お歳暮に商品券は非常識!?失礼にならない渡し方

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数年前の少し肌寒くなってきた年末のこと。

8月に何とか無事に結婚できて、少し落ち着き始めた頃に、母親から言われて「そっか、結婚して家庭を持ったんだからお歳暮とか贈らないとな!」と思い、生まれて初めてお歳暮を贈ることに。

妻とも話し合って

「自分たちの両親」
「結婚式に来てくれた親戚」
「結婚して家族ぐるみで仲良くしている友人」
「会社の上司」
「妻が通っている書道の先生」

などなど「誰に贈って、誰に贈らないか」をピックアップしました。

でも、ここで問題になってきたのが、「誰に何を贈るか?」です。

結婚式の引き出物と同じように、全員に同じものを贈れればいいんだけど、

「やっぱりこの人はこれが好きだから」
「この人は金額はもっと安くてもいいんじゃ?」

とか、考え始めたら今年中に贈れる気がしなくなってきました。笑

そこで頭に浮かんだのが「商品券とかギフト券」。

これなら贈った相手の方も好きなものを買えるし、贈るのに誰に何をとか考えなくてもいいし、WIN・WINじゃん^^v

でも、ふと

  • そもそもお歳暮に商品券とかの金券って贈ってもいいものなのかな?
  • お金と同じようなものだから失礼にあたったりしないかな?
と少し不安になってきました。

  

結婚したんだからお歳暮贈らなき!でも商品券とか送っても失礼じゃない?

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独身時代には、自分がお歳暮とかを贈るとか全く考えもしなかったけど、結婚して家庭を持ったら、

  • 仲人の方や親せき
  • 会社の上司などのお世話になった人
  • これからもお世話になる人
に、お歳暮を贈らなきゃな!って考えちゃいますね?

贈る相手が決まって、さて何を贈ろうって考えた時。

相手が1人や2人ならいいけど、人数が多くなったときに「誰に何を贈ろう?」って悩むし時間もかかりますよね。

そこで便利かも?と思うのが、商品券やギフト券です。

これだと贈られる相手も自分の好きなものが買えるし、贈る側も「誰に何を贈ろう?」って考える必要もないですしね。

最近では、この「商品券・ギフト券」が貰って嬉しいお歳暮ランキング第1位になっている通り、人気があるようですしね。

もちろん、私も貰うなら商品券が嬉しいですね。

目上の方へお歳暮を贈るときには注意が必要

でも、この便利な商品券。金券と言われる通り「お金」みたいなものですよね。

実はこの場合、贈る相手には気をつけないといけません。

あなたは、自分よりも年上の上司や親戚の方に「今年も1年ありがとうございました。来年も変わらずお願いします」ってお礼を伝えるときに、一緒に渡すものが現金って、渡すことができますか?

私は年上の人に感謝の気持ちとして渡すのに、現金を渡す度胸はないですね・・・。

やっぱり失礼だよなぁって思っちゃいますもんね。

なので、やはり商品券やギフト券はとっても便利なので、ついつい頼ってしまいがちですが、贈り先が自分たちより目上の方の場合は失礼に当たります。

ただ、目上の方でも商品券などを贈っても差し支えないのが「習い事の先生」です。

ピアノや習字、英会話などの先生に対しては「儀礼のようなものなので、別に商品券とかでも構わない。っていうかその方が嬉しい」って思っている人が多いようですね。

でも、ちょっと「ひと工夫」するだけで、そんな商品券も目上の方に対して贈ることができちゃうんです。

そのひと工夫は何かと言うと、商品券だけではなく、商品券と一緒に1,000円から2,000円程度で構わないので菓子折りを台として付けておくっていうことです。

こういう風にすると、きちんとした感じにもなりますもんね。

台として添える菓子折りは、商品券の袋やのし紙よりも少し大きめの物を選ぶのがポイントです。

また、贈るときに

  • ご都合に応じてお使いいただけると存じまして・・・
  • お好みがわからないので、失礼とは思いましたが・・・
このようなちょっとした一言を添えて送ると、相手の受け取る印象が全然違ってきますよね。

