラケット
ブラケットは、カーテンレールを壁や天井に止めてある部品のことです。
カーテンレールの部品⑤カーテンフック
カーテンのひだについている部品のことで、AフックとBフックの二種類があります。
カーテンランナーの追加や交換の方法!
ランナーの購入は、ホームセンターや百円ショップで購入することが可能です。
カーテンレールのランナーの交換手順
①キャップストップをはずします。
②はずしたところから、破損したランナーを取り出します。
片側のキャップストップをはずして作業するときには、カーテン一枚分のランナーを取り出すことになります。
③追加のランナーを通します。
④外したランナーを元あったように通します。
⑤キャップストップをはめて完成!
キャップストップを外すのが面倒だったり、やっぱり作業が大変そうと思われた方には、はめ込み式のランナーはいかがでしょう。
レールに沿ってランナーを入れたら、90度向きを変えれば取り付け完了というものです。
簡単に好きなところに追加が出来て、付いているランナーを取り外す手間がないところがいいですよ。
カーテンランナーはダイソーで売ってるものでも大丈夫?その品質は?
実は、カーテンランナーはダイソーでも売っています。
もうね、100均おそるべし。
なんでも売ってますね。
ちなみに、セリアでも“セットランナー”という名称で販売されているようです。
個数や適合レールが微妙に違っているので、以下にまとめました。
参考にしてみてください。
価格はもちろん、100円+税なので110円です。
★ダイソー
・名称:カーテンレール用レールランナー コロ付き
・数量:16個
・適合レール:C型、角型
★セリア
・名称:カーテンアクセサリー セットランナー
・数量:8個
・適合レール:C型、プラレール
私自身もそうですが、他にもいろいろな方の
「ダイソーカーテンランナーを使ってのカーテンの付け替え体験談」
を見てみましたが、目立って「品質が悪い」などの話はありませんでした。
確かに、ホームセンターの品ぞろえには程遠いですが(当たり前)
でも、C型や角型カーテンレールのおうちであれば、100均のカーテンランナーで十分に事足りると思います。
数年で引っ越すことがわかっている学生さんの下宿などであれば、100均がリーズナブルなのでオススメです。
ダイソーではカーテンランナーだけでなく、
- マグネットランナー
- カーテンフック(アジャスター付き)
- カーテンリング
カーテンに関わるものは、全て同じ陳列棚に並べられているので探しやすいと思いますよ。
カーテンを交換したらレールが丸見え!そんなときの対処法はこれ
カーテンを交換したら、カーテンレールが丸見えで、恥ずかしいことになってしまうことがあります。
オーダーカーテンなら希望通りに仕上がるものですが、既製品のカーテンではそうはいきませんよね。
ですが、安心してください。
カーテンフックを変える事で、このお悩みは解決することが出来ますよ!
カーテンフックには種類がある
カーテンフックには、大きく分けて「Aタイプ」、「Bタイプ」の二種類のフックがあります。
Aタイプは、ランナーに取り付けるためのフックの位置が上側についていて、レールが見えるようになります。
レースのカーテンに使われているのが、このタイプです。
Bタイプは、ランナーに取り付けるためのフックの位置が中間から下側についているものです。
Bタイプのカーテンフックを使うと、カーテンレールを隠すように取り付けることが可能になるのです。
今お使いのカーテンフックを確認してみて、フックを交換することでカーテンレールを隠すことが出来る可能性がありますよ。
アジャスターつきは微調整が可能!
アジャスター機能付きのカーテンフックを使うと、好きな位置にフックの位置を決めることが出来ます。
なので、カーテンが床について引きずってしまうような時にも対応することが出来て、とっても便利に使えますよ。
カーテンの種類にはどんなものがある?種類別の使用用途は?
カーテンには、本当にたくさん種類があります。
ただ用途によって、向いているタイプとそうでないタイプがあるので、選ぶ時には注意が必要です。
カーテンの種類①ドレープカーテン
この「ドレープカーテン」が、一番イメージしやすいカーテンだと思います。
シャーっと横に開けて、窓の横にカーテンがたまります。
生地は厚めです。
ヒラヒラとしたヒダの幅(=カーテンランナーの数)によって、カーテンの表情がかわってきます。
ヒダのない「フラット仕様」にすることもできるそうです。
カーテンを閉めているときはお部屋のイメージに大きくかかわってきます。
インテリアが好きな方であれば、お部屋の中でも一番こだわるポイントになるのではないでしょうか。
カーテンの種類②レースカーテン
「レースカーテン」は、その名の通り、レースでできたカーテンです。
日中のお部屋はレースカーテンをひいているという方が圧倒的に多いと思います。
ドレープカーテンほどのカラーバリエーションはありませんが、いろいろな織り方があるので選ぶのに迷ってしまいます。
道路に面した窓であれば、外から見えにくいような“ミラーレース”というものがオススメです。
今のミラーレースは本当に外から全然見えません(でも中から外は見える)!
