クリスマスが近づくと、街もイルミネーションでキラキラ輝き始めて、子どもたちの気持ちもどんどん高まっていきますよね。
そんな中で
「サンタさんは今年も来てくれるのかな?」
「プレゼントはどこに届くの?」
とソワソワしながら待っているお子さんも多いのではないでしょうか。
親としては、
「どこに置いたら一番ビックリしてくれるかな?」
「どうやって渡せばもっと喜んでもらえるかな?」
と、工夫したくなる時期でもありますよね。
この記事では、子どもが心から喜んでくれるようなクリスマスプレゼントの置き場所や渡し方のアイデアを、たっぷりご紹介していきます。
子どもたちの純粋な気持ちを大切にしながら、「サンタさんって本当にいるんだ!」とワクワクしてくれるような体験をプレゼントできるように!
思い出に残るクリスマスの演出を一緒に考えていきましょう。
定番だけどやっぱりうれしい!王道のプレゼントの置き場所
枕元にそっと置いて朝のワクワクを引き出す
クリスマスプレゼントといえば、「朝起きたら枕元にある!」というのがやっぱり定番ですよね。
子どもが眠っている間にこっそり枕元に置いておくことで、朝目を覚ました瞬間にプレゼントに気づいて、「サンタさんが来たんだ!」と感動してくれる姿が見られます。
このシンプルな演出が、サンタクロースの存在を信じている小さな子にとってはとても嬉しく、ワクワクする体験につながります。
とくに、まだ文字が読めなかったり、複雑な演出よりもシンプルな喜びを感じやすい年齢のお子さんには、枕元のプレゼントがとても効果的です。
朝の一番に目に入る場所だからこそ、興奮した笑顔や「ありがとう!」の声が飛び出してきて、親としても幸せな気持ちになりますよね。
ただし、寝相が激しいお子さんだと、寝ている間にプレゼントを蹴っちゃったり、気づかずに寝返りで踏んづけてしまったりすることもあります。
そういった場合は、壊れやすいものや細かいパーツのあるおもちゃは避けて、やわらかい素材のぬいぐるみや布製のアイテムなど、安心して置けるものを選んでみるといいでしょう。
また、目覚めたときにすぐ気づけるように、枕元の足元側やすぐ手が届く位置に置いてあげると、よりスムーズに気づいてもらえますよ。
プレゼントの置き場所にちょっとした工夫をして特別感アップ!
ツリーの下に置いてクリスマス気分を高めよう
ツリーの下にプレゼントを置くと、それだけでクリスマスらしさが一気に高まり、部屋全体が一気にワクワクする雰囲気に包まれます。
クリスマスイブの夜、子どもたちが寝静まったあとにこっそりツリーの足元にプレゼントを置いておくと、朝起きたときの感動はひとしお。
「あっ!サンタさん来たんだ!」と喜ぶ顔が目に浮かびますよね。
部屋の電気を消して、ツリーのライトだけをつけたままにしておけば、より幻想的な雰囲気を演出できます。
ふわっと光るツリーの下に並べられたプレゼントたちは、それだけでまるで物語のワンシーンのような美しさ。
写真に残しておくのもおすすめです。
もしもご自宅に大きなクリスマスツリーがない場合でも大丈夫。
ちょっとしたミニツリーや、棚や机の上に飾れるコンパクトなツリー、あるいはガーランドやオーナメントだけでも雰囲気は作れます。
LEDライトや星型のライトをプラスするだけで、グッと華やかになりますよ。
また、プレゼントの周りにフェイクの雪やクリスマス柄のクロスを敷いてみたり、メッセージカードやネームタグをつけてあげると、さらに特別感がアップします。
家族みんなでその空間を楽しんで、プレゼントを囲んで過ごす時間も、心あたたまるひとときになりますね。
大きな靴下に入れるとヨーロッパ風でおしゃれ
欧米では、クリスマスプレゼントを靴下に入れて渡すという楽しい習慣があります。
暖炉の近くや壁、棚などに吊るしたカラフルな靴下の中にプレゼントをこっそり入れておくと、子どもたちはそれを見つけた瞬間にびっくりして目を輝かせます。
朝起きて自分の靴下がふくらんでいたら、それだけで大きなサプライズになりますよね。
この方法は、サンタさんが夜の間に来てくれたという演出にもぴったりです。