お歳暮に商品券だと金額があからさまで贈りにくい場合

商品券などの金券だと、金額が書かれていて何だかあからさまなので、贈りにくい…なんて時には「金額が書かれていないギフト券」というものもあります。

有名ホテルや有名レストランのディナーを食べれたり、全国選りすぐりのグルメがお取り寄せできちゃったりします。

商品券などの金券に比べると選択肢は少なくなるけど、贈られた方が好みのサービスを好きなタイミングで受けられるのがメリットです。

このような額面が書かれていないギフト券の代表的なものとしては

  • ディナーギフト券
    有名ホテルやレストランで食事ができるギフト券
  • グルメギフト券
    全国各地の特産品などがお取り寄せできるギフト券
  • ホテルのギフト券
    ホテルのディナーや宿泊、その他マッサージなどの施設で使用できるギフト券
などがあります。

相手の喜びそうなものをチョイスして贈ってあげれば、きっと喜ばれますよね。

また、似たようなものだと、最近は結婚式での引き出物なんかで良く見かける「カタログギフト」というのもあります。

予算からはもちろん、年齢層ごとにも選べちゃういろんな種類のカタログギフトがあって、見ているだけで楽しくなっちゃいます。

くれぐれも自分たちが楽しみすぎて、相手方に贈るのが遅くなってしまった・・・なんてことがないように気をつけましょうね。

有名ホテルや有名レストランのギフト券なんかの場合、贈り先の方の住んでいる近くにそのギフト券が使えるホテルやレストランがあるかの確認は必ずしておきましょう。

せっかく贈ったのに、近くに使えるところがなければ意味がないですもんね。

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お歳暮に商品券を贈るときの金額の相場ってどれくらい?

お歳暮の一般的な金額の相場は3,000円から5,000円くらいです。これくらいの金額だと相手も受け取りやすい金額ですもんね。

金額は相手へのお世話になり具合や親密度によっても違いますが、私が贈るときに判断する、ざっくりとした考え方としては

  • 住んでいるところが近くで、お互いの行き来がある。何かとお世話になっていてこれからも付き合いがあるような場合は、5,000円くらい。
  • 住んでいるところが遠くで、時々電話で話したりする程度のお付き合い(遠方に住んでいる親戚とかがこれに街頭しますね)の場合は、3,000円くらい
といった感じです。あとは、仲人をしていただいた方には少し高めにとか、臨機応変に決めてます。

このときに注意しないといけないのは、例えば今年5,000円のものを贈った場合、付き合いの状況が変わらないのであれば翌年も同額のものを贈るようにしましょう。

何もないのに、前年より明らかに金額が低いものを贈るのは、大変失礼にあたるので気をつけましょう。

例えば、親戚の人から去年はタラバガニのセットを贈ってきてもらって「今年は何かなぁ」って楽しみにしていたとしたら。

今年は2,000円もしないタオルセットだったりしたら「何か気に障ることをしたかな?」と気になりますよね。

なので、誰にいくらくらいのものを贈ったか、何を贈ったかまとめておくといいですよね。


お歳暮に商品券ってどういう風に贈ればいい?

お歳暮で商品券などの金券を贈るときには、住んでいるところがそう遠くなくって直接会うことができる人には手渡しが確実で間違いがありません。

大きさも鞄に入るくらいの大きさなので、直接渡しても持ち帰るときに荷物になって困るなんてことがありませんからね。

でも、住んでいるところが遠方だったりすると、そういう訳にはいきません。

その場合は、郵送や宅配便といった方法になります。

送る場合に注意したいのは、郵便で送るときには何かあった時のことを考えて普通郵便ではなく、追跡可能で保証がついている方法にしましょう。

また、お歳暮を送るときには宅配便を使うことが多いので、宅配便を利用して送ってもいいですね。

最近の宅配便はネットで配達状況が確認できるものが多いので、とっても便利ですしね。

相手にちゃんと届いたか、心配で確認したいなんて人にはおすすめです。

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お歳暮に商品券を贈るのって失礼にあたる?のまとめ

送り方さえ間違わなければ、相手にも喜ばれて贈る方にとっても便利な「商品券」や「ギフト券」。

相手のことを考えて、例えば家族構成で子供がいるような家では、子供の服なんかを買うことができるカタログギフトや金券なんかだと、とっても喜ばれますよね。

それに全国の特産品をお取り寄せできるカタログギフトだと、毎年同じものを贈ると

「今年はこれにしよう」
「今年はこれにして、来年はこれがいいかな」

なっていう風に、届くのを楽しみにしてくれますよね。

せっかく感謝の気持ちを伝えるための物なので、相手のことを考えて、少しでも喜ばれるものを贈るために、金券やカタログギフトを有効活用できるといいですね。

あなたのお歳暮選びの参考になってもらえると幸いです。