3月は卒業式シーズンですよね。
数年間通った学校とお別れする季節になります。
卒業式では、学校の先生だけではなく、保護者や来賓の方など多くの方が参列し、祝辞を述べてくれます。
なかでも、卒業生の保護者の出番のひとつが、PTA会長の祝辞です。
子どもたちの大切な門出の日。
無難な言葉でまとめるよりも、せっかくならみんなに感動してもらえるような祝辞にしたいですよね。
ここでは、小学校の卒業式でPTA会長の祝辞に盛り込みたい内容をご紹介します!
盛り込みたいのは次の4つです。
お祝いの言葉の中に、入学してから6年間の成長を祝うようなメッセージを入れてもよいと思います。
運動会の応援が素晴らしかったことや、学習発表会をみんなで協力して成し遂げたことなどが書きやすいと思いますよ。
自身の体験談や著名人の名言・格言などを含めて、人生の先輩からのメッセージという形にしてもよいと思います。
卒業式に列席した来賓の方への感謝の旨も入れてもよいでしょう。
ただし、ここではあくまで「卒業生に向けた祝辞」なので、しっかり書かなくても大丈夫です。
小学校の卒業式の祝辞!おすすめの例文や外せない言葉は?
では、実際に祝辞を考えていきましょう。
特に何を書いたらよいのか悩むのが、
「卒業生の学校生活の思い出や行事を振り返る」
「中学校生活に向けての激励や期待」
ではないかと思います。
この2点についておすすめの例文や言葉をご紹介します。
卒業式の祝辞例文①「卒業生の学校生活の思い出や行事を振り返る」の部分
上でもお伝えしましたが、行事などの具体的なエピソードを含めていくと書きやすいと思います。
例1)運動会
「運動会での応援合戦は、とても力強く、見ている私たちも勇気づけられました。」
例2)委員会活動、クラブ活動
「委員会活動(クラブ活動)では、最高学年として活動してきました。
うまくいかずに辛い思いをしたこともあったでしょう。
それでも責任をもって最後までやり遂げることができましたね。」
もし、なかなか具体的なエピソードが思い浮かばなかった場合は、入学したときと現在の姿を比較するような書き方もおすすめです。
「入学した当時は、小さな背中に重いランドセルを背負って、登下校も大変でしたね。
今ではすっかりたくましく、力強さを感じられる姿になりました。」
卒業式の祝辞例文②「中学校生活に向けての激励や期待」の部分
自分の体験談を書く場合は、自慢話や説教臭くならないように気を付けましょう。
「私が小学校6年生の頃は、夢や目標などなく、毎日ゲームをして過ごしていました。
中学校に入ってからは美術部に入部し、将来は美術の道に進みたいと考えたものの、夢で終わってしまいました。
そんな私でも言えることは、好奇心を失わず色々なことに挑戦していけば、いつか自分にとって特別な何かに必ず出会えます。
中学校には、挑戦するための時間やチャンスがたくさんあります。
ぜひ勉強やスポーツなど何事にも興味を持ってチャレンジしてみてください。」
失敗したり挫折した経験から学んだことを書くと、ただの自慢話にならずによい文章が書けると思いますよ。
卒業式の祝辞の締めの言葉!気を付けたいポイントとおすすめの例文
最後の締めの言葉は、シンプルでよいと思います。
ここでたくさんの内容を盛り込んでしまうと、話す時間が長くなってしまいます。
聞いている方もまだ小学生なので、長いスピーチを聞いていると飽きてきてしまう可能性があります。
なので、簡潔に締めるようにするのがおすすめです。
例えば下のような言葉はいかがでしょう。
- 最後になりましたが、◯◯小学校のますますのご発展をお祈りし、ご挨拶にかえさせて頂きます。
- 結びに当たりますが、本日ご列席いただきました皆様のご健勝・ご多幸と、本日○○小学校を旅立つ○○名の児童の中学校生活・人生が、光り輝いたものになる事を心からご祈念申し上げ、私の祝辞とさせていただきます。
小学校の卒業式の祝辞で感動できる内容は?のまとめ
卒業式での祝辞は、PTA会長としての大きな仕事ですね。
スピーチを考えるのは苦手な方も多いと思います。
例文を参考にしてご自分の言葉を入れていくと、きっとよい感動的なスピーチになりますよ!