それに、靴下を飾る時点からすでにワクワク感が始まるので、プレゼントを待つ時間までも楽しめるというメリットがあります。
クリスマスカラーでデコレーションされた靴下は、部屋の雰囲気を明るくしてくれるインテリアとしても活躍してくれます。
靴下に入れるプレゼントは、小さめのものがおすすめです。
たとえば、キャンディやチョコレート、お気に入りのキャラクターの文房具、ミニサイズの絵本などはサイズ的にもぴったり。
また、手書きのメッセージカードを一緒に添えておくと、より一層あたたかい気持ちが伝わりますよ。
さらに、お子さんの名前が書かれたネームタグやサンタさんからの小さなメモをつけておくと、「自分だけの特別なプレゼント」という気持ちが高まり、より深い感動につながります。
サンタさんが来た!と感じさせる演出アイデア
サンタクロースからの手紙を添えると感動倍増
プレゼントにサンタさんからのお手紙をつけてみるのも、とても素敵なアイデアです。
- 「○○ちゃん、1年間よくがんばったね」
- 「お片付けもちゃんとできたね」
このお手紙を読むことで、子どもは「ちゃんと見ていてくれたんだ」と思って、より一層サンタさんの存在を信じるようになりますし、自己肯定感も高まります。
また、お手紙に自分の名前が書かれていたり、普段の様子が言葉にされていたりすると、「本当にサンタさんが見ていたんだ!」と驚きと喜びが一気に広がります。
親にとっても、そんな我が子の表情を見られるのは、心が温かくなるようなかけがえのない時間になりますよね。
プレゼントを渡すだけでは得られない、言葉を通した心のつながりを感じられる瞬間です。
お手紙の中には
- 「また来年もがんばってね」
- 「来年は○○にもチャレンジしてみてね」
そうすることで、子どもはプレゼントを受け取るだけでなく、
「来年もいい子でいよう」
「サンタさんにまた手紙をもらいたい」
と思えるようになり、自然と前向きな気持ちが育っていきます。
さらに、お手紙をかわいい便せんに書いたり、封筒に「北極から」と書いてシールを貼ったりして本格的に演出すると、より一層リアリティが増します。
読み終わったあとも大切に保管してくれて、クリスマスの思い出がずっと色あせずに残っていくかもしれませんよ。
足跡や配達メモなど“来た証”を残そう
サンタクロースの存在をよりリアルに感じさせるには、「痕跡」を残しておくのがとっても効果的です。
たとえば、玄関やリビングの床に粉砂糖やベビーパウダーでサンタさんの足跡をつけておくと、「本当に来てくれたんだ!」と目を輝かせて大はしゃぎしてくれるでしょう。
足跡の形は、靴の底に段ボールなどで型を作って押し付ければ、本物らしくなってよりインパクトも増します。
足跡の始まりと終わりの場所を工夫すると、子どもたちの想像がより広がって、まるで本当にサンタさんが家の中を歩いたようなリアルな雰囲気になります。
また、プレゼントに「配達完了」「メリークリスマス!」と書かれた手作りのメモを貼っておくのもおすすめです。
メモは色画用紙に手書きでもいいですし、少し厚めの紙にスタンプや金色のペンで書くだけでも雰囲気が出ます。
英語で「From Santa」や「North Pole」などと書かれていると、さらに本格的に感じられて子どもも大興奮です。
手紙風の封筒に入れて、プレゼントの上にそっと添えるだけでもワクワク感が一段とアップしますよ。
さらに、包装紙やリボンにもサンタ風のシールや特別なスタンプを押しておくと。
細部にまでこだわった雰囲気が伝わって、「どうしてこんなにすごいの?」と驚く子どもの表情が見られるかもしれません。
たとえば「サンタの検品済スタンプ」や「北極圏特急」のシールなどを活用すると、物語の中の世界が目の前に広がるような印象になります。
ちょっとした工夫を加えるだけで、子どもにとってのクリスマスの魔法は何倍にも膨らみますし、親子で過ごすクリスマスの時間もより思い出深いものになりますよ。
いつもと違う渡し方で思い出に残るクリスマスを演出!