びっくりです。
カーテンの種類③カフェカーテン
「カフェカーテン」は、突っ張り棒で小窓などに取り付けるカーテンです。
キッチンなどの目隠しに使っている方もおられるかもしれませんね。
突っ張り棒は100均でも売っていますし、カーテンレールのないところでも簡単に取り付けられるのでトイレなどの小窓にもオススメです。
カーテンの種類④シェードカーテン
「シェードカーテン」は、カーテンの片側についているチェーン(コード)をひっぱると、カーテンの布が上に上がって折りたたまれてたまっていくスタイルのカーテンです。
カーテンをおろしているときは、平たく布が一枚釣り下がっているような感じです。
我が家のリビングはこのシェードタイプです。
ドレープカーテンと違って、カーテンがたまる位置が左右ではなく上なので、窓の横にスペースがないおうちにオススメです。
私の家は、窓の横にカーテンをためるスペースがないので、否応なしにシェード一択だったのですが、結構おしゃれでいい感じです。
洗濯するときも、ドレープカーテンより布面積が狭いのでたたみやすいです。
厚手のカーテンと、ミラーレースのカーテンを2枚つけて設置しています。
カーテンの種類⑤ロールスクリーン
「ロールスクリーン」は、布がくるくる上に巻かれていくタイプのカーテンです。
部屋の間仕切りに使う場合もあります。
私の家では、階段の途中にある窓に付けています。
我が家のロールスクリーンは黄緑色一色なのですが、かわいい柄や絵などのものでも良かったかなと思います。
巻き上げるので、他の種類のカーテンよりも傷むリスクがあるようです。
カーテンの種類⑥ブラインド(アルミ、ウッド、縦型)
「ブラインド」は、布ではなく、アルミや木などの細い板が並んでいて、その板の角度を変えることで明るさの調節をするものです。
某刑事ドラマで外の様子をうかがうのに指で隙間を開けているあのタイプです。
耐水タイプもあるようで、お風呂場に設置もできます。
縦に板が並んでいるものもあります。
カーテンの種類⑦プリーツスクリーン
「プリーツスクリーン」は、生地を蛇腹状(プリーツ状)に折りたたんだもので、厚手のものと薄めのものを組み合わせたものもあります。
チェーンを使って上げ下げして調節します。
我が家の和室のカーテンはこのプリーツスクリーンです。
和紙を使っているものもあるので、和室にとてもマッチします。
ただ、薄手のもの(レースっぽいもの)は端っこからほつれやすいです…。
お子さんのおられるおうちであれば、なおさらほつれやすく、数年たつとちょっとみすぼらしくなってしまうので、生地選びは慎重に行うことをオススメします。
上記のようにいろいろな種類のカーテンがありますが、これらに
- 「遮光」
- 「防音」
- 「防炎」
- 「遮熱」
- 「保温」
- 「ミラーレース」
- 「UVカット」
- 「花粉カット」
西日がきつい部屋や安眠したい寝室であれば「遮光」。
外の騒音が大きかったり、子ども部屋などで騒がしい音が気になるのであれば「防音」。
暖房器具やキッチンの近くであれば「防炎」。
室内の温度調整を助けて家計にも優しいものがよければ「遮熱」「保温」。
道路に面した部屋であれば「ミラーレース」。
日焼けや花粉症が気になる方であれば「UVカット」「花粉カット」。
この他にもいろいろな効果のあるカーテンがたくさん売られています。
その分値段もピンからキリまであります。
あなたの希望とお部屋の状況にあったものが見つかれば良いですね。
カーテンのランナー交換についてのまとめ
カーテンの中を動いているものは「ランナー」って言うことがわかりましたね。
そして、ランナーは交換も出来て追加も出来る優れものです。
これでランナーのことを気にせずに、模様替えでカーテンを新調することが出来ますね。
カーテンが替わるとお部屋全体のイメージが変わり、リフレッシュな気持ちで過ごす事が出来ます。
たまには、気分転換にカーテンで模様替えをしてみてはいかがですか?