ついにやってきたうちの娘の成人式に向けて、入念な準備をすませ迎えた当日。着物を着せて、会場へいそいそと出かけていく娘の後ろ姿に、感慨の深い想いでした。
「今日から体験することは、すべからく大人の仲間としての対応をされるんだよ。わかってる?」そんな想いも伝わったのかどうか定かじゃない、やや危なっかしい足取りでしたが。
それでもなんとか、ご機嫌よろしく会場に向かいました。
この記事でお伝えしたいこと 「成人式は無事に終わったものの」「仲間たちとの打ち上げ」
「一晩飲みあかし帰ってきたら、着付けが…」
っていうことについて、お伝えしていきますね。
成人式は無事に終わったものの
会場に行ってから、合間にラインで現場の様子を知らせてくれました。
今年はみんなおとなしく、なんのトラブルもない様子。「よかったね~」とほっとしてましたら、娘のトラブル発生です。
会場へのご招待のハガキを持って行ってなかったようで。なんとか入場できたそうですが、記念品はいただけませんでした。記念品はハガキと引き換えらしいです。
- 本人の持ち物を確認させる(招待状は必須)
- 自分の責任で成人式に臨むことを自覚させる
要注意!成人して、いきなりこれです。
着物を着て遊びに行く感覚なので、自覚が足りませんよね。まったくもう…!
でしたが、これからは親が口を出さなくても「本人の責任」ですから、しらないよと突き放しです。
まぁ何はともあれ、とどこおりなく成人式がすんだので、それでOKですね。
成人式が終わった後の仲間たちと打ち上げ
本人が一番楽しみにしていたのは、式が終わったあとの友人たちとの打ち上げでした。
「成人式よりも、これがメインじゃないかしら」と思うくらい、ノリノリでしたね。
これで大人の仲間入りだからと、気合が入っています。数人のグループで、着物姿のまま居酒屋へ直行しました。
家では成人式のお祝いの準備をしていたけど
家では、一緒にお祝いをしたいとお赤飯を炊き、ちょっとした懐石風の料理を並べ「早く帰ってきてね」と念押ししていましたが、どこ吹く風。
ラインで「3次会行くから、帰れない」と伝えてきたっきり、連絡がなくなりました。成人式当日。家族とお祝いなんて、夢のまた夢ですね。
わかってはいてもしっかり事前確認が大切
久しぶりに友人たちが集まるのですから、そりゃぁ優先順位はそちらが一番でしょう。
分かっていたけど。でも、せっかくの娘のめでたい日だからと、お祝い事のお食事をつくらねばならないと思い込んでた、そんな私が甘かったのかな…
- 式当日のスケジュールは打合せして、確認しておくこと
- お赤飯などの料理は、ほんとに食べたいのか聞いておく(うちは結局食べずじまいでした)
鯛の姿づくり、高くて頼めなかったんですが、無駄にならなくてすんだとちょっとほっとしました。笑
成人式翌日の朝方に帰ってきたら、着付けが…
3次会だか、カラオケだか知らないけれど、夜通し遊んで帰って来ない娘に、呆れながら次の日を迎えました。
きれいに着付けていたはずの娘の振袖が
お昼過ぎに帰ってきたときの姿をみて、ぎょっ!!
きちんときれいに着付けてもらっていたはずの、着物が危ない状態になっています。
帯がきつかったらしく、帯締めをゆるめたそうで、いまにもはずれそう。
着物が脱げちゃうかと思ったから、あわててタクシーで帰ってきたと言います。娘よ、それは大正解!!
振袖には見事なまでのシミが
でも、みんなでワイワイと一晩中騒いだあげく、慣れない振袖のそでの部分をかばいきれなかったのでしょう。
みっちりと、シミのあとがついています。
これは大変と、また洗い張りに出すことにしました。
- 成人式の後の2次会には洋服に着かえて行ってもらう
- または、2次会を後日にしてもらう
などの打合せをして、本人と充分話し合っておいたほうがよさそうですね。
着物姿で街を歩きたいのはわかりますが、節度をしらないので、おっと!!というようなイレギュラーなことが起こります。
節度の勉強は、これからというところですね。
わが子の成人式での当日の体験談のまとめ
イベントごとひとつ終わるたびに、反省もふえます。
ただ、一生に一度っきりの成人式という大事な行事は、反省を踏まえてまた今度に活かすということはできません。
準備段階からいろんなことを想定して、入念な計画が必要です。
そうしたつもりでも、うっかり忘れたということもありえますので、その時は柔軟な対応ができるようになる勉強としたらいいですね。
経験値は何事も宝物だとおもいます。成人式でよい体験をされてくださいね。