宝探しゲームでプレゼントを探してもらおう
すぐにプレゼントを渡すのではなく、ヒントをたどってプレゼントを探してもらう「宝探し形式」にするのもとっても楽しいアイデアです。
この方法は、プレゼントをもらうまでの時間も含めて楽しめるので、より思い出に残りやすくなりますよ。
まずは、簡単なヒントを書いたメモをいくつか用意して、家の中のあちこちに隠しておきましょう。
たとえば、
- 「次のヒントはお風呂の中を見てみてね」
- 「いつも使っているランドセルの中をチェックしてみて」
ヒントをたどっている間、子どもはワクワクしっぱなしで、最後にプレゼントにたどり着いたときの喜びは格別です。
メモにサンタさんのイラストを描いたり、「よく頑張ったね!」といった励ましの言葉を添えたりすると、さらに特別感が増します。
この宝探しは、時間にゆとりのあるクリスマスの朝や、兄弟姉妹がいるご家庭で一緒に楽しみたいときにもぴったり。
チーム戦にしたり、タイムトライアル形式にしたり、工夫しだいでいろんな楽しみ方ができますよ。
サンタさんからの電話でビックリ演出!
最近では、サンタクロースから電話がかかってくるようなアプリやサービスもたくさん登場しています。
これらのサービスを活用すれば、サンタさんの声で子どもに語りかけるという夢のような演出ができちゃうんです。
事前にスマートフォンに設定しておけば、クリスマスの朝に突然電話が鳴って、サンタさんの声で「○○ちゃん、メリークリスマス!」とメッセージが届くというサプライズができます。
この電話の演出は、特に幼い子どもにとってはとびきり嬉しい体験になります。
「○○ちゃん、ちゃんと寝ていたからプレゼント届けたよ」
「いつもお手伝いしてくれてありがとうね」
といったメッセージを聞くだけで、子どもは目を丸くして「本当にサンタさんと話したの!?」と驚き、感動すること間違いなしです。
また、最近のアプリの中には、パパやママの声で録音したメッセージをサンタさんの声風に変えてくれるものもあります。
これなら、子どもの年齢や性格に合わせて自由にメッセージ内容を調整することができて、よりリアルで心のこもったやりとりが演出できます。
おじいちゃんやおばあちゃんに協力してもらって、ちょっと違う声で吹き込んでもらうのもおすすめ。
より本格的なサンタさん体験ができますよ。
さらに、電話だけではなく、ビデオ通話風の演出ができるアプリもあるので、サンタさんの顔を見ながらお話しできるような体験も実現可能です。
画面に登場するサンタさんが名前を呼んでくれたり、特別なメッセージを伝えてくれたりするので、子どもにとってはまさに夢のようなひとときになります。
このような演出を取り入れることで、単にプレゼントを渡すだけでなく、「サンタさんと本当に会話した」という体験そのものが、子どもの記憶に強く残る貴重な思い出になります。
毎年の恒例イベントとして取り入れていけば、家族にとっての心温まる年中行事にもなりますよ。
まとめ|プレゼントの渡し方を工夫して特別な思い出を作ろう
クリスマスプレゼントの楽しみって、実は中身だけじゃなくて、“どんなふうに渡すか”という部分にも大きなワクワクが詰まっているんですよね。
大人にとっては何気ない置き方でも、子どもにとってはそれが「サンタさんが来た!」という大きな証しになります。
だからこそ、プレゼントの置き場所や渡し方にちょっとしたアイデアや工夫を加えるだけで、子どもの喜びや驚きが何倍にも膨らむんです。
例えば、ツリーの下に置いておくだけでなく、サンタさんの足跡を残したり、靴下の中にそっと忍ばせたり、宝探しゲームにしてみたり…。
そんな工夫をすることで、プレゼントの瞬間がただの“物をもらう時間”ではなく、“忘れられない体験”に変わっていきます。
子どもにとってはその体験こそが、プレゼントそのもの以上に心に残る宝物になるかもしれません。
サンタさんを信じるその気持ちは、子ども時代ならではのかけがえのないものです。
その気持ちを大切にしながら、家族みんなで笑顔になれるような演出を今年のクリスマスに取り入れてみてくださいね。
いつか大人になったときに、「あの時、サンタさんが来てくれたんだよ」と懐かしく思い出してくれる、そんな温かい記憶になってくれるはずです。